高橋ツトムのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
健男がつきとめた「最後の1%の原料」は紫河車、ヒトの胎盤で、現在では実質禁止され豚などが使用されているし、現代人のものでは効力が薄いようだ。
現有の材料で600錠だけ作り、利益を三等分することに話がまとまったが…
「長野では有名な」名刹の住職で「檀家とかに顔見られるとマズイ」…「20年ぶりに女体とまぐわったのです」…「本当の意味での極楽浄土ですよ‼生きる希望が湧きました‼」「なんとか製造を続けてほしい」「人助けだと思って…」
建男は「信頼できる顧客だけに専門で供給していこう」と言い出した。
一方、警察捜査の手が建男に向かっていることに気づいた妻あかねは「あの子の将来に傷をつけるわけ -
Posted by ブクログ
錠剤分析を依頼した「帝都大研究室助手」宝生鹿子は野心家で、妻とは(彼女の母の介護で)別居している上司・種田教授に「お家で会いましょう、先にこの強精剤を飲んどいてね」と健男から渡された試作品を渡した。健男は自分で治験して「敷地内ですが人目もあるので」マッ裸で庭で寝ていたぐらいだが、心臓の持病があった教授は翌朝、突然死が発見された。
ふつうなら「事件性はない」とされるところ、捜査担当の大佛仁はとんでもなく有能で、種田教授のPCダイアリーを「パスワードが宝生鹿子の生年月日」であることを発見し、種田が宝生にストーカー的執心であったこと、死亡の夜、宝生が錠剤を服用させたことも読解した。