高橋ツトムのレビュー一覧

  • SIDOOH―士道― 17

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    鮫と源

    銃や刀での戦いの中で隊はバラバラになりつつも、翔太郎と源は進むわけだが、鮫が負傷して雪村兄弟と別れることになる。その際にいつもはふてぶてしい源が子供のように泣きじゃくって別れを嫌がるシーンが印象的。他にも高杉晋作の病魔に侵されつつも自分らしく生き抜く様など印象に残るシーンはあったが、源と鮫の家族のような絆と普段とのギャップに持っていかれた。

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    2021年09月07日
  • SIDOOH―士道― 16

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    登場人物の人柄や思いが伝わる

    高杉晋作の病魔に侵されながらも最後の輝きを飄々と放つ姿がとにかく美しい。また、翔太郎はこの巻で何度も覚悟を求められるシーンがあるが、面構えや目力が凛とした色気が放たれている。高橋ツトムの登場人物の描写は単なる線の連なりでなく、思いがのっかているようだ。

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    2021年09月06日
  • SIDOOH―士道― 15

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    雪村兄弟負傷

    翔太郎と源が長州本陣への切り込みに際して負傷したが、いつもよりも緊迫した銃と剣の生々しい戦いに手に汗を握った。単純な剣の実力や武士道といった少し前の価値観が通じなくなりつつあるのが寂しい。

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    2021年09月06日
  • SIDOOH―士道― 14

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    土方と源の共闘

    源と土方が二人だけで人質を取られた敵陣に乗り込んで獅子奮迅の戦いを行うシーンが熱い。フィクション部分にもかかわらず、土方だったらこういうセリフを言いそうだとか、武士としての価値観をこういう風に体現しそうだとか、漫画で表現されているところがいちいち納得感がある。幕末の設定で高橋ツトムが漫画を描くだけで、ここまでハズレの巻がないくらい面白い。

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    2021年09月05日
  • SIDOOH―士道― 13

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    盛り沢山

    翔太郎と高杉晋作の戦い、坂本龍馬の暗躍、新撰組の鴨沢芹粛清、西郷隆盛の雌伏、と盛り沢山の巻。幕末好きには史実とフィクションが混じって想像が膨らみたまらないと思う。

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    2021年09月04日
  • SIDOOH―士道― 12

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    登場人物の目力

    高杉晋作の眼が狂気と知略と志を宿しているのが二次元の漫画の表現だけでよく伝わってくるのが素晴らしい。雪村兄弟や他の登場人物についても吹き出しのセリフ以外の眼の表現で想いが分かる。高橋ツトムの独特の線による迫力と相まって、漫画だからこそできる表現を堪能できる。

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    2021年08月22日
  • SIDOOH―士道― 9

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    高杉晋作!

    高杉晋作と雪村兄弟の交流が痺れる。清蔵と晋作のビジュアルの類似、雪村兄弟と晋作の人としてのお互いの親近感と信じる大義の違い。。。歴史上は誰が死ぬかは決まっている中で雪村兄弟が幕末の志士達とどのように絡んでいくかも見どころの一つ。

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    2021年08月21日
  • SIDOOH―士道― 11

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    幕末偉人のてんこ盛り

    新撰組、坂本龍馬、高杉晋作などが士道の世界で幕末の混乱を生きている。そこに雪村兄弟が絡み、尊王攘夷や佐幕が入り乱れ、漫画の設定と幕末の緊迫感のシナジー効果が非常に良い。いつも思うが、高橋ツトム作品の登場人物の立ち姿や表情は迫力があるが、士道は着物や刀の効果か他の作品よりもさらに良い。

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    2021年08月21日
  • SIDOOH―士道― 10

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    高橋ツトムの幕末漫画

    士道そのものとしても面白いが、幕末の新撰組や将軍を高橋ツトムがビジュアル化してしゃべらせているのを見るだけでも価値がある。家茂のビジュアルがまた意外で、歴史で知られているよりも存在感がある。

