安野貴博のレビュー一覧

  • サーキット・スイッチャー

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    面白かった!
    近未来を先取りできた感じ。
    安野さん、あんなに優しそうで人当たりがよくてエリートにも関わらず奢らないザ・善人のような人なのに、理想と現実、表と裏、光と闇をちゃんと知ってる人なんだと思えた。
    文章も自然で引っかかることなく説得力があり、背後までスピード感を保ったまま一気に読んでしまった。読後感も最高〜他の作品も早く読みたい!

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    2025年07月21日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    都知事選の時のことがベースに書かれている本。
    これだけの広範囲のことについて、そんなに的外れではなく深みもある(と思う)主張をされているのは素直にすごいな、、。
    テクノロジーをうまく使い、小さなリソース配分で大きく動かす。

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    2025年07月19日
  • サーキット・スイッチャー

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    「カージャック」というシンプルな設定から徐々に様相を変えていき、深く引き込まれました。また、終盤でのタイトルに込められた意味にも納得がいき、満足のいく読後感でした。

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    2025年07月13日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    東大松尾研出身の注目の若手スタートアップ起業家、政治家、SF作家というバグったようなバックグラウンドを持つ安野さんの小説です。

    安野さんはYouTubeなどで目にすることはありましたが、書籍は初めて読みました。最初なのでビジネス本よりも小説を読みたいな〜と思い、こちらを読みましたが、小説としての面白さというよりは、スタートアップというスピード感、勢いのある世界でAIという最新技術で挑戦していくという内容に興奮しました。

    小説って、登場人物の内面に共感したり、ドロドロした心の底をえぐったり、天才的なワードセンスで感情を表現したり・・・、みたいなのがあるととても惹かれるんですが、そういうのとは

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    2025年06月21日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    ネタバレ

    起業×AI×日本ドラマの最高峰ここにあり。

    これがシリコンバレー発のスタートアップだったら、こんなドラマにはならないのだろう。「起業」=「リスク」という意識がまだ根強く(それは間違ってない)、しかもそれを半強制的に背負わされた松岡まどかだからこそのドラマになっているのが本当に素晴らしい。

    三戸部のAIと対話するシーンは、涙が止まらなかった。

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    2025年06月20日
  • サーキット・スイッチャー

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    ネタバレ

    完全自動運転アルゴリズムを開発する企業「サイモン・テクノロジーズ」社長・坂本義晴が、自社の自動運転車で拘束される劇場型誘拐事件が勃発。
    その襲撃犯「ムカッラフ」は首都高を封鎖し、坂本が作成した自動運転アルゴリズムに瑕疵があったことで自身の最愛の嫁と子の命を奪ったと証明しようとする。
    坂本が作成した自動運転アルゴリズムでは複数人が巻き込まれる事故が避けられない状況になったとき、誰の方向にハンドルを切っているのか、人種や属性によって明らかに死者数が異なっているのではという仮定に対し、坂本は検証を行う。検証の結果は有意な差はなかったこと、アルゴリズムを搭載した自動車を販売しているマツキ自動車が補償金

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    2025年06月18日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    一口メモ。

    行政、政治はデジタルで根本的にアップデートできる。
    しかも、経済のように「勝者総取り」ではなく、少数意見を柔軟に取り込むことを可能にする形で。
    と、乱暴に理解した。
    ここで行政と政治とを分けたのは、前者に「役場でのめんどくさい手続き」の意味も込めたからだ。
    著者の訴える「行かせない、書かせない、待たせない、迷わせない」は実にわかりやすく、実現したいメッセージ。
    もう待ちたくないし。待った挙句出し直しとか耐え難いし。
    ていうか自宅で完結したいし。

    政治のほうは、そもそも何年かに一度の投票、しかも多くの政策課題がある中でえいやで特定の政党に投票すること自体がナンセンス。ネットとAI

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    2025年06月15日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    ネタバレ

    面白かったのですぐに読み終わってしまった。
    ・AIネイティブな松岡がAIエージェントを効率よく利用し、短期間で効率の良い成果を出す新時代の働き方を提示してくれた。
    ・「短期間でスケールを目指す企業」スタートアップの成長過程など、勉強になった。
    ・ファウンダー・マーケット・フィットという、ファウンダー(創業者)とマーケット(市場)がフィットしなければ、つまり自分に向かない事業を継続していけないというのは最近自身も思うことがあり。。
    ・三戸部さんのいうように「世界に自身の価値を残せる」よう頑張っていきたい。

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    2025年05月17日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    ネタバレ

    ・私自身東京に住所がなかったためあまり知らない方だため、都知事選にAIエンジニアの立場で出馬した変わり者ぐらいの印象であったが、本書を読み理解が深まった。
    ・海外の技術系企業や一流大学を日本に誘致し、成長産業を作ること、誘致のために優れたインターナショナルスクールの設立・誘致が必要なことなど目からうろこだった。
    ・発達障害支援員や介護士などのエッセンシャルワーカーなどの「助ける人を助ける」仕組みづくりが不足しているなども同意する点だった。
    ・ブロードリスニングという手法は少数派の意見を切り捨てず、民意をリアルタイムに政治に反映する手法として優秀だと思う。
    ・政治家としてもエンジニアとしても尊敬

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    2025年05月14日
  • サーキット・スイッチャー

