伏尾美紀のレビュー一覧

  • 最悪の相棒

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    読書備忘録980号。
    ★★★★。

    百年の時効の前に去年リリースされた3作目を読んでおこうと思いまして。
    伏尾さんリスペクトしかないです。
    ちょっと残念だったのは、ストーリーのごちゃごちゃ感。

    テーマは犯罪被害者支援。
    あ~。これは大きな問題です。
    例えば加害者が未成年とか。少年院に入院して退院。社会的にはリスタート。
    そうじゃなくても加害者は有期限で罪を償いリスタート。
    一方被害者は?
    例えば一家の大黒柱を殺された。残された家族は経済的にも社会的にも生きることで精一杯。本来なら最高学府を出て職業を選択する自由も含めて社会に船出できるはずだったのが、幼くして働かないと生きていけない・・・、と

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    2026年03月29日
  • 最悪の相棒

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    無数の人々が暮らす団地で起きた不可解な事件の数々。事件を担当することになったのは、「被害者家族支援」に人生を翻弄された2人の刑事。勝手に恨む娘と、過去を省みない少年文。最悪の関係といわれながらも、意外と相性がいい。
    「犯罪被害者家族心理分析官」と揶揄される男の推理がかなり冴える。

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    2026年03月20日
  • 北緯43度のコールドケース

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    舞台は北海道札幌。二〇一八年一月四日 ある自動車修理工場の古い倉庫に窃盗目的で侵入して 署に引っ張られてきた男が そこで女児の遺体を見たと言う。
    鑑定の結果 遺体は五年前に誘拐され行方不明になっていた島崎陽菜ちゃん 当時三歳 と判明した。
    その事件は道警史上に残る有名な未解決事件 (コールドケース) の一つだった─。
    大学院出で博士号をもつ異色の警察官・沢村依理子は現場捜査の師と仰ぐ瀧本とともに捜査に乗り出すが 瀧本の様子がおかしい……。
    言いしれぬ不安の中 事件はまたしても未解決に終わってしまうのだった─。


    この作品はシリーズ一作目になるのだろうか ?


    アカデミアの世界の理不尽さに絶

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    2026年03月20日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」で深く感動したので、伏尾さんの前作である本書を読んでみました。

    犯罪被害者の心に寄り添うのがどれほど怖いか、深く関わりすぎたことで燃え尽きた刑事の娘もまた刑事になった。
    父を見て、自分は被害者の気持ちに深入りしないようにと思っていたが・・・

    色々な事件に関わるうちに、次第に相棒の気持ちが垣間見えてくる。

    登場人物それぞれに悩みを抱え、それでも懸命に生きていこうとする姿も、心情まで細く描写されている上に、こちらもあれこれ想像させられる。

    あっという間に読んでしまいました。

    また伏尾さんの他の作品も読んでみたくなる素敵なミステリーでした。

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    2026年02月26日
  • 北緯43度のコールドケース

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    評価: ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(またいつか読みたい)
    ストーリーにとにかく引き込まれました。事件自体の謎だけではなく、登場人物にもいくつか謎や伏線があって最後まで一気に読み切りました!これはオススメです!

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    2026年02月18日
  • 最悪の相棒

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    最悪の相棒は刑事と検事と思って読んでいたが、読み終わってみると…
    著者の作品は初めて読んだが、他も読んでみたい。2作持っているので
    愉しみである。

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    2026年02月12日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    道警・沢村依理子シリーズ2作目。
    2作目も面白かった。事件の舞台が大学組織と数学の世界と天才と。警察組織も特殊なのに輪をかけて独特な世界が広がっていて、その中を沢村依理子率いるチームが特命捜査を繰り広げる。ジェンダーバイアスがあったり、公安の影がチラついたり、一筋縄でいかないところは健在。また次も読みたい。

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    2026年01月22日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    「数学の女王」というタイトルに惹かれて購入

    推理小説らしく、犯人当てもできる。
    難易度は難しくない。
    納得感あり。

    舞台は北海道。
    新設された科学の最先端を目指す大学で
    爆発事件が発生。
    犠牲者は女性2名。

    一体誰の犯行であり、何の目的であったのかーー

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    2026年01月16日
  • 北緯43度のコールドケース

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    今野敏の警察小説がすきなのだが、10年ほど年下の作家のえがく警察小説は主人公や取り巻く人々の設定が変化していて時代の流れを感じた

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    2026年01月10日
  • 北緯43度のコールドケース

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    警察小説としての読み応えと、人物描写の濃さを兼ね備えた一冊でした。

