伏尾美紀のレビュー一覧

  • 百年の時効

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    本自体も分厚いけど、内容も濃厚。昭和、平成、令和と時代を超えて受け継がれる未解決事件の捜査をメインに、それぞれの時代の事件や史実を散りばめて、その時代に生きてきた者には楽しく読めるシーンも多い。一方で、盛り込み過ぎのような感じも受けてしまって、この本が持つ魅力がストレートに伝わらない感じも。

    ミステリーとしての謎はそれほど魅力的ではないけど、天井裏のネズミにはびっくりした笑

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    2026年05月20日
  • 百年の時効

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    連続する事件を3世代に渡って追い続け、謎を解いていく話
    戦時から令和までのつながりや関係する人物、執念というものを感じられる良作
    鈍器レベルの厚さなので気軽には読めないが、警察やヤクザの世界も書かれており、勉強になることもあった

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    2026年05月18日
  • 百年の時効

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    昭和、平成、令和をまたがり、執念で真相にたどり着いた刑事たち。半世紀をこえて継がれていく捜査。九重が生き続けていたからこその時効中断らしいけど、正直その辺の法律に暗くてよく分かっていない。というか、実は途中から登場人物の整理がおぼつかず、けっこういい加減な理解で結末を迎えてしまった。もちろん犯人の多重性?とか、意外な血縁関係とかはなんとか理解いたしましたけど。それにしても、満州国の時代にまで遡って、なかなかの大河推理小説でした。事件の内容は異なれリアルでは世田谷一家殺人事件、あれこそ執念で解決して下さい。

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    2026年05月18日
  • 百年の時効

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    こんな分厚い本、時間かかりそう
    と思ってたけど
    読み始めるとあっという間だった
    最後の最後で「これはなんで?」「まだこの謎は分かってないぞ」とモヤモヤしてたのが霧が晴れるようにスッキリしていくのが気持ちよかった

    昭和に事件が起きて50年の時間が過ぎていくのをその時代ごとの事件…サリン事件などを差し込んでいくことでそれぞれの時代を思い出しながら読むことになるのも臨場感があってよかったな

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    2026年05月16日
  • 百年の時効

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    壮大でした‼︎
    引継がれた捜査、最終バトンが女性刑事の藤森へ…。
    鎌田と、湯浅。草加。
    耳なれしてた昭和のおっきな事件。

    知らなかったコト。
    ー被疑者が百歳ー

    札幌、横須賀、佃島。
    満州国独立⁉︎満州国国歌‼︎五族協和。

    〜大事なものを一つ持ってるだけで踏み止まれる〜

    ミステリーとしての読み応えが。
    揺さぶられました。
    すっきりした、し。
    大満足できる一冊。

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    2026年05月10日
  • 百年の時効

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    事件の源流にたどり着いたときに
    動機それ?で一気に冷めた
    しかしながら、この長さを最後まで読ませる力のある作品

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    2026年05月10日
  • 最悪の相棒

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    ネタバレ

    明らかにミスリードを誘っているところが所々にあり、犯人はうっすら分かる感じ。ただ犯罪被害者の刑事がメインという設定は面白く、シリーズ化ありだなと思った。

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    2026年05月10日
  • 北緯43度のコールドケース

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    「百年の時効」が気になり、著者について調べていたところ、「北緯43度のコールドケース」がデビュー作とのこと。
    それならば、まずはデビュー作から読んでみようと思い、手に取りました。

    結果、満足感の高い読書時間となりました。
    この作品は、主人公・沢村のキャラクターがかなり個性的なので、彼女に寄り添えるかどうかが、物語に入り込めるかどうかの肝になりそうな気がします。
    沢村は博士号を持つ女性刑事。
    学生上がりの院卒……というだけで、個人的には少し偏見を持って見てしまうところがあります。
    常識に欠けていそう、空気を読むのが上手くなさそう、プライドが高そう、集団行動が苦手そう、でも集中力は高そう……など

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    2026年05月06日
  • 北緯43度のコールドケース

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    「百年の時効」で知った作者、江戸川乱歩賞受賞されていたとは知らなかったので、すぐ手に取った!
    警察小説、北海道警のものって結構あるよね?!
    どんな感じ??って読み始め、あっと言う間に読み終えました。もう本当に良い作品でした。何しろ、これまだ、色々枝葉の作品出来るよねって期待しちゃった。主人公だけじゃなく、楽しみな他のキャラクターのお話しも読みたいなぁ

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    2026年04月30日
  • 北緯43度のコールドケース

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    伏尾さんの「百年の時効」がすごく良かったので、他の作品も読みたくなり、デビュー作のこちらを購入しました。
    博士号を持つ女性、沢村が北海道警察で警察官になり、女児の2件の事件の真相を追っていくストーリー。高学歴女性ならではの抱える悩みや職場での軋轢なども描かれていて、途中事件から離れていってしまったように感じにさせつつ、最後はちゃんと2つの事件が解明されるのは、さすが伏尾さん。
    今まで警察小説を読んできて、何となくしかわからなかった警察内の色々な部署の違いなども、細かく描かれていたのも興味深かったです。

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    2026年04月29日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    シリーズ2作目。1作目の『北緯43度のコールドケース』も良かったけれど今作はこなれてきていて格段に読みやすかった。