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    スリリングで面白くて一気に読んでしまいました。背景となる自動運転がレベル5になった未来が、想像ながらもリアリティをもって描かれていて、未来を思い浮かべるという意味でも面白かったです。

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    2025年05月03日
  • サーキット・スイッチャー

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    あまり読まないジャンルかつ、システムやアルゴリズムのなんたるかも理解出来ていないと思うがとにかく面白かった!!
    自動運転の近未来における社会の葛藤が、スリリングな展開で描かれる。登場人物の例の人が信じる思想も理屈は納得でき、簡単には糾弾できない。
    警察官がみな中途半端な描きかたでどうかと思うが、主軸ではないので問題なし。今年のイチオシになる予感

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    2025年04月05日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    「世界に君の価値を残せ」

    チームみらい党首の作品だとは知らずに読んだ。普通に面白くてビックリ。日曜劇場あたりでドラマ化しそうな感じ。
    松岡社長、全然寝てなくない?スタートアップってめちゃくちゃ大変なんだな…

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    2025年12月05日
  • サーキット・スイッチャー

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    『松岡まどか起業します』同様、小説家としての作者の力量に驚いた。

    自動運転やニューラルネットワーク、アルゴリズム、システム、現代的なテクノロジーが物語と絶妙に融合。専門用語も違和感なく馴染んでいた。
    あくまで空想とは思えず、近い将来、現実社会でも起こりうると思える事象が題材になっていて、リアリティに説得力があった。

    開発者・微調整者・犠牲者それぞれの正義感。
    トロッコ問題、簡単に割り切れない「難しい問題」と向き合った感覚が残る。

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    2025年11月23日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    間違いなくAIを活用しなければならない時代なのに上手く使えず葛藤する会社員に刺さるものがありました。ビッグデータの蓄積や分析、秘匿データの扱い、情報漏洩、面接時の偏見…現代の抱えるリアルな課題がフィクションの中に散りばめられていて圧巻。

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    2025年11月03日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    面白かった。
    インターンなのに、深夜まで働かされて、内定取り消しされた主人公が、起業することにしたものの、投資の形を取った詐偽にあい、会社を一年で急成長させないと行けなくなる話。
    AIをフル活用しながら、会社を辞めて、一緒に戦ってくれる師匠と、遮二無二頑張る。
    絶体絶命のピンチを、色んなアイディアで乗り越えるところが、面白かった。

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    2025年11月03日
  • サーキット・スイッチャー

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    自動運転車が広く普及した2029年の世界で、カージャック事件が起きて、犯人と人質(自動運転プログラムの開発者でプログラム会社の社長)が乗ってる自動運転中の車が、首都高をグルグル回る話。首都高にいる車は電力供給されるから、燃料には困らない等の設定あり。
    面白かった。
    まず、爆弾が爆発してしまうのかという、映画のスピードっぽい要素がスリリングで、
    自動運転のプログラムについても、プログラムを作る人が何を考えているのかが、分かって新鮮たった。

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    2025年10月31日
  • サーキット・スイッチャー

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    ’90年生。開成→東大松尾研、AIエンジニアの肩書で2024年都知事選に出馬した候補者として認知した安野貴博氏。その後の政治活動は語るに及ばず。新時代の活動家という印象、正直「政治家」というより希代の「技術屋」。類稀な頭脳を税金で雇える程度に考えていた。まさか政治活動以前の2019年から小説家としても活躍していたとは!
    本書には氏の描く未来観、情緒や他者感覚、持つべき責任論なども反映されているのではないか。
    安野貴博氏への興味で読んだ本なのでほとんど氏への感想になったが、読んで良かった。
    普通に、かなり面白い!

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    2025年10月26日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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     チームみらいの安野貴博氏が小説を書いていると知って読んだ最初の1冊。すごいな〜!こんなに面白い小説まで書けちゃうんだ!
     スタートアップ企業を立ち上げるだけでも大変なのに、様々な妨害まで受けることになる主人公が、容赦ないそれらの攻撃と、主人公が育てたAIと、メンターである元上司の教えを受けて成長していくストーリー。
     飽きさせない。「常にプランBを持って動きなさい」なんていう学びもある。他の作品も読みたくなった。

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    2025年10月22日
  • 松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

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    予想外のきっかけで10億円企業を一年以内に作らないといけなくなった主人公。熱量とスピード感、緊張感と達成感、実際に自分が現場にいたらこういうふうに感じるんだろうなっていうリアルがビリビリに伝わってくる。色んな困難がこれでもかってくらい降り注いでくるが、それでも前を向いて成長していくストーリーはテンポも良いおかげもあって爽快だった。読んでるだけでメンタルが鍛えられ、迷いに打ち勝つマインドをもたらしてくれる、そんな瞑想本のようでもある。

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    2025年10月19日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    先日の参議院選挙で安野さんの存在を知り、チーム未来がどのような政党なのかを知るためにこの本を読みました。

    読んでみて感じたのは、政治へのAI導入について非常に現実的に考えられているということです。本書では主に、昨年の都知事選での安野さんの活動が取り上げられており、Xを使った支持者の意見抽出や、AI安野による質疑応答など、選挙の裏側を知ることができました。

    安野さん自身がAIエンジニアということもあり、AI導入の利点だけでなく、課題やリスクについても冷静に語られています。

    他の政党が政治理念の話に終始しがちな中で、チーム未来のようにテクノロジーの視点を持つ政党がもっと伸びてほしいと感じまし

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    2025年10月18日