三木那由他のレビュー一覧

  • 言葉の風景、哲学のレンズ

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    ネタバレ

    学問としての哲学のものの見方や考え方を、分かりやすい例えで噛み砕くことで問題提起してくれているのだけど、やっぱりちょっと難しくて…途中何度か音読しながら理解しようと頑張らないと読め進められなかった
    ちょうどオリンピックで女子ボクシング選手の問題もあり、当たり前のことながら、一概に語れることではなく各々のケースによって状況は異なるけれど、まずは正しく知ること、考えること、思いやること、どうしても生じてしまいがちなコミュニケーションのズレを埋められるようになりたいと思った

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    2024年08月10日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    「約束事の形成」としてのコミュニケーションと
    「コミュニケーションを通しての操作」としてのマニピュレーション
    マニピュレーションをそれと判定する仕方が気になる

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    2024年08月08日
  • 言葉の展望台

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    なにげない会話やコミュニケーションの中で言葉が持つ意味、その暴力性や危うさについて、言語哲学を専門とする著者があーでもないこーでもないずっとぐるぐる思考してる感じ。しかも日常のエピソードをもとに深掘りしていくからとても面白い。とくに気に入ったのはすだちかレモンかの話。ミルクボーイの『コンフレークやないか、ほなコンフレークとちゃうか』状態でとても面白かった。

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    2024年07月05日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    ネタバレ

    コミュニケーションとマニュピレーション。会話が単に情報を伝達するものではない。というのが本書の主張である。
    マンガなどの作品を引用している箇所が多い。できればそういうった作品を事前に予習(復習)してから本書に望むことが望ましい。というのもネタバレになっている。もしくはコンテキストを十分に堪能できない可能性があるからだ。
    コミュニケーションの問題とはそもそも何か。それを知るには読んでおきたい。

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    2024年06月16日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    会話の哲学?と思い読んでみました。会話は物理学では音の伝播ですし、発話に関して言えば医学的にも肺からの呼吸が整体を振るわし咽頭・鼻腔口腔で共鳴し口唇で調音し表出されると言えるかもしれません。では哲学の面からとは?
    読んで面白かった。言語学にも似た観点があるので読みやすかった。サルプルがみんな知ってるマンガが多く、とっつきやすかったです。
    私が一番ハッとしたのは言語的暴力の話です。暴言やモラハラとは違う、言葉の暴力的側面にハッとしました。なんとなく気がついているものの、言語的暴力と言われて、ストンと腹に落ちました。読んでとても良かったです。

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    2024年06月06日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    日常的に行う会話という営みを、コミュニケーションとマニピュレーションという観点を持ち込んで捉えるとどういう見方ができるのか、解説してくれる。
    いくつかのアニメや映画、などの登場人物たちの会話を分析する過程に、のめり込んでしまう。そして会話という行為の解像度が上がって楽しい。
    哲学、という言葉がタイトルに入っていて読みづらいかと思ったら、全くそんなことない。読みやすさはここ最近読んだ本の中で一番だった。

    会話の中でマニピュレーションは時に人を傷つけてしまう側面もある。コミュニケーションを曖昧にして約束事を後からすり替えられるようにしておくことは、話し手が圧倒的有利。しかもそれが何らかの差(権力

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    2024年03月10日
  • 言葉の風景、哲学のレンズ

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    哲学は結構好きだけど、時折痛いところを突かれることがある。
    日常的に言葉を扱っているくせに深く考えずに発言しているんだよな。
    『からかいの輪の中で』を読むと、嫌な気持ちと後ろめたい気持ちが同時に沸き上がる。
    何故あの子はあんな顔をしたのか。
    どの言葉に引っ掛かりを覚えたのか。
    答えを知る術は無いのに今でもモヤモヤすることは意外と多い。
    毎度の事ながら、こういうモノの見方があるんだなあと気づかせてくれる三木さんの著書は好き。

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    2024年02月17日
  • 言葉の風景、哲学のレンズ

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    初めてこの著者の本を読んだ。
    タイトルに魅かれて手にした。

    言葉のコミュニケーション、
    話し手の言葉は、その人そのものがどんな立場でどんな力があるかによって、聞き手の人に伝わり方が違うと思う。
    時には、話し手の真意が捻じ曲げて取られることも少なくない。
    とくにSNSの中では、いい事も悪い事、拡散される。

    コミュニケーションをとる前提に、話し手と聞き手の人間関係がどうなのか、重要に思う。

    著者がカミングアウトをして、家族や友人に受け入れられたことはとてもよかった。
    母親は、幼少期からきっと気づいているものだけど。
    世界中でたった一人でも味方がいれば、心強い。

    よく、色眼鏡で見る、というが

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    2024年01月07日
  • 言葉の展望台

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    謝罪は決して何かの終わりや決着ではない。謝って解決するのではない。むしろ、謝罪は新しい始まり。 自分が後悔しているということをはっきりと相手とのあいだの約束事とし、その約束事に身を委ねて生きることを、謝罪は告げている。

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    2023年05月16日
  • 言葉の展望台

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    話し手の意図を伝えるとき、聞き手の意味へと改ざんされる。同じ言葉の地図を持っていない限り、会話は聞き手により変容する。
    日常でよくあることで相手が勘違いしているのをわかっているが面白おかしくなっているので、誤解を解くことは少ない。
    聞き手は会話を引き取るという責任を持つことで会話を言葉だけの意味ではなく、裏の意図も同時に受け取るのである

