伏尾美紀のレビュー一覧

  • 数学の女王 道警 沢村依理子

    Posted by ブクログ

    札幌で発生した爆弾事件。ターゲットは誰なのかそして犯人は誰か。手がかりがない中、道警の捜査が始まる。
    捜査の裏でくり広げられる警察と公安の死闘。アカデミアの闇。類稀な数学の才能に恵まれた、ギフテッド。それがどう反抗につながるのか。

    札幌市内の名所が背景として描かれ、札幌市民としては読みやすかった。

    本格警察ミステリー。

    0
    2025年07月29日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩賞受賞作。
    これがデビュー作とは思えないほどにしっかりと作り込まれていて面白かった。

    途中、話があっちこっちに行くので、これ本当に収束するのかな…と心配になったけど、
    話が動き出してからはすごく面白く、最終的には今までの寄り道はこう繋がるのか!と驚き。
    ボリュームがあるから読み終わるのに時間がかかるかなと思ったけど、あっという間に読み終わってしまった。
    続きもあるので、そちらも読むのが楽しみ。

    0
    2025年07月14日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

    Posted by ブクログ

    伏尾美紀『数学の女王 道警・沢村依理子』講談社文庫。

    江戸川乱歩賞受賞作『北緯43度のコールドケース』シリーズの第2弾。

    骨太の警察ミステリーというよりも非常に硬い硬質の警察ミステリーといった方が良いかも知れない。それが長所であると同時に余りの遊びの無さにエンターテイメント性が感じられないことが短所となっているようだ。

    本作の根底にあるのは流行りのジェンダー問題であり、女性であることで、男性よりも不利な処遇を受ける苦悩が描かれている。しかし、世の中の全ての女性が同様の苦悩を味わっているのだろうか。自分の周りを見渡すと男性の後ろに居て、前に出て来ようとしない女性の方がまだまだ多いように感じ

    0
    2025年06月23日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白かったけど、ご都合主義の部分もあったかな。
    登場人物で影の薄いまま消えていく人もいて、もう少し深掘りがあればよかった。
    けど、満足!

    0
    2025年06月21日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    「最悪の相棒」が「最高のバディ」になった。被害者支援の難しさと重みが良くわかります。続編のタイトルが気になります

    0
    2025年06月14日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    いわゆる犯罪被害者への視点を絡めながらいろいろな絡みあった事件をほぐしていく警察ものです。
    なかなか面白かったし、心に来るものもあります。

    2931冊
    今年159冊目

    0
    2025年06月09日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    10歳のときに姉を殺された潮崎は、当時犯罪被害者支援室の広中にお世話になっていた。

    広中は被害者遺族に寄り添い過ぎて心身を病み早くに亡くなってしまう。

    広中一家は、代々警察官一家で父親亡き後、長兄も警察官に次兄は検察官、そして長女もまた花園警察署の刑事課強行犯係に所属していたが、捜査一課への異動を命じられ、「犯罪被害者家族心理分析班」で潮崎刑事と動くことになる。

    潮崎の少年の頃を知っていた広中は、苦い思いをしながらも花園団地で起こる奇妙な事件や子どもの不審死などを違う角度で捜査する。


    最悪な相棒とは潮崎と広中のことだが、さまざまな事件を探っていくうちに単純ではなく、奥深く人を観察しな

    0
    2025年06月05日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    研究職から警察官へ転職した女性エリートノンキャリが主人公。過去や組織に翻弄されながら、未解決事件の真相に近づいていく。警察ってこんなに出身校やキャリアとか翻弄されるんだと感じつつ、物語は淡々と進んでいくので、事件は一筋縄に進んでいかないけど、読み手のスピードはどんどん加速し、いつの間にか没入して読み終えてしまった。主人公のまっすぐな性格はとても好感があり、次も読んでみたいと思う。
    真相はいろんな面で切なかったです。

    0
    2025年05月29日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    未解決となった誘拐事件の被害者である少女が、事件発生から数年後に遺体として発見されたことをきっかけに、悔恨を残したまま捜査を外された沢村が再び事件に向き合い、真相に迫っていくお話です。
    複雑な時系列や人間関係を紐解いて辿り着いた真相はとても意外なものですが、捜査などの過程がとてもリアリティがあり緊張感が伝わってきます。
    また、異色な経歴で警察官となった沢村のキャラクターや描写も魅力的で、組織内の人間関係やキャリア、事件に対する姿勢などは読んでいて引き込まれ
    ました。

    0
    2025年05月18日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かった。
    中盤まではいろいろな時間軸で事件が語られながら現代であることから一気に物語が展開していくことと、事件の真相の嫌な感じも含めてよかった。

    2907冊
    今年135冊目

    0
    2025年05月14日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    犯罪被害者家族は、警察からは被害者かつ容疑者の1人と認識される。それを見極める犯罪被害者家族心理分析官はそこを見極める。ある団地でおこる大なり小なりの謎を短編形式で一つの長編として描いている。楽しく読めた。3.8

    0
    2025年05月11日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二人の幼い子供、誘拐、情報のリーク、警察官僚、キャリアとノンキャリア、新聞社と警察、学閥、学問と教育、母と娘、姉と妹、父と子供など幾つもの関係が輻輳しながら、絡み合い、予想だにしない展開にページをめくる手が止まらない。人物造形が非常に良く伝わってきて、登場人物同士の関係性が物語に奥行きを与えてくれて印象的。様々な立場の女性の感情が描かれていて、興味深い。化粧や服装などの細やかな仕草や振る舞いなど、男目線では書けないかも。詰め込み過ぎかとも思われるが、乱歩賞応募作と考えると気持ちはわからなくもない。

    0
    2025年03月30日
  • 百年の時効

    Posted by ブクログ

    ふぅ〜!
    読み終えた。
    昭和、平成、令和と果てしなく続く
    刑事たちの熱い警察小説!

