宇野碧のレビュー一覧

  • キッチン・セラピー

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    連作。でてくる料理がどれも本当に美味しそうだった。
    町田さんのことをパン生地みたいだと言っていたところが気に入った。へこんでもすぐに元に戻る、という表現がぴったりの人だと思った。彼の大きさ、ほがらかさに包み込まれるようで心地よかった。
    こんな場所があったらいいのに。自分だったら何を作るんだろう。

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    2024年10月23日
  • キッチン・セラピー

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    読むたびにセラピー受けた後みたい。
    料理って、時に癒しをもたらし、空腹を満たし、お腹にも心も満たされていく。温かい料理も冷たい料理も、その時々に応じて満たされていく。
    あぁ、なんてステキ!
     あのお店で食べたあの料理、あの人が作ってくれたあの料理、あの人が食べてくれた私のあの料理・・・、色々な思い出とともに色々な料理を思い出す。
     皆さんの思い出の一品、何ですか?

    料理が苦手な私。
    久しぶりに、家を出ていて休みを利用して帰って来た子に豆腐ハンバーグを作った。(ボソッと呟いているのを聞いたから)
    こねている間の無の時間、焼いている時間に癒された。食べた後、持って帰りたいと大事にそうにハンバーグ

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    2024年10月08日
  • キッチン・セラピー

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    誰かが私を特別にもてなしてくれること=誰かを私が特別にもてなすこと
    癒しとはそうゆうこと
    特別な思い
    特別なおもてなし

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    2024年10月02日
  • キッチン・セラピー

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    人生に迷ったり疲れたり、そんな人たちを受け止める、一風変わった診療所。
    人の数だけ生き方があって、これという正解はない。
    診療所にきた人たちは、それぞれ自分の正解を見つけ、立ち直っていく。
    でもその診療所のオーナーにも実は哀しい物語があった。
    最終話は読んでいてとても苦しかった。
    こんな話がたぶんコロナ禍にはたくさんあった。そして今もどこかで炎上し、誹謗中傷に苦しんでいる人もいるのだと思う。
    ネットは私たちの生活を豊かにしてくれたけれど、いつ牙を剥いてくるか分からない。
    そんな時代を生きているのだなぁということを、強くと感じた。

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    2024年09月22日
  • レペゼン母

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    本を読んで泣いたなんていつぶりだろう。母と息子のラップバトルのリリックにやられた。自分の全てを捧げる勢いで一生懸命子育てしたのにちっとも報われなかったと歯がゆく思ったあの頃。彼等をも、母である私が何度も期待を裏切って傷つけてたのだろうなって。あんな未熟な母だったのに立派な大人になってくれて感謝しかない。

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    2024年08月08日
  • レペゼン母

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    レペゼン母、とてもよかった!かっこよかった〜!!

    家計を支えながら子どもを育てる。一生懸命で、子どものことはもちろん大切に想っているけれど、うまく伝えられなくて。
    そういうもどかしい部分をラップで、親子ぶつかり合って。
    後半になるほど面白さと感動が加速しました。
    いい本〜。

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    2024年08月05日
  • レペゼン母

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    息子を想って旦那が残した農園も守って一生懸命に人生を駆け抜けてきたけれど大事な息子と上手くいかない感じに心がモヤモヤしつつ、最後はラップで息子に切実な想いを伝えて分かり合ってくれるのかなとワクワクしながらサラッと読んでしまいました。
    生まれた息子にずっと一緒やからねと思っているところとか、世界で1番になったと感じているところが私と全く一緒で、感情移入しやすかった。

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    2024年08月03日
  • レペゼン母

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    64歳でラップバトルに出場する事になった明子。面白い。
    夫に先立たれ1人で息子を育て梅農園を経営してきたが、その息子は問題ばかり起こす。
    明子の言葉は届かない。
    そんな息子とステージの上で繰り広げるラップバトル。ラップを通して息子の思いを知り本音を伝えあう。親子再生の物語。

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    2024年07月04日
  • キッチン・セラピー

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    ネタバレ

    ☆5に近い☆4です。

    甘すぎず、無骨ではなく
    漂う空気感が合っていると感じる作品でした。

    作品の中の人々の心が傷ついてしまうきっかけ、タイミングが自分自身と驚くほど似ていたところ、
    また料理に対する考え方、姿勢にも共感する部分が多く
    そんなところも作品に入り込めた理由だと思います。



    P264
    ふつふつと音を立てている鍋に顔を近づけると、ふんわりと熱気をはらんだ風が舞い上がった。火で温められた空気は上昇するんだなと、当たり前のことを思う。最初は鍋の半分ほどあった水がほぼなくなっている。蒸発して、空気とともにどこかに行った水たちはまだ、この部屋のなかにいるのだろうか。

    この恋人の料理

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    2024年06月22日
  • 繭の中の街

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    この人の表現は
    なんだか独特でとっても好きだ。
    不思議な世界。
    短編集でバラバラなんだけど
    全部引き込まれた。