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    2023年02月07日
  • 言葉の展望台

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    先に読んだ本とジャンルが似ていたのか、「マンスプレイニング」をインプットした。
    なんとなく、痒い。
    レディがファーストされることとの違いを考えてしまう。痒い。

    「セクシュアル・ハラスメント」の話題では「ともかくまずは言葉をつくり、たとえそれが広い社会での蓄積に含められずとも、せめてその言葉を必要とする者たちのあいだで共有される、ということが重要なのかもしれない」

    しかし、一方で「松岡さんは、『アウティング』という言葉の意味がそれと同様の仕方で変質し、それによってその言葉に込められているはずのマイノリティの経験がその言葉によって表せなくなってしまうことを危惧していたのだろう」ともある。

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    2022年11月27日
  • 言葉の展望台

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    普段何気なく使用している言葉やコミュニケーションを哲学する。
    これまで特に深い考えもなく会話していたつもりだった。
    でも実はそこに、無意識の意図や自身の属するコミュニティが透けて見えてしまうことがある。
    言葉は“その言葉以上のもの”を相手に伝えてしまう。
    だからこんなにも奥深くて興味深い。

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    2022年10月16日
  • 言葉の展望台

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    普段の言葉のやりとりは、単なるコミュニケーションの手段ではなく、人間関係を構築するための重要な土台。そしてそこには意識/無意識にかかわらず、さまざまな意味が込められている。その人が発した言葉から心理を推測するのは容易ではない。

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    2022年09月14日
  • 言葉の展望台

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    著者の日常から、そこで起きた疑問や喜怒哀楽を言語哲学を通して"気持ち"の謎を解明していく。
    哲学は難しそうと思いつつ理解のための道具(補助輪のイメージ)として使っていくエッセイ。
    もう「ただの言葉」とは言えない。

    「謝罪の懐疑論」が今の悩み(反省しているのかどうかわからない人を相手にする)を理解するのに役立った。

    言語哲学を通して見た日常の中にある疑問、言葉は「言っただけ」ではなく発話したこと自体にも意味がある。
    言霊(言うことにより願望として捉えられる)とかを連想するけれども、霊的なモノではなく哲学の視点で解説してくれて面白い。

    著者の疑問、自身の気持ちについて解き

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    2022年09月01日
  • 言葉の展望台

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    言葉やコミュニケーションについてネチネチ書かれているエッセイ。と、思っていたらいきなり自身がトランスジェンダーだと名乗りだして驚いた。

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    2026年02月15日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    漫画や小説の会話を取り上げて解説しているのだが、LGBTの内容だったり殺人事件だったりなど、特殊ケースな会話すぎて現実味がない。
    第一章のコミュニケーションとマニピュレーションの違いは面白かった。コミュニケーションは約束事の構築、マニピュレーションは心理や行動の操作が目的。
    漫画の引用がかなり多いので目には優しい。

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    2025年11月24日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    文体や取り上げる題材が個人的に合わなかったので4章くらいまでで読むのをやめてしまいました。
    コミュニケーションは約束事の積み重ねという考え方を知ることができたのはよかった。

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    2025年08月23日
  • 言葉の風景、哲学のレンズ

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    言語哲学の本だと思っていたので、どの話にもジェンダーがベースに出てきたことに単純に驚いた。本の紹介文や「はじめに」に、記載しておいていただけるとありがたい。
    哲学を実生活に落とし込むような試みが興味深い。失礼な言い方にはなるが、ごちゃついているような印象を受けるのも生活感があった。
    色々と思考している著者と比べるとカケラも考えていない自分がヒトとして同時に生きていること自体、面白いなあと思うような内容だった。

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    2024年12月30日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    様々な作品に登場する会話を哲学的に捉えるという、初心者にも分かりやすそうな内容で気になって読んでみた。
    会話には大きくコミュニケーションとマニピュレーションという働きがあると見ることができるそう。
    コミュニケーションは言語化されたやりとりを通じて互いの間に約束事を形成すること。
    マニピュレーションは言語化(約束事を形成)せずに相手に何かしらの影響を与えること。
    様々な作品に登場する会話を具体例に、この観点で考察を深めていく。
    分かりやすいとは思いつつ、当たり前のことでもあるように感じで、それなのにわざわざなんでこんな風に会話を捉え考えようとしてるのか、途中まではその意図を汲みきれずにいた。

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    2024年10月29日
  • 会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

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    Audibleにて 。
     面接をこういった2つの側面から見たことはなかったので、なかなか斬新であった。

     比喩には、考えを促すというブースターとしての機能もあるのだな。マニピュレーションという視点で見ることで、自分の発話パターン、その意図がよく理解できた。

     ある記者会見を見て…
     言った言わないではなく、そのような発言(問いかけだったとしても)の裏にどういうマインドセットがあるかを問題にすべきというのは重要なポイントだ。
     また、李下に冠を正さず…紛らわしい発言をしないことも重要だろう。

     自分の発言がどこから生まれ、そして受け取られ方を含め、どのような影響を及ぼすか、こういった幅のあ

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    2024年05月02日