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    2021年08月21日
  • SIDOOH―士道― 8

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    ほのぼのした会津の暮らし

    会津に落ち着いて季節は変わり、雪村兄弟達もさらに大きくなっている。他の巻のような迫力ある戦闘は出てこないものの、登場人物達の人間関係の醸成や恋愛模様が描かれていて興味深い。大きな倒幕維新の流れに巻き込まれつつある雪村兄弟の今後がどのように描かれるのか楽しみ。

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    2021年08月21日
  • SIDOOH―士道― 7

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    雪村兄弟の成長

    雪村兄弟も少し大きくなり身なりも変わった。日々を生きるための百舌の占い稼業も見れる。比較的穏やかな空気の中で、歴史上の傑物達と雪村兄弟が絡む不思議さと興奮。

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    2021年08月21日
  • SIDOOH―士道― 6

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    清蔵の優しさが見れる巻

    黒船の大立ち回りから、幕府に清蔵が捕まり何故かルギに処刑されるという予想外の展開。攘夷活動からルギへの復讐に話が移りそうだが、まだまだ士道のコミックスは続くのでどんでん返しが多くありそう。

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    2021年08月19日
  • SIDOOH―士道― 5

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    黒船で斬りまくり

    翔太郎達が黒船に乗り込み、敵を斬りまくる戦闘シーンの連続。ここまで戦闘シーンが多いことは無かったので大興奮。

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    2021年08月19日
  • SIDOOH―士道― 4

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    源の儚さ、百舌の美しさ

    雪村兄弟が欧米文明に触れるところや、殺人集団のメンバーとして人を斬るところなど、見どころは多い。源の子供らしい無邪気さと強烈な暴力のアンバランスさも見ていてハラハラするが、キャラクターに深みを与えている。そして女性キャラの百舌が美しさと強さと不思議さを兼ね備えていて、今後の活躍に期待。

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    2021年08月18日
  • SIDOOH―士道― 3

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    高橋ツトムの幕末時代劇

    翔太郎が見せ物のような生贄の儀式を生き延び、ルギの教団に受け入れられる急展開。その後、時が流れて剣術修行を積んだ雪村兄弟が江戸で攘夷活動に巻き込まれていく。フィクションだが歴史的事実を時代背景にしていることから、臨場感とドキュメンタリーのようなリアル感がすごい。

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    2021年08月18日
  • SIDOOH―士道― 2

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    息を呑む戦い

    主人公の牢獄での素振りと聴衆の前での戦いの緊迫感が、実写のような迫力があって圧倒される。高橋ツトムの画力とコマ割りの魅せ方がすごい。

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    2021年08月18日
  • BLACK‐BOX(5)

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    鬱展開

    レオンとの対戦もモヤモヤが残り、試合後の凌駕とレオンに起きたアクシデントもハッピーエンドにはどうしてもつながらない鬱展開。それでも凌駕が家族への思いに突き動かされて闘う様から目が離せない。

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    2021年08月08日
  • BLACK‐BOX(4)

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    殺し合い

    心のストッパーが外され、これまでの強さとは異質の強さを身につけた凌駕。過去の秘密も徐々に明らかになる中、レオンとのリングでの死闘は続く。。。無骨な殴り合いと高橋ツトムのスクリーントーンを使わない絵柄が非常にマッチしている。

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    2021年08月08日
  • BLACK‐BOX(3)

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    あしたのジョーっぽくなってきた

    すったもんだの末、実力のあるトレーナーもついてスターとの対決が組まれてあしたのジョーのようになってきた。展開も速くてコマ割りも迫力があって良いが、一冊のページ数がちょっと少なめで残念。

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    2021年08月08日
  • BLACK‐BOX(2)

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    触れると切れそうな主人公

    抜き身の刀のような主人公のボクサーとしての強さに圧倒される。そして刑務所にいる父親との文通を通したコミュニケーションや、ライバルの登場などこれから話が膨らみそうな要素がいっぱいで楽しみ。

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    2021年08月08日