日向武史のレビュー一覧
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日向武史『あひるの空』Vol.9を読んだ。
いよいよインターハイ予選開始。
巻頭の空の母のエピソードは、これから始まる不幸の伏線ではないかと思うが(開いて閉じただけの手術の意味)、それをよそにこの巻はインターハイ予選第 1回戦で終始する。初回であたった新城東和学園。九頭龍と同じく素人の集まりのような新城東和学園のPG(ポイントガード)の高橋は、優れた選手。ミニバスでならした名選手だったが、たった二人でもバスケ部を存続させ、仲間を集め、最後のインターハイに臨んだ身長190cmのオールラウンダー。九頭高は、出足は快調だったが、司令塔の千秋が思うようなプレーがさせてもらえず、中盤から苦戦する。そ -
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この巻では、試合が終わった翌日から始まって、学校の球技大会で、フックシュートを決める茂吉と出会う。インターハイ予選に向けて新しい戦力となるのか?身長200cm近いが体が弱い(!?)茂吉。空の誘いに医者にとめられているからと嘘をつく。
「勝手に僕に期待して勝手に失望してったんじゃないか!」(茂吉)
しかし茂吉は高い身長故に周囲に期待をかけられ、その期待に押しつぶされて自らを偽りバスケットから遠ざかっていのだった。
「僕に失望していたのは僕自身じゃないか。行かなきゃ...。もう一度あそこにー!!」(茂吉)
トビや空、そして自分が自らを偽る原因となったあこがれの先輩の前でもう一度バスケッ -
購入済み
既視感
主人公のやりたい部活が不良の溜まり場とかどっかで見た設定だなと思いました。
これからメンバー1人1人集めていくんだろうな、とか。
メンバー揃うけど評判が悪い部活だから他の生徒や教師から悪く言われて虐められるんだろうな、とか。なんかこの後の展開が読めてしまいますね。