宇野碧のレビュー一覧

  • レペゼン母
    ラップするおかん、どーしようもないバカ息子、テーマとストーリー性がデビュー作とは思えないほど面白かった。
  • レペゼン母
    面白かった!!
    息子がどうしようもないダメ息子だけど、息子には息子の言い分があり、母に母の言い分がある。
    普段言えなかったこともラップバトルでぶつけ合う!
    感情のぶつかり合い!
    これは音声ありで聞いてみたい。
  • レペゼン母
    話題になってたから読んだ。スルスルッと一気読み。
    親と子どものラップバトルとか聞いたことなかったけど、最終的にはおかんの子離れっていう話やった。
    最後のリリックには泣きそうになった。
    親がずっと子供に対して回顧してるシーンや、謎が解けないもやもやが見てて辛かった。
    今月一番良かったかも。またよみたい...続きを読む
  • レペゼン母
    面白い。

    最近、推しのYouTuberが昔やっていたラップを披露する機会が多く、ラップバトルにも興味がわいてきたので読んでみましたが…
    これは本当に面白い。
    母親として毎日子育てに奮闘していますが、確かに主人公はレペゼン母。母親の気持ちをとても良く表現していて、共感の嵐。
    最後は泣きました。
    リリ...続きを読む
  • レペゼン母
    『自分の不完全で不恰好なピースを寄せ集めて、それが奇跡的にかちっとはまって、逆転してかっこいいモノができるのがヒップホップだと思ってる』

    いや〜最高。爽快で痛快なヒップホップ小説。
    主人公・明子は60代の梅農家。夫に先立たれたあと、自分で経営するしかなくなり、アルバイトを雇って30年間切り盛りして...続きを読む
  • レペゼン母
    すごくよかった!明子の言葉、思考にうんうん!と何度も頷きながら読み進め、笑って泣いて温かな気持ちで読み終えた。
  • レペゼン母
    黄色い表紙が印象的で、軽いストーリーかな?
    と思わせておきながら、すごい熱量で感情を揺さぶってくる最高の本だった。


    梅農家の母・明子と、ダメ息子・雄大が、ラップバトルで本音をぶつけ合うというストーリー。
    当然専門用語も多く出てくるが、馴染みのない読者(私のこと)も全く心配はいらない。
    なぜなら主...続きを読む
  • レペゼン母
    前代未聞のバウト、先行、○○!後攻、明子!8小節2本勝負。ブリングザビート!

    笑いあり涙あり。想像をはるかに超えてくる、感動の家族ドラマ×最高のエンターテイメントショウ!

    梅農園を女手ひとつで経営する深見明子64歳。「べしゃり」の達者なオバやん。
    だらしの...続きを読む
  • レペゼン母
    ダメ息子雄大と、母親明子のラップバトル。
    最初は、明子の「息子に対する思い」に共感し通しだったけれど、後半になるにつれ、そんな明子の気付きが読み手である自分自身をチクチクと責めてくる感覚。だんだん苦しくなってくる。
    なぜって、この二人は私と息子そのものだから。(きっとそう感じたのは私だけじゃないはず...続きを読む
  • レペゼン母
    梅農家を営む母明子とダメ息子雄大がラップバトルで本音をぶつける

    親の想い、子どもの気持ち

    笑って泣けて、そして自分の子育てはどうだっただろうかと振り返るきっかけを与えてくれる作品

    子どもとの些細な日常をもっと大切にしようと改めて思った

    爽やかな読後感
  • レペゼン母
    いやー よかったわー。途中まではダメ息子と強い母、そして母に更なる元気を届ける義理の娘の話に感情移入して楽しんで。次は親子の中々交わらないそれぞれの想いや事情、いずれにも「うんうん、そうだよね」と心が入り込んで。
    予定調和に収まらないストーリー。風景描写も素敵で、楽しんでじんわり残る読書体験でした。
  • キッチン・セラピー
    すごく好きな感じだった。
    2つめの家族のお話でポロポロ泣いた。
    そうなんだよね、
    ほんと誰と戦ってるんだろう。
    やらなきゃ。こうしとかなきゃ。
    っていつのまにか思ってる。
    条件ばっかり考えて、自分の好きや欲求は後回し。
    子供が小さい頃家族で行く外食で、自分が本当に食べたい物は頼まなかった。
    今は頼め...続きを読む
  • レペゼン母
    おかん代表とダメ息子がラップバトルで今までの想いをぶつけ合う。

    展開も早くてポップな話なのに、親子のすれ違いが解けてくラップバトルのシーンは感動して泣けてきたのがすごい。
  • キッチン・セラピー
    パフェの話は子育て中の身として共感することばかり。自分が好きなフルーツ、本当に好きだと思うものって…?子供達が好きだから、とか楽だから、とか。そんな基準で自分も物事を決めているところがあるなぁ。
    それぞれが違う形で自分を見つめて前に進み始めていくところがとてもよかった!
  • キッチン・セラピー
    料理を作って心癒やす、家にある食材を全部使ってカレーを作る。パフェを作る。肉を食べるそれもジビエで、こんなにもおもしろい発想力はないと思う。デビュー2作目これからも期待大の作家さんですね。あなたも読んで癒されて下さい。
  • 繭の中の街
    この人の表現は
    なんだか独特でとっても好きだ。
    不思議な世界。
    短編集でバラバラなんだけど
    全部引き込まれた。
  • 繭の中の街
    不思議な空気感の短編集。表現が繊細でまっすぐ。どの話も好みだった。
    特に一つ目の天使みたいな彼女が出てくる『プロフィール』が一番好きだ。
    そう言えば著者の『レペゼン母』も良かった。他の本も読んでみたい。
  • 繭の中の街
    なんだかちょっと不思議な世界観の短編集。
    短編集であるあるだけど、すごく楽しめるものと何だかあまりハマらない作品があった。
    就活中で恋人とも何だかうまくいっていない大学生が花屋で兄と知り合いの女性と知り合う話が楽しかった。気功を教えているというその女性に惹かれる主人公。えーどうなっていくの?と思った...続きを読む
  • キッチン・セラピー
    面白かった。自然体で過ごして、人にもなじめる町田さんが羨ましい。

    第3話のましろさんの話は切ない。狩猟を教えてくれた実君に好意を持ったが、タッチの差でケガをして入院した時の看護師に持って行かれてしまったという。プライドや見栄があだとなったけど、努力して医者になった背景を考えるとやむなし。今後、いい...続きを読む
  • レペゼン母
    ラップの世界が身近にないので新鮮だった。
    おかん明子の喋りがテンポ良くて、早々に「沙羅より明子の方がラップに向いているんじゃ?」と思ってしまった(笑)

    中盤までは息子雄大の無責任なやらかし放題にイライラ、沙羅の健気さにウルウル、鬼道楽に勝った時にはスカッとしたし沙羅を思う気持ちに胸がぎゅっとなった...続きを読む