宇野碧のレビュー一覧

  • レペゼン母

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    書店員さんのおすすめで読んだ本。
    軽快な文章で読みやすい。が、わたしは終始心が痛む。
    ワンオペで子育てをした私は自分もしてしまった過ちばかり。自分自身を客観視させられる作品だ。

    子育てはやり直せない。時間は巻き戻れない。
    親子は難しい。相性もあるけど、血のつながりがなんとも邪魔してしまう。
    息子とのバトルで初めて親子で本音をぶつけ合うシーンは印象的だ。
    息子の抱えていた葛藤を知り、衝撃を受けるが、そのうえで、認めてくれよと言う息子に対して、「もうそれをするのは私じゃない、認める許す責任取る 全部やるのは自分自身 自信と人生作るのは自分 だからへその緒を切る おかんをやめる さよならや」と言い

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    2026年07月29日
  • レペゼン母

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    和歌山の梅農家で働く深見明子は、早くに夫を亡くし女手ひとつで息子の雄大を育ててきた。
    だがその息子は、二度の離婚に借金まみれ、挙句に妻を置いて家を飛び出したまま行方知れず。
    今だに借金の督促が明子の元にくるという…ダメ息子。

    偶然にも雄大が、ラップバトルの大会に出場することを知った明子は、これが最後のチャンスとばかりにラップで対決することに。
    言ってやろう。叫んでやろう。この胸にある思いの丈をラップに乗せて。


    肝っ玉母さんというイメージの明子が、ラップをするということに驚くが、やり出したら凄いじゃないかと応援してしまう。
    どうしても、罵り合い、野次る、と悪いイメージしかなかったが、この親

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    2026年07月08日
  • アンダーザスキン

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    彫り師をしている母娘の話。
    これまでタトゥーについて考えたこともなかった。
    主人公が幼い頃に純粋な眼差しでもって、母親の体に描かれている模様をきれいだと感じるところが素敵だ。

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    2026年07月04日
  • キッチン・セラピー

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    私は料理が題材の本が好きなので、題名で読みたいと思った本でした。
    読み始めてみると、思ってた物語とはちょっと違う物語だったけど、読みやすい物語でした。
    読んでいて印象に残ったのは、料理には「正解」がないということです。
    同じレシピでも作る人によって味が変わるように、生き方にも一つの正解はないのかもしれません。失敗してもやり直せるし、少しずつ自分らしい味を見つけていけばいい。そんなメッセージを受け取った気がしました。
    この作品は、大きな事件が起こる物語ではありません。
    でも、その分、一人ひとりの気持ちの変化が丁寧に描かれていて「明日も頑張ってみよう」と優しく背中を押してくれる一冊でした。

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    2026年07月02日
  • アンダーザスキン

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    ネタバレ

    「私、タトゥーイストになりたい」
    母の肌に彫られたタトゥーの美しさに魅せられ、同じ道を志した針生榴。
    厳しい修行を積み重ねてタトゥーイストとなった榴だが、ある事件を機に母と決裂してしまう。
    辛く苦しい別れを乗り越えタトゥーショップを開いた榴だが、慣れない経営者の仕事に弟子との対立、そして世間からの偏見の眼差しに晒されるうちに、本来の自分がわからなくなってしまい……。
    「魂がもとめるものを、なかったことにできない」
    タトゥーイストとして生きる榴が辿り着いた答えとは。

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    2026年06月06日
  • レペゼン母

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    いや〜おもしろかった!!おかんのラップの悪口おもろすぎて笑ってしもた笑 それにしても沙羅ちゃんいい子すぎる( ; ; )♡
    お母さんと息子のギスギスした関係に、お互いの想いをのせたバトルシーンはよかったです!!見てたようで見えてなかった、寄り添ってたようで寄り添えてなかった。この本を読んで相手のことを想う大切さを改めて気付かされたような気がしました。

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    2026年05月08日
  • レペゼン母

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    レペゼン母ってことは親子の心温まるラップバトルかな、と勝手に想像して読み始めた。
    ちょっと違ったのがすごく良かった!

    あまり調べずに読んでほしい。
    いい意味で裏切られるというか、
    正直あまり語りたくない。
    知らない人にこのまま読んでほしいから。

    朝、ひとりで梅農園に立つ静けさ。
    空気の澄み方とか、光の入り方まで伝わってくる感じ
    ラップバトルとの緩急があって、そのギャップもお気に入り。

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    2026年05月01日
  • レペゼン母

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    梅農家の母ちゃんとその息子がラップで戦う家族の話
    読みやすいし、ラップのとこの文章が字体が違うので分かり易い
    家族の絆の話って全く読んだことないけど、これは面白い

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    2026年03月15日
  • アンダーザスキン

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    タトゥーを入れていた母親カズキに憧れタトゥー職人になることにしたリュウ

    高校生の時に母親にタトゥーを教えてもらい他の人にも入れていることがばれ高校を中退

    その後工場で住み込みで働くが人件費削減のためクビになり昔の知り合いをたどりタトゥー職人となる

    職人となり経営者となりある日医師資格を持たないと法に触れると警察から言われ裁判に

    様々なタトゥーを彫る外国の人や仲間と出会い絶望も光も経験する

    皮膚一枚だけどそれが大きい

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    2026年01月11日
  • キッチン・セラピー

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    良かった。家にある全てのものを入れて作るカレー。完璧なパフェ作りに宮古島に行ったり、刺激と欲望の果に野生動物を狩る。まさかエミが亡くなってたとは

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    2026年01月04日
  • レペゼン母

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    親にしてほしかったことって意外と親からしたらそんなこと?ってなるやつなんだろうな。それに気づいてちゃんと向き合ってくれたお母さん。レペゼン母だよ。