    今回の舞台は北日本科学大学大学院。
    新設されたばかりのキャンパス内で爆発が起き1名の死者を含む多数の重軽傷者が出た。

    そしてその事件に沢村も捜査一課へ出向というかたちで捜査に加わることになった。
    女性で博士号持ちの沢村の微妙な立場は相変わらずで 今回配属された5係の面々とも腹を探りあいながらまた新たに信頼関係を築いていくことになる。
    今回は公安がらみ。


    アカデミア。ジェンダーバイアス。
    今度の事件は沢村にこそ相応しい。

    “ジェンダーバイアスに晒されている側でさえもジェン

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    2026年04月28日
  • 北緯43度のコールドケース

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    刻々と迫る心の音がして、とても面白かった。追い求めていくことに、時効はないという気持ちになった作品。

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    2026年04月21日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    この作者は初めて読んだ(と思う)。
    今まで読んできた他の作者の警察物・推理物とは、少し違うテイストを感じた。かなり長い分量の作品だが、中身はかなり絞り込んでシンプルな道筋を意識しているようだ。また、文章のつながりや、シーンのつなぎに、ねっとり感があまりない。その分、作品全体が、一本の連続体(羊羹みたいな)という印象は受けず、段落の集積、という視覚的なイメージを感じる。
    主人公は、一見すると、ち密な推理ではなく、ひらめき、あるいは偶然で事件を解決しているように見えるが、実は、きめ細かい観察によってヒントを手繰り寄せているようだ。

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    2026年04月07日
  • 最悪の相棒

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    読書備忘録980号。
    ★★★★。

    百年の時効の前に去年リリースされた3作目を読んでおこうと思いまして。
    伏尾さんリスペクトしかないです。
    ちょっと残念だったのは、ストーリーのごちゃごちゃ感。

    テーマは犯罪被害者支援。
    あ~。これは大きな問題です。
    例えば加害者が未成年とか。少年院に入院して退院。社会的にはリスタート。
    そうじゃなくても加害者は有期限で罪を償いリスタート。
    一方被害者は?
    例えば一家の大黒柱を殺された。残された家族は経済的にも社会的にも生きることで精一杯。本来なら最高学府を出て職業を選択する自由も含めて社会に船出できるはずだったのが、幼くして働かないと生きていけない・・・、と

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    2026年03月29日
  • 最悪の相棒

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    無数の人々が暮らす団地で起きた不可解な事件の数々。事件を担当することになったのは、「被害者家族支援」に人生を翻弄された2人の刑事。勝手に恨む娘と、過去を省みない少年文。最悪の関係といわれながらも、意外と相性がいい。
    「犯罪被害者家族心理分析官」と揶揄される男の推理がかなり冴える。

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    2026年03月20日
  • 北緯43度のコールドケース

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    舞台は北海道札幌。二〇一八年一月四日 ある自動車修理工場の古い倉庫に窃盗目的で侵入して 署に引っ張られてきた男が そこで女児の遺体を見たと言う。
    鑑定の結果 遺体は五年前に誘拐され行方不明になっていた島崎陽菜ちゃん 当時三歳 と判明した。
    その事件は道警史上に残る有名な未解決事件 (コールドケース) の一つだった─。
    大学院出で博士号をもつ異色の警察官・沢村依理子は現場捜査の師と仰ぐ瀧本とともに捜査に乗り出すが 瀧本の様子がおかしい……。
    言いしれぬ不安の中 事件はまたしても未解決に終わってしまうのだった─。


    この作品はシリーズ一作目になるのだろうか ?


    アカデミアの世界の理不尽さに絶

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    2026年03月20日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」で深く感動したので、伏尾さんの前作である本書を読んでみました。

    犯罪被害者の心に寄り添うのがどれほど怖いか、深く関わりすぎたことで燃え尽きた刑事の娘もまた刑事になった。
    父を見て、自分は被害者の気持ちに深入りしないようにと思っていたが・・・

    色々な事件に関わるうちに、次第に相棒の気持ちが垣間見えてくる。

    登場人物それぞれに悩みを抱え、それでも懸命に生きていこうとする姿も、心情まで細く描写されている上に、こちらもあれこれ想像させられる。

    あっという間に読んでしまいました。

    また伏尾さんの他の作品も読んでみたくなる素敵なミステリーでした。

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    2026年02月26日
  • 北緯43度のコールドケース

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    評価: ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(またいつか読みたい)
    ストーリーにとにかく引き込まれました。事件自体の謎だけではなく、登場人物にもいくつか謎や伏線があって最後まで一気に読み切りました!これはオススメです!

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    2026年02月18日
  • 最悪の相棒

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    最悪の相棒は刑事と検事と思って読んでいたが、読み終わってみると…
    著者の作品は初めて読んだが、他も読んでみたい。2作持っているので
    愉しみである。

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    2026年02月12日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    道警・沢村依理子シリーズ2作目。
    2作目も面白かった。事件の舞台が大学組織と数学の世界と天才と。警察組織も特殊なのに輪をかけて独特な世界が広がっていて、その中を沢村依理子率いるチームが特命捜査を繰り広げる。ジェンダーバイアスがあったり、公安の影がチラついたり、一筋縄でいかないところは健在。また次も読みたい。

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    2026年01月22日