伏尾美紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ質も量もずっしりとしていて、読後の余韻が抜けない。
ものすごい警察小説だった。
ストーリーの中心にあるのは50年前の未解決事件。
昭和、平成、令和と時代を経て刑事は代替わりしながらもずっとその事件を追い続けている。
関係者達も歳を重ねていく中、また新たな事件が起きたり、さらに過去の事件との繋がりが見えてきたり…。
昭和の時代に遡ると戦争や満州なども関係してきて、ものすごく読み応えがあった。
時折リアルな事件も出てきて、まるでノンフィクションでも読んでいるかのような迫力があった。
刑事達の事件にかける思いや、仕事への矜持などがひしひしと伝わってくる。
ストーリー自体も圧倒的だったが、それぞれ -
Posted by ブクログ
前作よりも読みやすく、動機もまた理解できる部分もあり面白かった。ジェンダーバイアスねぇ、昨今は女性の社会進出が謳われ、社会の至る所で女性の活躍推進がテーマになっていて私みたいな若者(?)にはそれが当たり前として生きてきたから男性だから〜女性だから〜に理解できない部分は確かに存在するし、そういう差別か区別かも分からないような視線に辟易することもしばしば。でも、果たして自分はどうだろうかと考えた時に、そういう性別を職種や学歴、経歴と様々な点で排除して考えられるだろうか。それがその人の決定的な瞬間を作り出すことにならないだろうか。私は自信がないなぁ…と。沢村も同じ失敗を繰り返しているように、気をつけ
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
厚いけど読みやすい、登場人物も時代も変化が多いけど次のステップに行く前に整理するようなセリフや文章があったのが良かった、次に行きやすい
4人の刑事が時代を超えて一つの事件を追う展開
藤森が捜査ノートを読む形で進むのも良かった
輝樹の存在が良い方向にも悪い方向にも進んでしまって複雑になる所も良かった
良一がかわいそうすぎるけど
あと輝樹はキモすぎるやろ(笑)マジでヤバい
そこからネズミに繋げるから必要か
桜井の所に良一の手紙があった気がしたけど
それは触れられていたか忘れてしまった
書いてたかな?
令和になってからがかなりあっさりしていた印象
今までの刑事、捜査の積み重ね、最 -
Posted by ブクログ
昭和・平成の出来事を織り交ぜながら迷宮入りした一家殺人事件を解決へと導きます。
『ハルノアラシ。』から始まる書き出しに一気に引き込まれていきました。
50年間の捜査のお話なので登場人物が多く、もしかして、この人が真犯人?と、疑わしい人間も多いです。途中から人物像に違和感がでてきて、登場人物がだれだかわからなくなるのですが、それでいいのです。それでも読み進んでいくと、無情な結末が…。
4人の刑事の熱い思いにジーンとしながら本を閉じました。
刑事たちのキャラクターが良く、湯浅・鎌田・草加・藤森。少しだけ出てきた太田も良かった。
映画化して欲しい。鎌田は阿部寛さんで。(ハーフじゃないけど) -
Posted by ブクログ
※作品の構成に少し触れています(軽いネタバレあり)。
北海道で5年前に起きた少女誘拐事件。未解決のまま時が流れたある日、少女の遺体が発見される。異色の経歴を持つ女性警察官・沢村依理子は、組織の思惑や過去の因縁に翻弄されながら、事件の真相に迫っていく。
私は完全に作者に読まされていた。
博士号を持つ異色の女性警察官。私は、その経歴を武器に難事件を鮮やかに解決していく、カタルシスのある警察ミステリーを想像していた。しかし、その期待は序盤から何度も裏切られる。事件が動き出したかと思えば、物語は思いもよらない方向へ進み、正直「思っていた作品と違う」と感じた。
ところが、その違和感こそが作者の仕