安野貴博のレビュー一覧
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ネタバレ完全自動運転アルゴリズムを開発する企業「サイモン・テクノロジーズ」社長・坂本義晴が、自社の自動運転車で拘束される劇場型誘拐事件が勃発。
その襲撃犯「ムカッラフ」は首都高を封鎖し、坂本が作成した自動運転アルゴリズムに瑕疵があったことで自身の最愛の嫁と子の命を奪ったと証明しようとする。
坂本が作成した自動運転アルゴリズムでは複数人が巻き込まれる事故が避けられない状況になったとき、誰の方向にハンドルを切っているのか、人種や属性によって明らかに死者数が異なっているのではという仮定に対し、坂本は検証を行う。検証の結果は有意な差はなかったこと、アルゴリズムを搭載した自動車を販売しているマツキ自動車が補償金 -
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一口メモ。
行政、政治はデジタルで根本的にアップデートできる。
しかも、経済のように「勝者総取り」ではなく、少数意見を柔軟に取り込むことを可能にする形で。
と、乱暴に理解した。
ここで行政と政治とを分けたのは、前者に「役場でのめんどくさい手続き」の意味も込めたからだ。
著者の訴える「行かせない、書かせない、待たせない、迷わせない」は実にわかりやすく、実現したいメッセージ。
もう待ちたくないし。待った挙句出し直しとか耐え難いし。
ていうか自宅で完結したいし。
政治のほうは、そもそも何年かに一度の投票、しかも多くの政策課題がある中でえいやで特定の政党に投票すること自体がナンセンス。ネットとAI -
Posted by ブクログ
ネタバレ・私自身東京に住所がなかったためあまり知らない方だため、都知事選にAIエンジニアの立場で出馬した変わり者ぐらいの印象であったが、本書を読み理解が深まった。
・海外の技術系企業や一流大学を日本に誘致し、成長産業を作ること、誘致のために優れたインターナショナルスクールの設立・誘致が必要なことなど目からうろこだった。
・発達障害支援員や介護士などのエッセンシャルワーカーなどの「助ける人を助ける」仕組みづくりが不足しているなども同意する点だった。
・ブロードリスニングという手法は少数派の意見を切り捨てず、民意をリアルタイムに政治に反映する手法として優秀だと思う。
・政治家としてもエンジニアとしても尊敬 -
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安野さんに興味があり、一ファンとして本作を読破した。素晴らしかった、の一言に尽きる。安野さんだからこそ書ける内容で、随所に唸らされ、感心した。AIについて今(2026年1月)でこそ一般人にも毎日使用するほど普及したが、時代の先取りをしていると何度も思った。
物語の展開は、正直「そうはなるかい!」と思うほど、波状的に強くうねる。だが、その勢いこそが心地よく、エンタメとして非常に楽しめた。一方で、現実の起業はここまでうまくはいかず、より多くの困難にぶつかるのだろう、とも思わされた。
主人公・松岡まどかは、AIが好きでネックレスとして常に携帯し、音声を録音し続けている以外は、いたって平凡な女子大 -
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著者の安野貴博は、2024年の都知事選への出馬や、2025年参院選で「チームみらい」として議席を獲得したことで、今や政治家としてのイメージが強いかもしれない。
だが、安野貴博の経歴は実に多才で面白い。政治家としての活動をする前は、AIエンジニアやスタートアップの起業家といった顔を持ちつつ、SF小説家として著作も出しており、さらにはPepper(ペッパーくん)と組んでM-1に出場するなど、ジャンルを問わない活躍ぶりには驚かされる。
どれも個人的にはハードルの高い挑戦ばかりに見えるが、本書では彼がどのようなマインドで物事をはじめ、どんなプロセスで結果を残してきたのかが語られる。
「政治家を目指す -
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安野さんの小説が2作とも面白かったので、著作を読破することに。
子どもを持つ親として(STEAM等)、きょうだい児という福祉の当事者として、自治体職員として…色々な面で参考になる情報や考え方が沢山あった。
安野さんの考えがとてもわかりやすく、納得感もあった。これから先が楽しみな人だ。
私を含む普通の人々もそれぞれの関心分野で1%になれる可能性を秘めているので頑張ろうと思った。
ほんと、所得制限を喜んでいる自治体職員はいないですよ…
事務が煩雑&間違いがあってはならないので精神的負荷も高いのに、住民のためにならないとなると何のやりがいもないです。
福祉・教育分野なら尚更。
プ