あらすじ
幕府と長州は遂に手切れ。血で血を洗う戦闘の火ぶたが切られた。幕府軍の潰走を知らぬ、雪村翔太郎率いる“磐颯隊”の歩みは宿敵・長州領へと向けられた。思わぬ山中での敵陣遭遇。夥しい敵の刃が静かに忍び寄る。“磐颯隊”窮地! その時、先陣を切った鮫島太助が眼前に捉えた忌敵“白心郷”の旗――未だかつて無かった凄惨なる遺恨の戦いが始まる!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
鮫と源
銃や刀での戦いの中で隊はバラバラになりつつも、翔太郎と源は進むわけだが、鮫が負傷して雪村兄弟と別れることになる。その際にいつもはふてぶてしい源が子供のように泣きじゃくって別れを嫌がるシーンが印象的。他にも高杉晋作の病魔に侵されつつも自分らしく生き抜く様など印象に残るシーンはあったが、源と鮫の家族のような絆と普段とのギャップに持っていかれた。