伏尾美紀のレビュー一覧

  • 最悪の相棒

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    警察小説
    過去に繋がりを持つ二人が寂れゆく団地を舞台に起こる事件を解決して行く
    その過程で二人の溝、蟠りが溶けてゆく
    それぞれ過去に縛られていたけれど緩やかに解けて行く
    犯罪被害者の苦しみ、報道機関の無神経さ
    加害者が一人の人生を奪っているのに刑期は短すぎないか?
    ここ最近も彷彿させる痛ましい事件が起きたばかり
    話しの折々に入る言葉がまた沁みる
    日めくりカレンダー探したくなった

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    2025年08月25日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    ネタバレ

    前作に比して、感情移入がしやすかった。テロ、犯罪や警察組織の問題、大学組織の問題なども扱いながらジェンダーを主眼に推移する。物語は、家族の問題も背景に、複数の関係性を描いていく。バイアスには気をつけ無ければ。数学の女王である意味がもう一押しあったら、更に印象的だったかも。

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    2025年08月09日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    札幌で発生した爆弾事件。ターゲットは誰なのかそして犯人は誰か。手がかりがない中、道警の捜査が始まる。
    捜査の裏でくり広げられる警察と公安の死闘。アカデミアの闇。類稀な数学の才能に恵まれた、ギフテッド。それがどう反抗につながるのか。

    札幌市内の名所が背景として描かれ、札幌市民としては読みやすかった。

    本格警察ミステリー。

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    2025年07月29日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    伏尾美紀『数学の女王 道警・沢村依理子』講談社文庫。

    江戸川乱歩賞受賞作『北緯43度のコールドケース』シリーズの第2弾。

    骨太の警察ミステリーというよりも非常に硬い硬質の警察ミステリーといった方が良いかも知れない。それが長所であると同時に余りの遊びの無さにエンターテイメント性が感じられないことが短所となっているようだ。

    本作の根底にあるのは流行りのジェンダー問題であり、女性であることで、男性よりも不利な処遇を受ける苦悩が描かれている。しかし、世の中の全ての女性が同様の苦悩を味わっているのだろうか。自分の周りを見渡すと男性の後ろに居て、前に出て来ようとしない女性の方がまだまだ多いように感じ

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    2025年06月23日
  • 最悪の相棒

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    「最悪の相棒」が「最高のバディ」になった。被害者支援の難しさと重みが良くわかります。続編のタイトルが気になります

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    2025年06月14日
  • 最悪の相棒

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    いわゆる犯罪被害者への視点を絡めながらいろいろな絡みあった事件をほぐしていく警察ものです。
    なかなか面白かったし、心に来るものもあります。

    2931冊
    今年159冊目

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    2025年06月09日
  • 最悪の相棒

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    10歳のときに姉を殺された潮崎は、当時犯罪被害者支援室の広中にお世話になっていた。

    広中は被害者遺族に寄り添い過ぎて心身を病み早くに亡くなってしまう。

    広中一家は、代々警察官一家で父親亡き後、長兄も警察官に次兄は検察官、そして長女もまた花園警察署の刑事課強行犯係に所属していたが、捜査一課への異動を命じられ、「犯罪被害者家族心理分析班」で潮崎刑事と動くことになる。

    潮崎の少年の頃を知っていた広中は、苦い思いをしながらも花園団地で起こる奇妙な事件や子どもの不審死などを違う角度で捜査する。


    最悪な相棒とは潮崎と広中のことだが、さまざまな事件を探っていくうちに単純ではなく、奥深く人を観察しな

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    2025年06月05日
  • 最悪の相棒

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    犯罪被害者家族は、警察からは被害者かつ容疑者の1人と認識される。それを見極める犯罪被害者家族心理分析官はそこを見極める。ある団地でおこる大なり小なりの謎を短編形式で一つの長編として描いている。楽しく読めた。3.8

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    2025年05月11日
  • 百年の時効

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    2024(令和6)年のある一人の男の死の事件性を探る時点から遡って昭和49(1974)年の一家惨殺事件そして昭和25(1950)年の函館での銀行支店長一家殺人事件という壮大な時間を超えて真実を追っていく警察の世界。推理小説でありながら社会問題を扱う社会小説でもあり、警察内部の人間関係、ヤクザ社会と警察の関係を描いているなど様々な興味から550ページの大作を一気に読んだ。
    1974年当時の警視庁の豪傑・鎌田刑事と若手・所轄の湯浅刑事のコンビで1950年の事件まで遡って調べていく場面が愉しいし、そのコンビが1989(平成元)年にも年を重ねて行動し、そして2024年には更に若手の草加刑事と20代の若

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    2026年06月13日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    『北緯43度のコールドケース』続編。今回追うのは爆弾魔ということで、公安が捜査に絡んでくる。刑事警察と公安の対立って警察ミステリではよく書かれるけど、本当のところどうなんだろう。また、主人公が大学や警察という組織で苦労しつつ奮闘する姿が書かれていて、結局どこでも人間関係がネックになるんだなと思う。コミュ力はもちろん必要だろうけれど、上司や周囲といった環境は運の要素も大きい。よっぽど勤務態度に問題がある人は置いておいて、普通の人が仕事を頑張っても評価されないのって、やっぱりおかしいんじゃないかと思ってしまう。

