伏尾美紀のレビュー一覧
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昭和に起こった未解決事件。
一家惨殺、唯一の生き残りはまだ幼い息子1人。
昭和、平成、令和と時代を跨いで、それぞれの時代の刑事達がバトンを渡し、粘り強く事件を追っていく物語。
始まりは手掛かりも少なく、科学捜査もまだ発展していない昭和の時代。
DNA鑑定もなければ、防犯カメラもない。スマホもなければドライブレコーダーもない時代に、一体どうやって捜査するんだ…
絶望的に思えるシチュエーションにも関わらず、足を使い、些細な違和感も見逃さず、丁寧に捜査を重ね事件の核心に触れていく様は見事です。
時代と共に少しずつ科学捜査も発展していき、今までに分からなかった事実も徐々に明らかになっていく。
それぞれ -
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このタイトルは、百年の孤独を意識してるかい。うん、本の厚さは同じくらいだ。一つずつのエピソードは面白く読ませる力もそれぞれある。話しがあちこちするし、人間関係が混乱するのも似た感じ。百年の孤独の方は同性同名が何人も出てきて混乱に拍車をかける。百年の時効は、登場人物の多さに閉口するが皆んな役割りがある。ノーベル賞と比べるの意味ないけど、つい考えてしまった。
全く違ったのは、読み切る時間でした。百年の孤独は何回も投げ出しそうになったけど、百年の時効はどんどん読めます。
それと。江戸川乱歩を思い出しました。病気と変な趣味ありながらお医者になるて、優秀なのね。 -
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博士号を持つ警察官、沢村依理子の2作目。今回も面白かったです。男社会の警察組織で奮闘する姿がいいですね。読みながら応援してます。
今回は爆破事件を捜査します。テロの可能性もあり公安が出てきます。警察庁と警視庁の違いの説明が書かれてたけど、私には難しい。よく分からなかったです。こういう話だといつも対立しているイメージがあるんだけど、実際どうなんですかね?公安との面倒くさい駆け引きもある状況で、沢村たちは解決できるのか?沢村だからこその視点で徐々に解決に近づいていくけど…、一波乱あったり…。気になってあっという間に読めました。
愛情があっても、守り方を間違えてはダメですね。取り返しがつかなくなっ -
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プロローグ
いつものように一人掛け用の安楽椅子(登場27回目)で本書を読み終えた
暮れなずむ夕日はどこか儚げだった
この物語の内容やこの季節特有の桜が散っていくさまを見ているから、更にそういった想いを加速させたのではないか
考えてみれば、夕日も桜も本書も実に儚くて美しい
そう思いながら本書の最後の頁を閉じた
本章
『最悪の相棒』★5
やっぱりこの作家さんとは相性が頗る良い!
ミステリーと、ある病気とが複雑に絡み合った多重解決物
題名の“最悪の相棒”は、狙ったのかな〰
けっこうサイコーのバディだったけどね!
『百年の時効』は、本格派骨太ミステリーでしたが、こちらはもう少しエンタメに寄 -
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第67回江戸川乱歩賞受賞作。
三十路の女性があれこれ将来のこととかを悩みながら、前向きに頑張っている姿がいい。
沢村は大学院を出ていて、博士号を持っている異色の警察官。ある日女児の遺体遺棄事件の取調べに立ち会うことになった。女児は5年前に誘拐された子供だった。身代金引渡しの時に誘拐犯が電車にはねられてそのまま行方がわからなくなっていた。
女児はどうやら窒息死させられたようだった。もともとの誘拐事件が不手際に終わったこともあり、北海道県警は色めき立つ。だがしかし手がかりがなく、またもや未解決事件として放置されることになる。
数年後沢村は生活安全課にいた。刑事事件は扱わない防犯科である。現在 -
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プロローグ
フェルマーの最終定理が叫んでいる!
今度の敵も手強いぞ!
天才が秀才をいとも簡単に操っている
見えない犯人を導き出すことが出来るのか!?
“天才”対“異色”の戦いが始まろうとしている
難問と呼ばれた、フェルマーの最終定理の先に
あったものとは、、、
本章
『数学の女王』★5
デビュー作に次ぐ、沢村依理子シリーズ第二弾
大学院をドロップアウトした異色の刑事“依理子”が
男性社会の権化のような警察の中で苦心惨憺する様を現代的なアプローチで描いている
江戸川乱歩賞を獲ったデビュー作より格段に上手くなっている
恐らく指摘された箇所を漏らさず埋めていったに
違いない