    主人公の刑事は孤高で有能。正直“できすぎ”ですが、その分、背負っている孤独や覚悟が際立ちます。同性として、エールを送りたくなるような人物像でした。

    時系列が前後する構成には少し苦戦もしましたが、後半の展開は予想を裏切り続け、気づけば一気読みしてました。

    静かですがジリジリと迫ってくるような、印象的な警察小説でした。

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    2025年12月29日
  • 北緯43度のコールドケース

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    博士号を持つが研究機構に嫌気がさして警察に入った沢村。沢村に警察官としてのイロハを教えてくれた瀧本と奈良は転勤し本部へ。瀧本が転勤する前に陽菜ちゃん誘拐事件で被疑者のみ死亡で事件が停滞していた所に陽菜ちゃんが発見された。陽菜ちゃんはどこで生活していたのか…事件の真相はいかに。
    沢村の警察組織での葛藤や意気込みと共に、研究者を辞めた真実に家族内容、さらに誘拐事件に事件資料流出と内容詰め込みすぎでは?と思えるほど。
    シリーズ化になりそうな雰囲気だったので、今後あんまり出番のなかった片桐とかとの関係性も楽しめればと。

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    2025年12月24日
  • 北緯43度のコールドケース

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    よくある警察ミステリーかと思いきや最初の事件からいきなり時間が飛んで状況が様変わりしている。グイグイいく主人公だけど、周りが見えず勝手に進むというよりは傷を負いながらも着実に進む感じが良かった。

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    2025年12月19日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    犯人探しにハラハラする物語ではない。爆破事件を中心に広がる人間ドラマである。どっちつかずと言われればそうかもしれないが、私としてはおもしろいと思った。沢村と、昔の恋人笠原の母とのやりとりは感動的であった。

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    2025年12月03日
  • 最悪の相棒

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    ネタバレ

    色々なことが同時並行に進んでいくこの感じは、連作短編に近いです。
    母子の事件のタイトルの結末のつけ方と相まって、「最悪の相棒」がラストで響きました。
    またこのコンビ(最近はバディって言うんですか。)は見てみたい。橘警部とか周辺のキャラももう少し広がりがありそう。

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    2025年11月29日
  • 北緯43度のコールドケース

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    序盤ではどういう結末になるのか、皆目見当もつかなかった。しかし、後半からの加速度的な伏線回収が、ページをたぐるスピードを加速させていった。もう少し犯人の断末魔があったり、きれいなハッピーエンドがなかったりすれば、もっとおもしろかったのかもしれない。

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    2025年11月22日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    沢村依理子シリーズ第二弾

    浅野の育休で急遽依理子が捜査課にしかも
    大学で発生した爆弾事件の指揮を執ることに

    ターゲットは誰か?犯人の目的、そして犯人像は?
    そこに公安、ジェンダーバイアスなど絡み合う

    前作で依理子のバックボーンを知っているので、話が映像の様に流れる

    様々に絡み合う内容に一気読み

    第三弾も期待(昇進すると‥)

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    2025年11月17日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    応援している作家さん。即購入。今回は新札幌で事件が。自分もそちらで働いていたことがあるので情景を思い浮かべながら読んだ。大好きな藻岩山が出てきたりと嬉しい。今回も没入して一気読みです。

    多分また続編もあるね。楽しみ。

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    2025年11月12日
  • 北緯43度のコールドケース

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    札幌近辺にお住まいの方には地理あるあるで共感湧く記述がたくさんありましたね。ドラマ化されそうな中身ですが、決して主人公の女性沢村をスーパーヒロイン!みたいに描かないでほしいですね。博士号を持ってるという異例の肩書はあるけど、多少弁が立つ程度で普通に悩み考えながら行動するのがいいのです。片桐はスーパーマンぽい感じが多少しましたが。

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    2025年11月06日
  • 最悪の相棒

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    やりきれない事件ばかりだったけど
    大地さんの事は希望の光も見えてきていたし、悪いことばかりじゃないのは良かった。
    面白かったから続編があるといいな、
    それか長田刑事主役の物語があっても面白そう

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    2025年10月29日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    博士号を持ちながら、警察官となったユニークな沢村依里子が主人公のシリーズ第2弾。
    依里子は道警本部警務部へ異動になっていたが、新設大学院での爆破事件が起こり、警務部付ながら刑事部捜査一課に出向となる。
    戸惑いながら班の責任者となった依里子は、相棒の松山とともに捜査を始める。
    が、事件にテロの疑いがあるのか、彼らの前に公安が立ち塞がる。しかも、依里子の班の中に公安のスパイが?・・・
    お馴染みの公安対刑事の諍いに、さらに底流にあるのはジェンダー問題。
    依里子の属する警察と、犯行に関係があると疑われる三島教授の研究室で。
    題名から事件の結末が推測されてしまうのは、仕方ないか。

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    2025年09月03日