村枝賢一のレビュー一覧
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リザーブドッグスの勝利に終わった代表を決める試合だったが、この旧代表と新代表の対立が鮮明な形で残りながら、最終予選が始まる。
そのことに怒りを覚えている和也の姿には、深く感銘を覚えるところだ。自分こそが代表だと、我利を剥き出しにすることが悪いわけではないが、それがワールドカップにつながっていないのなら単なる私利私欲に過ぎない。そのことを、つまりは代表を背負うということが本質的にわかっている、という描写だろう。
シンプルな描き方であるが、こうした正当な怒りの持ち方は本当に主人公らしいところである。間の巻であるが、星四つ半相当と評価したい。 -
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今回はセレッソ戦。ロシア代表選手を補強したセレッソの中で定位置を奪われた拓馬は、持ち前のテクニックを封印してゴールゲッターの道へと進む。そうして臨んだ試合が、おおよそ前半を終えたところで締められている。
バンディッツは良いチームになっていて、簡単には崩れない。最初こそワンタッチゴールを決められていたが、それもチーム力によってカバーしてしまった。次なる展開がどうなるのか楽しみなところである。
この場合、優勝争いをしているバンディッツとセレッソ、どちらの立場で見ていればいいのか微妙ではあるが、さて。親友同士の対決をただただ楽しめばいいのだろうが、どうも主人公は拓馬のようにも見える。
今回 -
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12巻では、グラグラと煮えるような試合展開が続く博多デルフィネス戦が描かれている。
後半の頭、チームメイトである中盤の土黒が覚醒し、一方で拓馬が怪我で限界が来ている。ここからどうなるか、というところで、拓馬は意味深な言葉を口にしたところで巻は閉じられている。
まだまだ一筋縄ではいかない状況が続く中、次に引き続く展開は心憎くも思える。ドラマが展開されていないため、これまでの試合風景と比べるとやや薄いが、それだけにプロとしてのプライドが際立っていて、勝敗の価値は大きいがゆえの、展開の重みだろうか。
とりあえず、今回は星四つ半相当と評価したい。 -
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ネタバレ石ノ森章太郎の名作マンガを松岡圭祐がアレンジして再構成した作品。
幼少の頃にテレビシリーズで見たキカイダーのおぼろげな記憶だけを頼りに読み始めたが、どうやらいろいろなところで指摘されているように、テレビシリーズのオマージュがそこかしこに散りばめられているらしい。舞台を現代に置き換えているため、キャラクターの名前が古っぽかったり、サイドカーやギターを抱え、サングラスを額にあげたスタイルなどはややそぐわない印象もあるが、概ねあの頃見たキカイダーを彷彿とさせる。
とはいえ、ストーリーはほとんど記憶していなかったのである意味新鮮に感じた。命の尊さや善悪など、深いテーマを内包しているが、アクション娯楽作