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    2026年06月13日
  • 百年の時効

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    昭和から令和にかけての壮大な物語。
    事件を解き明かしたいという刑事たちの執念が真実を導き出す。
    辿り着いた真実は想像を超えるものであった。
    読み応えはあったが、500頁を超える長編である上に登場人物も多いので、細かいところまで把握しきれなかった感はある。
    ラストで事件の全容が分かってホッとした。

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    2026年05月29日
  • 百年の時効

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    昭和から令和へ、時代を超えて未解決事件を追う刑事たちの執念に圧倒されました。足で稼ぎ泥臭く書き留められた昭和の捜査ノートが、令和の科学捜査と結びつく展開は鳥肌ものです。時代が移り変わっても決してブレない「絶対に犯人を逃がさない」という熱い刑事魂と、バラバラの謎が一つに収束していく緻密な構成が見事で、警察小説の醍醐味を存分に味わえました。

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    2026年05月27日
  • 北緯43度のコールドケース

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    【百年の時効】で初めて知った作者伏尾美紀

    他の作品も気になり今作【北緯43度のコールドケース】を読む。

    江戸川乱歩賞を受賞しただけに面白いし、警察小説の新たな形を提示してくれた!

    話とキャラクター造形がよく読ませる力は流石!

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    2026年05月15日
  • 北緯43度のコールドケース

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    Super8さんのオススメの「百年の時効」
    まだまだまだまだ予約が回ってこなそうなので
    こちらもエイトさんオススメの〜
    沢村依理子シリーズ第一弾!!

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    主人公は、博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子。ある理由から大学院を辞め、三十歳で警察の道へ。

    現場研修の名目で、道警の強行犯係に配属されて一年が経とうとしていた頃。凍てつく一月。管轄内で 死後間もない少女の遺体が発見される。

    なんと、遺体の少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜ちゃんであった! 当時三歳だった陽菜ちゃんの誘拐事件は、犯人取り押さえの際に容疑者が死亡してしまい、陽菜ちゃんの行方はわからず

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    2026年04月24日
  • 最悪の相棒

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    こんなどうしようもない気持ちになる人が、少なければ少ないほどいいな。痛みがわかる人は、同じような気持ちの人にうまく寄り添えるのかもしれない。

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    2026年04月16日
  • 最悪の相棒

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    読み終わった。なかなか苦痛だった。山とか谷とかがない感じで、ダラダラ物語が続く。事件も複雑にしすぎて、何が何だかよくわからなくなってしまった。そのうえどのあたりが表題の最悪の相棒なのかもわからない。

    数日経ったら感動したりするのかもしれないけれど。

    まずはなんか捜査一課に行けるかどうかのテストで、だれが匿名の通報をしたのか探して、引きこもりのいるおうちで父が母をしめ殺した話とか、襲い掛かろうとして子供がいるからやめる話とか、母子の殺人事件とかいろいろあった感じ。

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    2026年03月24日
  • 北緯43度のコールドケース

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    おおおおお!うちの近所で犯人捕まっとるー!!!!!!!

    って興奮するくらい、札幌の街が余す所なく事件現場になってて、思わず

    近くに住む住人Aの証言になりそうだった。

    いや。あんまり家から出てくるとことかは見たことなかったですね。
    たまに、車で出かけるところは見たりしてたので、出掛けてたりはしたと思うんですけど。

    みたいなね。

    挨拶もよくしてくれて、とってもいい人でしたよ。

    とかね。

    あーそうそう←曹操って変換でる私の携帯。

    そうそうっていれると、曹操になる。

    三国志ほど盛り上がりはしなかったけど、地元では興奮します。

    ふと、あの虐待受けてた女の子の事件は解決、、、した?っけ

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    2026年03月19日
  • 北緯43度のコールドケース

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    まずストーリー自体はとても面白かった。瀧本刑事の異常行動の理由には悲しくも納得感があって良かったし、始めに瀧本刑事から教わった話術で犯人に自供させる流れも良い。
    ただ作者の悪い癖として書きたい事を全部書いてしまう部分があった。
    特に前半、中盤は書く必要の無いものや、本筋から外れた部分を多々書いてるのでテンポが悪く、混乱した。

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    2026年01月30日
  • 北緯43度のコールドケース

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    読んでみたいと思っていた『数学の女王』がシリーズ作品で、こちらが前作のシリーズ一作目だと知り、手に取った一冊。

    数学を得意とする経歴を持つ女性刑事・沢村依理子。
彼女の過去の出来事との関わり、現在進行中の事件、過去の未解決事件、そして警察組織特有の勢力争いなど、さまざまな要素が描かれていく。
    要素は多いものの話が散らかることはなく、
純粋に「犯人は誰なのか」「どんな動機があるのか」、そして「この先どうなるのか」を楽しみながら読み進めることができた。

    次は『数学の女王』を読む予定。

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    2026年01月29日
  • 最悪の相棒

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    犯罪被害者の家族と警察官の家族が相棒
    になって事件の真相を解明していく物語。

    犯罪は被害者だけでなくその家族も苦しめ、
    事件に携わった警察官や家族たちの人生も
    変えてしまう。

    最悪の相性に思える2人が、絡まりを徐々に
    溶かしながら相手を受け入れていく過程や
    心情の変化に逞しや強さ、希望を感じた。

    最悪の相棒が、いつか最上の相棒になる物語を
    読んでみたい。

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    2025年11月23日