安野貴博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
安野貴博氏による本作は、AIスタートアップを舞台にしたフィクションでありながら、現場のエンジニアにとって「あるある」が詰まった作品でもある。登場するサービス名が「リクディード」「ユアナビ」など、思わず吹き出してしまうようなパロディ調でありつつも、その裏にあるプロダクト設計・スケールの苦労・AI特有の不確実性は妙にリアルだ。
物語のテンポは非常にスピーディで、プロダクトのピボットや仕様変更が頻発する様子は、まさにスタートアップの開発現場そのもの。AIを武器に事業を立ち上げる主人公の試行錯誤は、技術的負債との戦い、データの扱い、モデル精度の壁といったエンジニアが日々直面する課題をうまく物語へ昇華 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読中感想
ITの知識がないと読みづらいかな、、ちょっとだけ
結構親身に解説してくれてはいる
エンジニアが書く小説ってこんな感じか!
安野さんが関わった業界の話(コールセンター、自動運転)が出てきて嬉しい
マツキ自動車、MeTube、Googum、Amuzone、パリパリ動画など、おもろい
ITが発達した(依存している)社会において、社会を動かせる権力者はITのことを知っておかねばならない、当たり前だけど。ジジイが牛耳ってる日本じゃ無理か!
Code is lawが体現された制約に感動した
よくあるトロッコ問題かと思ったら、もっと大きな次元での倫理問題だった、驚き
吉岡がイスラム教徒で