あらすじ
高橋ツトムの原点にして出世作、ハードボイルドの金字塔『地雷震』、ついに封印解除!! ――孤島で起きた、島民大量不審死事件。失明し、長らく現場を退いていた新宿署刑事・飯田響也(いいだ・きょうや)の前に現れた、石川県警刑事・木暮(こぐれ)は、飯田に捜査協力を持ちかける。――己の角膜と、引き換えに。
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Posted by ブクログ
11月に発刊が始まった隔月刊誌、「グットアフタヌーン」。
何が目的で買ったかって、そりゃ、『地雷震』新シリーズです。表紙に描かれている飯田刑事は、以前よりもちょっと丸くなってしまって(作者の絵柄も変わるからしょうがないけど)、なんとなく、時の流れを感じます。
毎回さまざまな犯罪者と飯田を対峙させて、人の心の闇を描いてきたこの作品。犯罪者だけでなく、被害者やその周囲の人の心もきちんと描くのが特徴。今回のテーマは、どうやら「拉致問題」。
またえらくナイーブなところ持ってきたなーと。けど、飯田がそれにどう対応するのかがとても楽しみ。
Posted by ブクログ
地雷震の続編。
話の運び方が、なんだか大人になったなー、っていう印象。
飯田響也は若返りましたがw
ここ10年ぐらいのはやりのダブルキャスト主役形式。
この形式の一番有名な始祖はスラムダンクだけど。
で、いわゆるヘタレ側の主人公の木暮太一は
なんか、サイコに出てきた小林洋介と雨宮一彦を
足して2で割ったような印象。
ヘタレそうな感じだけど、芯が強いキャラで
話の進みっぷりではわかんないかな?
作者が年を取って(!?)旧来のスピード感みたいなのは
若干失われましたが、却ってじっくり魅せる
円熟の演出手法となっております。
割とマトモにレビュー書いちゃったw
Posted by ブクログ
飯田響也再び!まさか、また地雷震が読めるとは思ってませんでした。
ちょっと嬉しいような、複雑なような。
相変わらず、時事ネタもってくる人だよなあ。とも。
こんな刑事本当にいたらやっぱり嫌だけど(笑。
今後に期待したいところです。でもどこで終わらせるんだろう…。