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    2025年11月29日
  • アンダーザスキン

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    ネタバレ

    タトゥーイストというマイナーな道をひたすら突き進む主人公の女性
    育ての母のタトゥーを見て幼少期から、タトゥーに魅せられた主人公は、差別や偏見の中、困難に真っ向から立ち向かって行く
    周りの人たちに助けられながら、1番身近な夫とはすれ違ってしまい、最愛の息子にも上手く愛情を注げなくなってしまう
    それでも母や職場の仲間の助けにより、闇を抜け出し、また新しい一歩を踏み出していく
    読み終わって勇気をもらえる作品だった

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    2025年11月14日
  • レペゼン母

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    【ヘッズをも唸らす母親としての意地を感じる本】

    還暦を超えた母・明子が訪れたのは、若者が集うHIPHOPのMCバトル会場。和歌山の梅農園を経営している身からすると異世界に置いていかれたようだった。

    息子の三度目の結婚相手の沙羅がMCバトルに参戦するのを応援するために田舎から出てきたのだった。若い女だからとディスられて、サイファーの雰囲気も向かい風となり、敗北する。

    梅農園の仕事の最中、明子は交通事故で入院することに。そこで聴いたのが沙羅がおすすめしてくれたHIPHOPだった。元々リズム感の素質があったのも味方し、沙羅の練習相手になるまでにスキルアップ。

    再度義理の娘がエントリーした大会

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    2025年11月13日
  • キッチン・セラピー

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    途中まではちょっと変わったカウンセリングの話かなと思ってたけど最後レストインビーンズで一気に引き込まれた。
    モネってパン生地みたいっていうのと
    いい塩梅って言葉が心に残った。

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    2025年11月10日
  • レペゼン母

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    元気が出る小説が読みたいなと検索して出てきた本。
    おもしろかった!でも思いの外鼻がツンとして目頭熱くなった。
    親子のすれ違いをこういう風にぶつけ合うってなかなか出来ないよね。子目線で、親目線で、親子って親子だからこそ難しい。親としっかり心のうち話したことってあったかな。自分の子のこと、ちゃんと褒めて話も聞いてあげられてるかな。
    そして『ワシと孫と富士山』で沸いた。

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    2025年10月28日
  • レペゼン母

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    ネタバレ

    60歳過ぎで梅農家を切り盛りする「母」明子が主人公。
    息子が幼い頃に夫を亡くしてから、女手一つで育児に仕事に奮闘してきたが、その一人息子はどうにも問題児。現在は何度目かの家出をした息子が残した結婚相手(明子からみたら義理の娘)さらと2人暮らし。
    そんなさらに頼まれ同行したラップバトル。
    ……という話。

    元々、口が達者な明子はさらのラップの練習に付き合ううちに少しずつコツを掴んでいくが、その実力を発揮する機会が図らずも訪れる。さらを守るため相手と喧嘩する手段として。

    最終的に息子ともラップバトルをする流れになるが、その過程で過去を振り返り、息子や自分自身と向き合うことになる。
    そこがこの話の

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    2025年10月26日
  • アンダーザスキン

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    ネタバレ

    ものすごく好きな作品でした。
    私自身、タトゥーを入れてるわけではありません。入れたいなという気持ちはあるけど、
    温泉入らなくなったら困るなあ…などデメリットに対する考えがまだあるからです。
    しかし現実では少しずつ温泉に入れるか入れないか問題も変化してきている。
    これは榴のような人々が、啓蒙活動を行ったり、タトゥー=嫌な人とならないような行動をしてくれたおかげなのでしょう。
    物語の中で、榴はファーストペンギンだったのですね。
    実際に調べてみたところ、2023年ごろから安全管理のガイドライン案ができていたり、厚労省による「アートメイクの取扱い」に関する通知が出ている。やはりどこかに榴のような人物が

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    2025年10月23日
  • レペゼン母

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    リリックが軽く見えて重いー!
    バトル、サイファーの時にトラックは聞こえねど脳内DJが良い感じに流してくれてめちゃ楽しく読めた。

    たとえ家族でも人に思いをぶつけるのってものすごく気を使う。
    だから黙ってしまう雄大の気持ちも分からなくは無いけど。思ったことをなんでも言ってしまう沙羅との対比が第三者目線で微笑ましかった。

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    2025年10月18日
  • レペゼン母

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    ネタバレ

    もちろん面白くていい作品だったことは前提で。
    シンプルな痛快ラップバトル活劇として見てみたかった……!
    話の主眼は母と息子の結構ヘビーなすれ違いであり、過去の記憶や内省などで深く掘り下げられているため、真摯な重みがある。
    ゆえに放蕩息子とラップでバトル!みたいな軽快さは薄れてしまっている。
    でも、こうでなければ「母ちゃんをやめる」というパンチラインはキマらなかっただろうなと思うし、母の思いの変遷は胸に迫るものがあった。
    読み応えのある素敵な作品でした。

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    2025年10月17日
  • レペゼン母

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    ネタバレ

    面白くてスラスラ読んだ。

    元々私自身がダンスをやっていたり、音楽が好きで、ストリートカルチャーに触れていたこともあるかもしれない。

    息子の嫁がきっかけでラップを始めた母親。そして、最終的には、過去に色々あって、不仲になってしまった息子とMCバトルで本音をぶつけ合う興味深いストーリーだった。

    この本を読んでて思うのは、「無意識のうちに自分の価値観を人に押し付けている」ということ。

    セオリーだったり、何事も原則みたいなものがある。それは人それぞれの価値観も同じだ。
    自分の価値観に合わないと、違和感を感じたりして、態度や発言に表れてしまうことがある。

    しかし、この本で母親の視点と息子の視点

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    2025年09月30日