会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~

1,012円 (税込)

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私たちは会話を通じて何を伝え、何を企んでいるのか。あるいは相手の心理や行動にどんな影響を及ぼそうとしているのか。気鋭の言語哲学者が、『ONE PIECE』や『鋼の錬金術師』などの人気のフィクション作品を題材に、「会話」という営みを徹底分析! コミュニケーションとマニピュレーションという二つの観点から、会話という行為の魅力と、その実態をわかりやすく解き明かす。

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会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでいてハンターハンター24巻でイカルゴがキルアを助けた後のシーンを思い出しました。
    今まであの会話がずっと引っかかっていたのですが、この本を読んでようやく腑に落ちました。

    キルアは助けてくれたイカルゴに対して、今後はお礼なんて言わない。お前も俺が助けたときにありがとうなんて言うな。友達がサポー

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションは話し手と聞き手との間に約束事を形成するものであり、マニピュレーションは聞き手を話し手の意図通りに操作することであり、両者は区別される必要がある。この両者の様々なズレやバリエーションについて漫画や小説などのフィクション作品における会話を題材に解説していく。素晴らしくわかりやすかった

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    近年の「論破」ブームへの批判にもなっているような気がしました。マニピュレーションをうまく使ったもん勝ちの社会:

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    なるほど会話とは意味のやり取りだけでは無い
    とこの本から学べます。

    すでに分かりきっていることではありますが、
    本人の口から言わせることに意味があったり、
    逆に反対の行動を取らせるための発言などが
    会話には存在します(「押すなよ〜」「押す
    なよ〜」のアレです)。

    意味のやり取りを会話のバケツリレ

    0
    2024年12月24日

    Posted by ブクログ

    相手との約束の形成。
    共通の認識を持つ(約束する)ことがコミュニケーションとしての基本。
    それを実現してるように見せて共通の(意図的な)認識に仕向けるマニピュレーション。

    好きな作品を見返したくなった。
    愛らしい会話が溢れてる。

    0
    2024年09月09日

    Posted by ブクログ

    非常に興味深いテーマの新書が目に入り手にしたお陰で、楽しく読むことができました。

    ふだん、私たちがしている、「会話」というものを考察しました、という内容でした。

    導入も内容も順序も、とてもよく整っていて、古今東西にあるお馴染みの漫画・小説・映画の中での「会話」を分析しながら、コミュニケーションと

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    「哲学」という難しい響きに先入観があった私ですが、三木那由他さんの語り口は淡々としているようでどんどん読み進めたくなる柔らかさがあったように感じました。
    普段無意識に行っている会話についていざ言語化されると「そういえばあのとき私は…」と自身の過去の発言なんかが思い返され、読んでいてずっと不思議な気持

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    普段からなんとなく分かってると思って、見聞きしたり使ったりしてる会話を改めて考えるのが新鮮だった。「お互いに今、○○という約束ごとを作ってそれに沿って会話する」という、コミュニケーションは約束の積み重ねだというのが面白かった。特に意識してなかった分、確かになぁ…と思った。
    漫画や本・ゲームから会話を

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    三木由那他さんの文章が好きになって読みやすい本を読んでいます。
    『会話を哲学する』難しそうですけれど、丁寧に身近なマンガや小説などから引いた会話を使って説明されていて解りやすい。
    まだまだ会話を分析する迄には全く至らないが、自分のした会話を顧みて「あぁなるほどね。こういう会話が著者があそこで書いてい

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    演劇におけるサブテキストや、スタニスラフスキーの「目的」の話と本当によく似ていて、というよりも同じもののように思えてすごく納得できる内容でした。

    ふだんの会話への思考も深まるのですが、何よりも創作に携わる人(とくに演じる仕事に携わる人)はぜひ一度読んでみてほしいと思うような本です。

    フィクション

    0
    2023年12月29日

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