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    2024年05月13日
  • 繭の中の街

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    不思議な空気感の短編集。表現が繊細でまっすぐ。どの話も好みだった。
    特に一つ目の天使みたいな彼女が出てくる『プロフィール』が一番好きだ。
    そう言えば著者の『レペゼン母』も良かった。他の本も読んでみたい。

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    2024年04月27日
  • レペゼン母

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    ラップの世界が身近にないので新鮮だった。
    おかん明子の喋りがテンポ良くて、早々に「沙羅より明子の方がラップに向いているんじゃ?」と思ってしまった(笑)

    中盤までは息子雄大の無責任なやらかし放題にイライラ、沙羅の健気さにウルウル、鬼道楽に勝った時にはスカッとしたし沙羅を思う気持ちに胸がぎゅっとなった。

    しかし、雄大と対決する為に過去を振り返ると、そりゃ雄大なんも喋らなくなるわ……というエピソードばかりだった。
    私の母親もこういうところあってキツいなと……自分は辛かったから仕方なかった、もっと褒めてもらいたい、私は悪くなかった、などなど、、、
    それを盾にその時の子供の心を知ろうとしないし、逆に

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    2024年03月22日
  • 繭の中の街

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    読みたい!って思ってないのに
    なぜか手にしたので読んでみた

    よかった
    羽生えてる目が1つの話が特によかった
    幽霊同士の話もよかった
    蚕育ててみた話もよかった
    学ランの神様もよかった

    なんだよ!
    短編じゃなくて長編で読みたいよ!
    って思ったけど
    短編だからいいのかも
    でもどれも
    長編読んだくらいの濃厚さがあった
    そいでどれも
    てんでバラバラなのがよかった
    1冊で何冊も読んだ感じ

    満足したので星は4つ

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    2024年02月11日
  • キッチン・セラピー

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    こんなに切ないお話だとは思わなかった。
    カレーで遠回りしても辿り着くところには辿り着いて、パフェで「違う」ことを認めて自覚して、肉で何と競争していたのか気付き、塩辛い思い出を抱いて。
    キッチン・セラピーは荒唐無稽と思わせておいて、モネさんはきちんと導いてくれる。
    コロナ禍のエミの辛さは計り知れない。誹謗中傷には憤慨する。された人は無気力になり、最後には消えてしまうかもしれないのに。
    カレーのセラピーは一回やってみたい。何もかもぶち込んで、これだ、と思う味になるまで味を調整して煮込んでしまいたい。

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    2025年12月30日
  • キッチン・セラピー

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    理想の自分と思い込んでいるものに縛られて、周りが見えなくなって空回りしてゆく、身に覚えのある感情の描写に苦しくなるほどだった。他者にどう思われているかも思い込みかもしれない。自分が本当に欲するものを食べて自分を大切につくることが生きるということ。

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    2025年12月18日
  • レペゼン母

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    ほんタメで紹介されてた作品。
    ラップに興味がない母が、ラップを通して親子の会話をしようとする姿勢に胸打たれた。

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    2025年12月11日
  • キッチン・セラピー

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    可愛い表紙に惹かれました。少し変わったセラピーのお話しです。現状を変えるため、一歩踏み出す事はすごく勇気がいるけど、そのきっかけを料理が救ってくれます。

    人は心身ともに健康じゃないと、食べられない。
    そして料理は、周りの人も自分も元気にしてくれる要素を持っていますね。

    人それぞれの環境で、様々な問題があって生きている。

    悲しい現状の向き合い方も人それぞれ。宗教上の概念の違いがありますが、それは強制されるものなのではなく、互いを受け入れることも大切なんだと思いました。
    最後の、食事をとりながら泣く場面に感動します。
    とっても前向きになれる、素敵な本でした。

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    2025年11月23日
  • レペゼン母

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    義理の娘の代わりにラップバトルに参戦する梅農家っていう設定が面白い。
    あらすじだけ読むとコメディ作品かと思うけど、息子とのすれ違いや苦悩も描かれてて、最後まで読むとちゃんと家族の話だった。
    家族物の小説は苦手意識があったけど、ラップって自分の持ち時間が短いから、自分が伝えたことを絞って話してくれてる感じがあってこの作品は読みやすかった。親子ラップバトルは泣けた。

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    2025年11月17日
  • レペゼン母

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    親の心、子知らず。子の心……
    母は強し……

    ラップバトルを読み、ニヤニヤしながらも、
    親孝行しなきゃと、ふと思わされました。
    面白かったです。

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    2025年11月17日
  • アンダーザスキン

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    永く残るものってなかなか決断しにくい。早くに自分のこと進む道を見つけ、ただひたすらそれに向かって突き進んでいけるって力強い。どこからそんな力が出てくるんだろう。母の愛?

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    2025年11月14日