伏尾美紀のレビュー一覧
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予約して8ヶ月。やっと読めました。縦糸に2つの一家殺害事件、横糸に昭和から始まる事件の数々。歴史好きの私の琴線に引っかかり、愉しみにしていました。
もっと頻繁に昭和の風俗描写や事件が出てくるかと思いきや、あくまでも刑事の身の回りに影響ある事柄しか出てこないのもリアルで良かったです。よって95年阪神大震災は彼らには何ら見えていない代わりに、昭和49年の三菱重工爆破事件は、捜査の頓挫を強いられるものになったり、95年3月地下鉄サリン事件もそうなる。
少しずつ少しずつ刑事たちは真相に近づいてゆく。現代の迷宮入り事件も、此処迄の執念で動いている刑事はおられるのだろうか。そうあって欲しいと思う。
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※作品の構成に少し触れています(軽いネタバレあり)。
北海道で5年前に起きた少女誘拐事件。未解決のまま時が流れたある日、少女の遺体が発見される。異色の経歴を持つ女性警察官・沢村依理子は、組織の思惑や過去の因縁に翻弄されながら、事件の真相に迫っていく。
私は完全に作者に読まされていた。
博士号を持つ異色の女性警察官。私は、その経歴を武器に難事件を鮮やかに解決していく、カタルシスのある警察ミステリーを想像していた。しかし、その期待は序盤から何度も裏切られる。事件が動き出したかと思えば、物語は思いもよらない方向へ進み、正直「思っていた作品と違う」と感じた。
ところが、その違和感こそが作者の仕 -
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デビュー作「北緯43度のゴールドケース」では
渾身の!という作品過ぎてちょっと盛り込みすぎ感を感じた。
まぁわたしだけかもしれないけど…
それがこの第二弾で早くも進化してた〜!!
爆破事件によって特別捜査に加わることになった
依理子だが、自信のなさはそのまま。
前作で登場した上司や上層部の他、公安や警視庁
警察庁などの関わりはストーリー上最小限にとどめたスマートな内容で非常に読みやすかった。
ラストに向けてのスピード感もあり、犯人は途中で分かったものの派手なドンデン返しで白ける事もないく面白く読めた〜‹‹\(´ω` )/››
ぜひ一作目から読んで欲しい♡
シリーズ続いて欲しい作品になりま -
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「百年の時効」が読ませる作品だった伏尾さん
デビュー作であり江戸川乱歩賞の今作はいかに…?
ちょっと気合い入ってます!
あれもこれも盛り込んでみました♪
それぞれのキャラも立たせてみたんですけど?
読み始めはそんな感想♪︎~(・ε・。)
でもね…まぁ読ませますよ!
だって誘拐されて5年後に遺体で発見されたんだけど、ちゃんと育ててもらってた形跡があるのよ?
でも何故今更殺されることに?
この誘拐当時と発見された時の捜査
どちらもゴールドケース(未解決)なんです。
これは大好物な設定だ〜♡
ん?新しい所属で別の事件?
誘拐事件はどこいった⁇
刑事さん達多すぎて名前覚えてられませんけど笑 -
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もう我が家のすぐ近所で事件が続々と起きており、あ!このキャンパスはあそこがモデルかな?
とか、宮の森の高級住宅街の感じもありありと想像できて、楽しすぎた!!!
サンピアザ水族館って、わたしと同い年だったんだ!!!!
とかね。そんな昔からあったんだ!
おたる水族館はすごい昔っからあるのは知ってたけど、、、そうか、ディズニーランドができた頃くらいにできたのかあの水族館!!
44年!!!
わたし的には耐震構造イケてる?!
って心配になるけど、鉄筋コンクリートは100年くらいはイケるっしょ。
って周りのベテラン建築士メンバーたちが言ってるからそうなんだろうなぁ。
同じくらいにできた、青少年科 -
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ネタバレデビュー作『北緯43度のコールドケース』の続編であり、爆発事件の謎を追う社会派ミステリである。前作同様、単なる犯人探しに収まる作品ではない。
舞台は、新設された大学院大学。知性と理性の象徴のような場所で爆発事件が起こる。事件はテロなのか。物語には、爆弾魔を追うサスペンスとしての軸と、警察内部の対立を描く組織ドラマとしての軸がある。爆弾魔を追いながら、五係内部に潜む公安のスパイも追うことになる。
読んでいると、かなり早い段階で「犯人はこの人だな」と分かる。ジェンダーバイアスという補助線も見えてくる。けれど、この作品はそこに安直には着地しない。むしろ、実際にはジェンダーバイアスが存在しなかった -
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皆さんのレビューでお見かけする「百年の時効」が気になっているのだが、そちらは文庫化を待つとして、こちらも時折見かける、その作者さんのデビュー作に行ってみる。
これがとても面白く読めた。
未解決だった5年前の少女誘拐事件の被害者が遺体で見つかるところからスタート。
この事件の解決に突き進むのかと思ったら、そこからは、ある派出所での警官の拳銃自殺を挟んで、誘拐&遺体遺棄事件の捜査本部は解散し、いつの間にやら捜査本部を外されていた主人公は別の所轄の生安に異動となって…と、一体どうなるのという展開に。
主人子の沢村依理子はドクター持ちのノンキャリア。30歳で警官になったという異色の経歴。
話の流れ -
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「百年の時効」が気になり、著者について調べていたところ、「北緯43度のコールドケース」がデビュー作とのこと。
それならば、まずはデビュー作から読んでみようと思い、手に取りました。
結果、満足感の高い読書時間となりました。
この作品は、主人公・沢村のキャラクターがかなり個性的なので、彼女に寄り添えるかどうかが、物語に入り込めるかどうかの肝になりそうな気がします。
沢村は博士号を持つ女性刑事。
学生上がりの院卒……というだけで、個人的には少し偏見を持って見てしまうところがあります。
常識に欠けていそう、空気を読むのが上手くなさそう、プライドが高そう、集団行動が苦手そう、でも集中力は高そう……など -
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シリーズ2作目。1作目の『北緯43度のコールドケース』も良かったけれど今作はこなれてきていて格段に読みやすかった。
今回の舞台は北日本科学大学大学院。
新設されたばかりのキャンパス内で爆発が起き1名の死者を含む多数の重軽傷者が出た。
そしてその事件に沢村も捜査一課へ出向というかたちで捜査に加わることになった。
女性で博士号持ちの沢村の微妙な立場は相変わらずで 今回配属された5係の面々とも腹を探りあいながらまた新たに信頼関係を築いていくことになる。
今回は公安がらみ。
アカデミア。ジェンダーバイアス。
今度の事件は沢村にこそ相応しい。
“ジェンダーバイアスに晒されている側でさえもジェン