安野貴博のレビュー一覧

  • サーキット・スイッチャー

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    ネタバレ

    安野さんの想定する未来(自動運転社会)の立て方がとても具体的で面白かった。「夜間の手動運転の禁止により、物流はもっとスピーディーになる」という一文ですっかりこの世界線に引き込まれてしまった。
    でも、自動運転の責任を誰がどう取るかや、プログラムにトロッコ問題をどう捌かせるかなど、利便性の向こうにある「直視しないといけない課題」を突きつけてくるハード(キツいという意味で)なSF。
    読後、この作品を書ける人が政治に参加してくれたことに、心から感謝したいと思った。
    安野さんは、神の目線ではなく、すべての立場の人間の目線を持った人だ。

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    2025年08月11日
  • サーキット・スイッチャー

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    ネタバレ

    自動運転技術の未来像と、その背後にある社会的・倫理的課題が理解できた。
    特にトロッコ問題は、単なる哲学的思考実験にとどまらず、技術と倫理の交差点を強く意識させられた。
    技術の進歩と社会的責任の両立を考えるきっかけをもらえたように思う。

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    2025年08月11日
  • サーキット・スイッチャー

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    面白かった!
    近未来を先取りできた感じ。
    安野さん、あんなに優しそうで人当たりがよくてエリートにも関わらず驕らないザ・善人のような人なのに、理想と現実、表と裏、光と闇をちゃんと知ってる人なんだと思えた。
    文章も自然で引っかかることなく説得力があり、背後までスピード感を保ったまま一気に読んでしまった。読後感も最高〜他の作品も早く読みたい!

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    2025年07月21日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    都知事選の時のことがベースに書かれている本。
    これだけの広範囲のことについて、そんなに的外れではなく深みもある(と思う)主張をされているのは素直にすごいな、、。
    テクノロジーをうまく使い、小さなリソース配分で大きく動かす。

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    2025年07月19日
  • サーキット・スイッチャー

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    「カージャック」というシンプルな設定から徐々に様相を変えていき、深く引き込まれました。また、終盤でのタイトルに込められた意味にも納得がいき、満足のいく読後感でした。

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    2025年07月13日
  • サーキット・スイッチャー

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    ネタバレ

    完全自動運転アルゴリズムを開発する企業「サイモン・テクノロジーズ」社長・坂本義晴が、自社の自動運転車で拘束される劇場型誘拐事件が勃発。
    その襲撃犯「ムカッラフ」は首都高を封鎖し、坂本が作成した自動運転アルゴリズムに瑕疵があったことで自身の最愛の嫁と子の命を奪ったと証明しようとする。
    坂本が作成した自動運転アルゴリズムでは複数人が巻き込まれる事故が避けられない状況になったとき、誰の方向にハンドルを切っているのか、人種や属性によって明らかに死者数が異なっているのではという仮定に対し、坂本は検証を行う。検証の結果は有意な差はなかったこと、アルゴリズムを搭載した自動車を販売しているマツキ自動車が補償金

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    2025年06月18日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    一口メモ。

    行政、政治はデジタルで根本的にアップデートできる。
    しかも、経済のように「勝者総取り」ではなく、少数意見を柔軟に取り込むことを可能にする形で。
    と、乱暴に理解した。
    ここで行政と政治とを分けたのは、前者に「役場でのめんどくさい手続き」の意味も込めたからだ。
    著者の訴える「行かせない、書かせない、待たせない、迷わせない」は実にわかりやすく、実現したいメッセージ。
    もう待ちたくないし。待った挙句出し直しとか耐え難いし。
    ていうか自宅で完結したいし。

    政治のほうは、そもそも何年かに一度の投票、しかも多くの政策課題がある中でえいやで特定の政党に投票すること自体がナンセンス。ネットとAI

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    2025年06月15日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    ・私自身東京に住所がなかったためあまり知らない方だため、都知事選にAIエンジニアの立場で出馬した変わり者ぐらいの印象であったが、本書を読み理解が深まった。
    ・海外の技術系企業や一流大学を日本に誘致し、成長産業を作ること、誘致のために優れたインターナショナルスクールの設立・誘致が必要なことなど目からうろこだった。
    ・発達障害支援員や介護士などのエッセンシャルワーカーなどの「助ける人を助ける」仕組みづくりが不足しているなども同意する点だった。
    ・ブロードリスニングという手法は少数派の意見を切り捨てず、民意をリアルタイムに政治に反映する手法として優秀だと思う。
    ・政治家としてもエンジニアとしても尊敬

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    2025年05月14日
  • はじめる力

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    安野さんの言葉がYouTubeとかみててもしっくりくるなぁと思ってて読みました。
    頭がいい人だと思うのに、分かりやすくて嫌味もなくて、色んなことに挑戦してるのが素晴らしいと思いました。
    会社の中でもブロードリスニングとかあればいいのにとか、人には当たらずコトに当たること、アップデートしてくこと、本気で政治が変わるかもしれないと感じました^ ^

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    2026年02月26日
  • 松岡まどか、起業します

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    サーキットスイッチャー以来の愛読者ですが、面白く読みました。吉田修一の「本心」が純文学のAIであるなら、この小説はまさに愛ある現在進行形の物語と受け止めた。