    複雑な人間関係に複数の事件。
    それがおよそ百年もかけて捜査されるという執念。
    毎日のように事件は起こり、解決されないものも多いことを思えば、これってすごいことだ。
    若い女性刑事と個性豊かな先輩デカたちの
    キャラクターが生き生きと描かれ
    それぞれのやり方でコツコツと証拠を積み上げていく様に拍手。

    子ども時代ががっつりこの作品の中の昭和だったわたしとしては、懐かしい歌や人、出来事を振り返ることができ、
    また、もっと過去の、悲惨な時代を知るきっかけにもなった。

    いやしかしちょっと長かったな。
    前後編4時間くらい

    0
    2026年02月18日
  • 百年の時効

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。

    ネタバレ

    佃島一家殺人の犯人は、警察の推理通り。
    九重の復讐。木原と九重の息子が、家事の際に入れ替わる。

    疑問点
    佃島一家の母親殺害犯人が、屋根裏に潜んでいたって、そんなことある?普通に気付くと思う。
    富岳銀行への復讐がなそ、木原が乗っとるってのが回りくどい。

    0
    2026年02月11日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    まずストーリー自体はとても面白かった。瀧本刑事の異常行動の理由には悲しくも納得感があって良かったし、始めに瀧本刑事から教わった話術で犯人に自供させる流れも良い。
    ただ作者の悪い癖として書きたい事を全部書いてしまう部分があった。
    特に前半、中盤は書く必要の無いものや、本筋から外れた部分を多々書いてるのでテンポが悪く、混乱した。

    0
    2026年01月30日
  • 北緯43度のコールドケース

    Posted by ブクログ

    読んでみたいと思っていた『数学の女王』がシリーズ作品で、こちらが前作のシリーズ一作目だと知り、手に取った一冊。

    数学を得意とする経歴を持つ女性刑事・沢村依理子。
彼女の過去の出来事との関わり、現在進行中の事件、過去の未解決事件、そして警察組織特有の勢力争いなど、さまざまな要素が描かれていく。
    要素は多いものの話が散らかることはなく、
純粋に「犯人は誰なのか」「どんな動機があるのか」、そして「この先どうなるのか」を楽しみながら読み進めることができた。

    次は『数学の女王』を読む予定。

    0
    2026年01月29日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ


    犯罪被害者の家族と警察官の家族が相棒
    になって事件の真相を解明していく物語。

    犯罪は被害者だけでなくその家族も苦しめ、
    事件に携わった警察官や家族たちの人生も
    変えてしまう。

    最悪の相性に思える2人が、絡まりを徐々に
    溶かしながら相手を受け入れていく過程や
    心情の変化に逞しや強さ、希望を感じた。

    最悪の相棒が、いつか最上の相棒になる物語を
    読んでみたい。

    0
    2025年11月23日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    その手があったか......。
    いや、なんか登場人物が多いのは、もう諦めてメモを取ることにしたんだけど、まさか事件の数が多いなんていうやり方があるのかー。と変な感心をしてしまった。まだ3分の1くらいなんだけどざっくり14個は事件(議題)が出てきてるよ。
    長編というか、連作短編のような感じで全部繋がってはいるものの、事件としては全部別なのでなかなか混乱します。

    1山城孝蔵の妻の事件
    2匿名通報ダイヤルの謎の通報者
    3吉野への特殊詐欺と息子の事件
    4認知症70代男性の失踪
    5運動能力の高い謎の30代男性
    6潮崎家の姉の事件と家族のその後
    7広中家の混乱
    8潮崎が関わった菅原家の娘の事件
    9身元不

    0
    2025年10月13日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章がとても読みにくくて、些細なことを読み飛ばすと全然脈絡がつかめなくなって何度となく読み返した。
    殺人のからくりは複雑な要素が絡み合っていたけれど
    悲しすぎる現実を受け止めるのはかなり辛すぎた。璃子ちゃんのくだりはやりきれなさばかりが募って、自分まで滅入ってしまいそうだった。病気とはいえ許されない、不条理が浮き彫りになったお話だった。

    0
    2025年10月06日
  • 最悪の相棒

    Posted by ブクログ

    新人作家と言っていいのかわからないけど、連作っぽい展開で上手く構成が取れている。まあずいぶんご都合主義の辻褄合わせもあるけどいいコンビのストーリーでした。でもなあタイトルは変えません?

    0
    2025年09月10日