グルナ編集部のレビュー一覧
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購入済み
次巻も楽しみです!
滅多にレビューを書きませんが、あまりにも良すぎたので...✐☡
一色くんで珠森ベティ先生を知り、綺麗な絵を描くな〜と感心していたところ、たまたま別サイトの広告でこちらの作品に出会いました。絵が似てるとは思いましたが、最初は先生が同じだと気づけませんでした。1巻を読み終えたあと先生の名前を見てそりゃメテオールにも惹かれるわけだ...と納得しました。
そこからはもう課金 課金 課金の連続です。
一色くんの時も細かい部分までしっかり描いてくださっていたイメージだけど、メテオールはより繊細なタッチ?で世界観にあった絵を描けるのが本当にすごいです。先生の成長もあるのかも...?!笑
今巻は切なかっ -
購入済み
異質な世界へ誘う青い昇降機。
見通せない朧のような世界に、異質な存在へと飛び込んでいくトウカとナガツキ。
一巻から登場していた青年アカツキは何を識っているのか?
ペストマスクの男は一体「何」か?
日常の話が挟まれながらも、トウカとナガツキそれぞれに芽生えた感情、明かされていくトウカの過去。
突如水面に落ちた重い雫。
その色はじわりと広がって密度を増していく。
背筋をなぞるゆるりとした温度。
四角でも丸でもない。
たくさんのトマトも野菜もすりつぶし、混ざり混ざった不透明な世界の先にあるのはなにか。
ガスパチョのような三巻です。 -
購入済み
その感情を教えてくれたのは
トウカがこれまでに出会ったことのないイレギュラーな昇降機たち。
水の蛇、終端街に現れる杭を対処する女性マクラギ、昇降機の先で出逢ったマクラギの描いたスケッチによく似た少女。
激しく動く時の中に挟まれた日常もいとおしい。
描き下ろしの髪を下ろしたナガツキのさまや、各話のあとがきにも注目です。
四角より丸。
輝かしい、淡いこがねいろ。
舌先にぴりりと残るジンジャー。
香辛料と煮詰めたジンジャーの刺激を心地よく喉を通らせる、冷やっこさのある炭酸水。
まるいレモンの薄切り越しの景色。
クラフトレモンのジンジャエールのような、眩暈がしそうなくらい魅惑的な香りの第二巻です。 -
購入済み
あなたは「終端」に何を見るか
死した者が辿り着き生きる街、終端街。
辿り着くために通る道程を案内するのが、街へ行く昇降機からの脅威を斬り伏せるトウカである。
生前の記憶も道程の記憶も終端街には持っていけない。それはトウカのことも。
しかし終端街にも一線を引いているトウカに、新たな出会いが生じる。
トウカの昇降機守とは?
トウカという存在とは。
トウカの後輩を自称するナガツキの思惑とは。
外套を被った男とトウカの関係とは。
単話版にはない、各話のあとがきにも注目です。
手に取ると無機質なようで熱がある。
カリカリに火を通したベーコン。
自然由来の水のあまみ。
新鮮な瑞々しい野菜の歯触り。
丸ではなく四角。
平らに焼き目