言葉の風景、哲学のレンズ

言葉の風景、哲学のレンズ

ビジネス・実用
1,430円 (税込)

7pt

4.0

言葉のコミュニケーションは、希望と切実さと複雑さに満ちている。

「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位『言葉の展望台』著者が贈る、最新哲学エッセイ!

「痛み」を伝える言葉、webの中の私の「言葉だけの場所」、「どういたしまして」の可愛さ、当事者視点からの語りかた、「からかい」が起きる場面、メタファーが見せてくれるもの、定義することへの懐疑、カミングアウトの意味とその先……。

さまざまな哲学の概念や理論はそれぞれが一個のレンズで、このレンズを使って見た風景と、別のレンズを使って見た風景と、その両方を通した風景はすべて違っているかもしれないし、そのどれかが正しいわけではないかもしれない。でもいろいろなレンズを通してみることで、裸眼で見たのとは違う風景の可能性に気づき、新しい仕方で物事を理解したり語ったりしていくきっかけになるかもしれない。(本書「はじめに」より)

【目次】
痛みを伝える
言葉だけの場所
「どういたしまして!」の正体
該当せず
からかいの輪のなかで
たった一言でこんなにもずるい
給料日だね!
言葉のフィールド
カミングアウト
ぐねぐねと進む
安全な場所ーー『作りたい女と食べたい女』
命題を背負う
一緒に生きていくために

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / その他外国語
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    言葉の風景、哲学のレンズ
  • タイトルID
    :
    1454921
  • ページ数
    :
    160ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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言葉の風景、哲学のレンズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今読みたい本だった。
    トランスジェンダーの方が更年期障害の治療のため婦人科で医療行為を受けようとしただけで、医師にセクハラをしに行こうとしてるんだ、露出狂なんだと決めつけられる国、
    政治家が、同姓カップルなんて見たくもないと発言する国、そんな国に住んでいるんだなあと思った。
    心や体に違和感を抱えている人が、心に合わせて生きようとしただけなのに医療機関に断られるのは、人権侵害だと思う。理解できない人たちを無理に理解させるのは難しいと思うが、理解できる人だけでも社会を変える努力ができたら良いなと思った。

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    哲学は結構好きだけど、時折痛いところを突かれることがある。
    日常的に言葉を扱っているくせに深く考えずに発言しているんだよな。
    『からかいの輪の中で』を読むと、嫌な気持ちと後ろめたい気持ちが同時に沸き上がる。
    何故あの子はあんな顔をしたのか。
    どの言葉に引っ掛かりを覚えたのか。
    答えを知る術は無いのに今でもモヤモヤすることは意外と多い。
    毎度の事ながら、こういうモノの見方があるんだなあと気づかせてくれる三木さんの著書は好き。

    0
    2024年02月17日

    Posted by ブクログ

    初めてこの著者の本を読んだ。
    タイトルに魅かれて手にした。

    言葉のコミュニケーション、
    話し手の言葉は、その人そのものがどんな立場でどんな力があるかによって、聞き手の人に伝わり方が違うと思う。
    時には、話し手の真意が捻じ曲げて取られることも少なくない。
    とくにSNSの中では、いい事も悪い事、拡散される。

    コミュニケーションをとる前提に、話し手と聞き手の人間関係がどうなのか、重要に思う。

    著者がカミングアウトをして、家族や友人に受け入れられたことはとてもよかった。
    母親は、幼少期からきっと気づいているものだけど。
    世界中でたった一人でも味方がいれば、心強い。

    よく、色眼鏡で見る、というが、
    誰しも、レンズには多少の色は付いている。
    哲学の透きとおったクリアなレンズで物事が見られたら、ありのままで受け入れられるだろうに。
    法律や憲法ではけして決められない、人の生き方。
    全ての人がその人らしく、ありのままで生きられる世の中になりますように。

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

    言語哲学の本だと思っていたので、どの話にもジェンダーがベースに出てきたことに単純に驚いた。本の紹介文や「はじめに」に、記載しておいていただけるとありがたい。
    哲学を実生活に落とし込むような試みが興味深い。失礼な言い方にはなるが、ごちゃついているような印象を受けるのも生活感があった。
    色々と思考している著者と比べるとカケラも考えていない自分がヒトとして同時に生きていること自体、面白いなあと思うような内容だった。

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    「からかいの輪のなかで」
    芸人の世界では、いじられることを「おいしい」と表現する。
    それって本心なんだろうか、なんだろうな。
    自分が若い時、ノリで茶化されることを、笑って流したり、気の利いた一言で場を沸かせた経験は何度もある。
    でも、そういうコミュニケーションで得られたものって何なんだろう、と思うと、意外と何にもないのかもしれない。

    「安全な場所」
    私も「つくたべ」の一ファンなので、こんな風に取り上げて語ってもらえて、嬉しい。
    私は「つくたべ」が、途中からレズビアンのテーマを見せてきたことには、実はあまり賛成ではない。
    そうしたことを抜きにして、二人の食卓が縛られることのない「安全な場所」だと感じていたからだと思う。
    登場人物たちが、そんな思惑を脱して自由恋愛をするのだから、それはそれで良い。

    「一緒に生きていくために」でもあるけれど、自分の身の回りにジェンダー的な悩みを持っている人はきっといる。
    私自身も、性を変えるほどの強さではないにしろ、強いられることに否定的だったことがある。

    安易に共感するな、という言葉はある意味残酷だ。
    本当のことなど何も知らないくせに、と拒絶から始まる関わりが、どれほど実を結ぶだろう。

    私にも、この程度かもしれないけど、分かる部分がありますよ。
    そういう些細な共感を、大切にしたい。

    0
    2023年11月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション」の作者のエッセイと知り、手に取りました。

    日々のコミュニケーションのなかで引っかかっているけど上手く言語化できないことについて、コミュニケーションについて考えている哲学者だからこその視点で言語化されていると感じました。

    印象に残ったのはあとがきで、筆者自身のことを「そんなに整理のついていないごちゃごちゃした人間」と述べていたことでした。
    整理された人間なんていないのかも、と考えさせられました。

    引用されていた「布団の中から蜂起せよ」にも興味が湧きました。

    0
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学問としての哲学のものの見方や考え方を、分かりやすい例えで噛み砕くことで問題提起してくれているのだけど、やっぱりちょっと難しくて…途中何度か音読しながら理解しようと頑張らないと読め進められなかった
    ちょうどオリンピックで女子ボクシング選手の問題もあり、当たり前のことながら、一概に語れることではなく各々のケースによって状況は異なるけれど、まずは正しく知ること、考えること、思いやること、どうしても生じてしまいがちなコミュニケーションのズレを埋められるようになりたいと思った

    0
    2024年08月10日

言葉の風景、哲学のレンズ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / その他外国語
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    言葉の風景、哲学のレンズ
  • タイトルID
    :
    1454921
  • ページ数
    :
    160ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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