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    2026年02月24日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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     東京都民ではないが、以前からかなり興味のある著者の考えに触れたくて。資金も人も足りない中、不可能と思われた都知事選のポスター貼りをデジタルテクノロジーの力で見事成し遂げたエピソードから興味を持った。山積する社会課題に対して東京都だからこそできるアプローチで課題解決を図るとのこと。当選は叶わなかったが、彼の提言する政策を参考に都政を改革してほしい。前回の選挙では1議席獲得していたし、彼の今後に大いに期待。

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    2026年01月21日
  • はじめる力

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    著者の安野貴博は、2024年の都知事選への出馬や、2025年参院選で「チームみらい」として議席を獲得したことで、今や政治家としてのイメージが強いかもしれない。
    だが、安野貴博の経歴は実に多才で面白い。政治家としての活動をする前は、AIエンジニアやスタートアップの起業家といった顔を持ちつつ、SF小説家として著作も出しており、さらにはPepper(ペッパーくん)と組んでM-1に出場するなど、ジャンルを問わない活躍ぶりには驚かされる。
    どれも個人的にはハードルの高い挑戦ばかりに見えるが、本書では彼がどのようなマインドで物事をはじめ、どんなプロセスで結果を残してきたのかが語られる。

    「政治家を目指す

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    2026年01月05日
  • サーキット・スイッチャー

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    自動運転のアルゴリズムに人命を委ねるようになった社会におけるトロッコ問題をテーマにした近未来SF。避けられない人身事故に直面した時、自動運転ソフトウェアはどちらにハンドルを切るのか?という倫理的ジレンマについて考えさせられるお話。疾走感のある読みやすい文章でさらっと読めた。

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    2025年12月31日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    安野さんの小説が2作とも面白かったので、著作を読破することに。

    子どもを持つ親として(STEAM等)、きょうだい児という福祉の当事者として、自治体職員として…色々な面で参考になる情報や考え方が沢山あった。

    安野さんの考えがとてもわかりやすく、納得感もあった。これから先が楽しみな人だ。

    私を含む普通の人々もそれぞれの関心分野で1%になれる可能性を秘めているので頑張ろうと思った。



    ほんと、所得制限を喜んでいる自治体職員はいないですよ…
    事務が煩雑&間違いがあってはならないので精神的負荷も高いのに、住民のためにならないとなると何のやりがいもないです。
    福祉・教育分野なら尚更。

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    2025年12月28日
  • はじめる力

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    第1,2章で語られた、個人として「はじめる力」の技術も興味深かったが
    それ以上に第3章が興味深く勉強になった。
    ゴールとそこまでの過程を描いて、リスクを把握し、チームメンバーを安心させられる振る舞いをすることがリーダーの役割なのだと感じた。
    特に野心もない一介の会社員でも、会社員だからこそ何かを始めようと思わせてくれる一冊。

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    2025年12月15日
  • サーキット・スイッチャー

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    『松岡まどか起業します』同様、小説家としての作者の力量に驚いた。

    自動運転やニューラルネットワーク、アルゴリズム、システム、現代的なテクノロジーが物語と絶妙に融合。専門用語も違和感なく馴染んでいた。
    あくまで空想とは思えず、近い将来、現実社会でも起こりうると思える事象が題材になっていて、リアリティに説得力があった。

    開発者・微調整者・犠牲者それぞれの正義感。
    トロッコ問題、簡単に割り切れない「難しい問題」と向き合った感覚が残る。

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    2025年11月23日
  • サーキット・スイッチャー

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    気になる人の、気になる作品
    面白くて一気見できた◎
    AIがどんなに進化して便利になったとしても、人間は思考を放棄しては駄目だね〜と改めて思った!

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    2025年11月09日
  • サーキット・スイッチャー

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    自動運転車が広く普及した2029年の世界で、カージャック事件が起きて、犯人と人質(自動運転プログラムの開発者でプログラム会社の社長)が乗ってる自動運転中の車が、首都高をグルグル回る話。首都高にいる車は電力供給されるから、燃料には困らない等の設定あり。
    面白かった。
    まず、爆弾が爆発してしまうのかという、映画のスピードっぽい要素がスリリングで、
    自動運転のプログラムについても、プログラムを作る人が何を考えているのかが、分かって新鮮たった。

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    2025年10月31日
  • サーキット・スイッチャー

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    ’90年生。開成→東大松尾研、AIエンジニアの肩書で2024年都知事選に出馬した候補者として認知した安野貴博氏。その後の政治活動は語るに及ばず。新時代の活動家という印象、正直「政治家」というより希代の「技術屋」。類稀な頭脳を税金で雇える程度に考えていた。まさか政治活動以前の2019年から小説家としても活躍していたとは!
    本書には氏の描く未来観、情緒や他者感覚、持つべき責任論なども反映されているのではないか。
    安野貴博氏への興味で読んだ本なのでほとんど氏への感想になったが、読んで良かった。
    普通に、かなり面白い!

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    2025年10月26日
  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

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    先日の参議院選挙で安野さんの存在を知り、チーム未来がどのような政党なのかを知るためにこの本を読みました。

    読んでみて感じたのは、政治へのAI導入について非常に現実的に考えられているということです。本書では主に、昨年の都知事選での安野さんの活動が取り上げられており、Xを使った支持者の意見抽出や、AI安野による質疑応答など、選挙の裏側を知ることができました。

    安野さん自身がAIエンジニアということもあり、AI導入の利点だけでなく、課題やリスクについても冷静に語られています。

    他の政党が政治理念の話に終始しがちな中で、チーム未来のようにテクノロジーの視点を持つ政党がもっと伸びてほしいと感じまし

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    2025年10月18日