ごもさわのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ言い回し、構成が素晴らしい。この架空歴史ロマンからしか得られない脳への栄養がある。
恐らく大正〜昭和初期の日本がモチーフだが世界観の説明は多くない。説明は多くないのだが描写が多いので独特な世界観でありながらするりと頭に入ってくる。
登場人物の掛け合いもそのキャラの教養を感じさせる面白さで個性が立っている。
何より前半から中盤まで奇智彦の視点で物語は進み彼の性格や立ち回り、立場を自然に分かる様に読ませる。そして決意してからの終盤までのシーンはそれぞれの登場人物に視点を移動する。これが奇智彦の格や魅力を底上げするとともに、それぞれの魅力も際立たせる。とても上手い構成だ。
何より終章のカタルシスも良 -
Posted by ブクログ
著者の受賞インタビューで、石川博品さんの耳刈ネルリを読んで面白く感じたので、小説を書こうと思ったという発言があったのが、本書を読むきっかけでした。
読んでみて、確かに「非実在異国」情緒があふれている点では、耳刈ネルリと類似しているように感じます。
お話は全然似てませんが、キャラ的にいえば、ネルリ(異民族出身で非常識かつ強い)のポジションにいるのが熊ですね。
あと、石川博品さんの最新刊のタイトルが「冬にそむく」なのですが、これは偶然の一致なのでしょうか。
優しくもあり非情でもある主人公、奇智彦の暗躍がこれからも見られるのか、続刊を楽しみに待ちたいと思います。 -
匿名
購入済み最後まで一気に読んでしまう
犯人は誰なのか?!
誰もが怪しく感じる展開。
どう解決するのか、限られた時間に焦る主人公…
犯人が知りたくて一気に読んでしまいました(^^) -
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購入済み
面白かったです。原作が石田リンネ先生って後で見ましたけど…先生の作品は面白いものばかりです。
タイトルで気になる、絵も好きな感じ…から読みましたが、早く2巻が読みたいです。 -
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購入済み
読み始めたら、オフィーリアが殺された手口も犯人も気になって、一気に読み切ってしまいました。無事すべて明らかになりましたし、良かったと思える結末でほっとしました。
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