高橋ツトムのレビュー一覧
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女子プロ野球物語
前から気になっていた高橋ツトムの本作品。トメが女子プロ野球に関わるようになる序盤だが、戦後すぐの混乱期とは言えとにかく彼女のぶっ飛んだところが目につく。少し誇張されすぎかもしれないが、トメというキャラクターに惹きつけられた。後の巻で生い立ちの紹介があると嬉しいが果たしてあるかな?
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刑事の登場と主人公の暴走
この巻では仕事はできるが空気を読まない刑事が登場して、主人公達EDヤクザ開発チームを疑い始める。刑事との駆け引きも気になるが、主人公の妻との関係には進展がなかったのでそちらの今後の動きも気になる。主人公が少し暴走気味なのも今後の展開のキーになりそう。
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ありそうでなかった設定
導入部で登場人物達にも謎が多く、今後の展開が読めない。裏のED薬開発を巡って、これから色々な駆け引きが行われていくのだろう。それにしても、作者の描く女性の表情はこちらの見方によって無垢にも悪女にも見える不思議。
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癖のある主人公
古くは「あしたのジョー」以来、ボクシングと漫画は相性がいいものと決まっているが、この作品もその例にもれない。癖のある主人公を描いたこれまた癖のある画風が大変に相性がいい。残念なのはヘッドギアをつけた両選手の描き分けができていない点である。
どっちが主人公なのか何度ももとのページに戻って確認した。 -
Posted by ブクログ
静かな熱量を孕んだ隠れた佳作。
死にかけの老人に銃を託された天涯孤独な少年の逃避行。
言ってしまえばそれだけなのだが、ヤクザの情夫にされていた美少年と知り合って、その甥も含めた疑似家族を作るなど、波乱万丈のドラマがある。
長くしようと思えばいくらでも長くできるのに、スパッと贅肉を切り捨てて3巻で収めた技巧がすごい。
ヤクザへの復讐に絡んでもう少しイザコザがあるのか想像したが、思ったよりスマートに展開し、むしろ智の心境の変化や、魁也との絆の掘り下げに尺を割いた感。
家族も恋人も友人もなく、帰る場所も行く先もなく孤独だった智が、守るものを手に入れたことで強くなる。
そう説明すると陳腐だが、魅也の為 -
Posted by ブクログ
他殺された人が死後、「天国にいく」「霊として現世にとどまる」「1人呪い殺して地獄にいく」のいずれかの選択肢を選びとる様を描いたオムニバス形式の作品。
主人公は、
1.嫉妬された女 2.孤独な女の子 3.盗撮犯 4.いじめられっ子 5.孤独な女
話は短いが、人間の葛藤や懊悩がシリアスにしっかり描かれている。死後の世界の門番の女の子は常に冷静で、死者を諭すこともあれば放っておくこともあるが、基本的にはあまり干渉はしない。死者には天国を勧めるが、それでも死者が呪殺を選ぶと「残念ね」と言う。
「人間なんてみんな歪んでる」「甘えないで、選んだのはあなたよ」などのセリフが印象に残った。