安野貴博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
元ベンチャー創業者で都知事選に立候補した安野さんの政治家としての考えをまとめた一冊です。
内容的には、そこまでびっくりするようなことはなく、安野さんの人柄や考え方が良くわかるような内容でした。ただ、他の政党を含め、ここまでしっかりと政治家の考え方を勉強したことがなかったので、この書籍を通して学べてとても良かったと思います。
かなり具体的にどんなことを都知事選でやろうとしていたのかを書かれていますし、予算面、実現可能性なども含めた自己分析などもされており、読んでいてこの人なら政治の世界でもイノベーションを起こせるんじゃないかと感じさせる力のある一冊でした。
参議院選挙で立候補をしていますが -
Posted by ブクログ
ちょっと、作家でない頭のいい人の微妙な本かと思えば、全然そんなことない。期待以上に面白かった。SFってことだけど、多分こういう世界は割と近い現実なんだよ、資本があることと、頭の中いい人が時間をさけば。安野さん、世の中を良くしてね。ほんと私のくだらないことに使ってる時間を安野さんにあげたいくらいだよ。
日本人って心配性で、「こういう場合はどうなる?」ってすぐマイナスのこと言って才能ある人を潰してきたのをいい加減反省した方がいいな、くらいに思えました。ロボット掃除機を、仏壇の線香倒して火事になったらどうする?ってルンバに遅れをとった日本の家電メーカーを思い出したほど。頑張れ!安野さん!本も面白かっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・何かを「はじめる」には
①達成したいゴールを発見する
→解像度の高い未来をイメージする。新しい情報を見つけたければ、普段の自分とは違うことをする。
②ゴールに至るまでの勝ち筋を見出す
→MVP(ミニマム・バリアブル・プロダクト:価値のある最小限の形で動くプロダクト)のデモを作る。それが他者への説得の材料になる。
③仲間を集めてチームを作る
→勝ち筋を示し、協力者を募り、ボトムアップで動いてもらう。
・スピード感を持った行動には「許可より謝罪」
→何かをはじめるにはいちいち許可を取ってはスピード感がなくなる。MVPに挑戦して、失敗したら謝罪するというぐらいのスピード感も大切。 -
Posted by ブクログ
面白かった。最初は文章や人物像が類型的かな、技術的な詳細もぬるめだな… と思っていたが、徐々にストーリーに引き込まれていった。自動運転とトロッコ問題と責任の所在という、自分もこのへん将来どーすんだろと思っていた面倒くさいところに切り込み、オプティミスティックな未来を見せつつ大団円を迎える。自分もまあまあオープンソース志向の人間ではあるが、この人の価値観はブレないな。
末尾の解説で、近年のSFの方向性のひとつホープパンクという言葉を知り、SFでもこういう潮流が生まれていることを面白く知りました。小松左京の「SFは希望である」という言葉との合致、さらに言えば1つ前に読んだ伊藤計劃の虐殺器官が小松 -
Posted by ブクログ
近未来、完全自動運転(レベル5)が実現された世界。移動は仕事や趣味の時間に変わり、人々のライフスタイルそのものが変容していった。しかし自動車事故という問題は依然として発生しており、その責任を誰が負うのかが曖昧なまま社会実装が進んでいった。
自動運転のアルゴリズムを開発する坂本は、自動運転車の中で仕事するのを日課としていた。ある日、謎の男がいきなり車に乗り込み、カージャックのような形で脅迫される。その様子はオンラインで動画公開され、首都高速を回り続けながらその様子は衆目を集めながら推移していく。
都知事選に立候補後、参院議員となった安野貴博さんが描くSF小説ということで注目されている。AIな