伏尾美紀のレビュー一覧

  • 百年の時効

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    3つの時代に渡って引き継がれた未解決事件。ただただ事件を解決したいという思いがバトンをつなぎ、新しい視点からの捜査がつながっていく。様々な時代背景も描写され、あたかもそれぞれの時代を経験したかのように読めた。
    読みごたえがあって、かけた時間に見合う読書体験ができました。

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    2026年06月27日
  • 百年の時効

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    タイトルと評価を見た時から、ずっと読みたいと思っていた一冊
    この分厚さなので、読むのに気合いがいるなあ、、、と思っていたのですが、最初の数行を読んで、あっこれは私の好みかもと思ったら、一気読みでした

    実際にあった宮崎勤事件や地下鉄サリン事件等も織り混ぜながら、昭和、平成、令和、と百年に渡り、世代を超えて事件を追い続け、紡いでいった刑事たちの執念の物語

    重厚で読み応えがあり、ラストは解決できてよかったなあ、と率直に思いました

    今、地上波で、田鎖ブラザーズという時効が絡むドラマ(岡田将生さん、染谷将太さんがうまく演じてらっしゃいます)を見ています
    遺族に時効はないのに、どこかで線引きしなきゃ

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    2026年06月18日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    かなりの分量だったけど、めちゃくちゃ面白かった
    時代を超えて紡がれていく想いが最後に実るのが最高。刑事たちの熱量に震える。
    事件もわかりそうでわからない、という何とも気になるラインをずっと攻め続けてくる。
    どの刑事も好きだが、やはり鎌田・湯浅の初期コンビがカッコいい…!

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    2026年06月14日
  • 百年の時効

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     昭和四十九年に起きた一家殺害事件から平成、令和を跨いで捜査にあたる四人の刑事の事件解決への執念が否が応にも伝わり、時代を越えて受け継がれる捜査資料と不可解な事件の数々、まるで自身が捜査関係者であるかのような臨場感にのめり込み最後まで没頭しっ放しの読書体験だった。

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    2026年06月11日
  • 百年の時効

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    【託された捜査資料!時代は変わるが、人の本質は変わらない】
    昭和49年に発生した一家四人殺傷事件。その真相は、昭和では解明されなかった。

    事件を追った刑事たちは異動し、定年を迎え、やがてこの世を去っていく。事件関係者もまた年を重ね、記憶は薄れ、証言者は減っていく。しかし捜査資料だけは残り続ける。
    昭和の刑事が抱いた違和感は、平成の刑事へ。平成の刑事が立てた仮説は、令和の刑事へ。一本のバトンが受け継がれるように、捜査は半世紀にわたって続いていく。

    何もかも足りなかった昭和。科学捜査が始まり法制度も進んだ平成。過去の反省も活かされ、全てが前に進んだ令和。法や技術は進歩し、社会も変わる。

    しか

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    2026年06月11日
  • 百年の時効

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    とても面白かったです!昭和平成令和と事件当時関わった刑事と次に託された刑事そして未解決事件として関わっていく刑事。Audibleでは22時間ととても長かったですがどんどん引き込まれてほぼ一気聴きでした!素晴らしかったです!

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    2026年06月04日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    鳥肌と涙が一緒に出た作品は初めてかもしれない。

    時代と人を渡り歩いた事件は、さまざまな角度から
    こうかもしれないという推理を幾つも掻い潜り、
    辿り着いた結末は想像を絶しました。

    鎌田さんだけがこの事件の結末をしれなかったのが私の中では本当に本当に残念でならない。
    彼こそが一番知りたかった人なのではないかと思った。

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    2026年06月03日
  • 百年の時効

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    堂場瞬一さんの小説をほうふつとさせる大長編。読み応えあり、そして最初から最後まで読ませる筆力。鎌田が、湯浅が、草加が、藤森が見事に生きている。そして見事な締めくくり。最後まで満足の作品だった!

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    2026年06月01日
  • 百年の時効

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    担当する刑事が引き継がれていくタイプのあまり見ない刑事ものの作品。複数の事件がいずれも関連しており、少しずつ謎が解き明かされる感じが良い。長編作品もいいなあと思わせる作品。

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    2026年05月31日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    ここまで著者の4作品全部読んできたけどダントツ面白かった。昭和、平成、令和全ての点が現在で繋がるのは圧巻。刑事の執念と科学捜査の進歩が相まって収束していくのが気持ちの良いラスト。
    タイトルは百年の時効だけど、実際は事件から五十年。でもこの作品を昭和百年の2025年に刊行したから成立したタイトルかな。

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    2026年05月30日
  • 百年の時効

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    昭和に起こった未解決事件。
    一家惨殺、唯一の生き残りはまだ幼い息子1人。
    昭和、平成、令和と時代を跨いで、それぞれの時代の刑事達がバトンを渡し、粘り強く事件を追っていく物語。
    始まりは手掛かりも少なく、科学捜査もまだ発展していない昭和の時代。
    DNA鑑定もなければ、防犯カメラもない。スマホもなければドライブレコーダーもない時代に、一体どうやって捜査するんだ…
    絶望的に思えるシチュエーションにも関わらず、足を使い、些細な違和感も見逃さず、丁寧に捜査を重ね事件の核心に触れていく様は見事です。
    時代と共に少しずつ科学捜査も発展していき、今までに分からなかった事実も徐々に明らかになっていく。
    それぞれ

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    2026年05月30日
  • 百年の時効

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    500頁を超える大作でしたが、後半、ページが止まりませんでした。
    昭和平成令和の三世代に渡る刑事達の勘と、コミュニケーション能力と、情報収集力、そして事件解決への執念、仕事への情熱に感動しました。
    最後は事件の全容が分かってすっきりしました。
    実際の事件でも、もしかしたら犯人と思しき人が早い段階で分かっていても、決定的な証拠が無くて逮捕出来ない、という例もあったのかもな…なんて思いました。
    現代の科学捜査の発展に感謝です。

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    2026年05月29日
  • 北緯43度のコールドケース

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    『百年の時効』も読むのに相当苦労しましたが、デビュー作(江戸川乱歩賞受賞)からヘビー級だったとは驚きです。
    事件自体はとても悲しく、そして不可解なのですが、答えに辿り着くまでの紆余曲折がすごい。
    読みながら相当に頭を使うので、読まれる際は覚悟が必要です。
    小説の舞台の中心は北海道札幌市、実在の地名も多数登場します。
    きっと作者も、作中に登場する場所を何度も訪れているのだろうと思うと感慨深いものがありました。
    この作品がきっかけで札幌市を訪れて、作中に登場したスポットを巡ってくれるような読者がいたらいいなと思います。

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    2026年05月02日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    博士号を持つ警察官、沢村依理子の2作目。今回も面白かったです。男社会の警察組織で奮闘する姿がいいですね。読みながら応援してます。

    今回は爆破事件を捜査します。テロの可能性もあり公安が出てきます。警察庁と警視庁の違いの説明が書かれてたけど、私には難しい。よく分からなかったです。こういう話だといつも対立しているイメージがあるんだけど、実際どうなんですかね?公安との面倒くさい駆け引きもある状況で、沢村たちは解決できるのか?沢村だからこその視点で徐々に解決に近づいていくけど…、一波乱あったり…。気になってあっという間に読めました。
    愛情があっても、守り方を間違えてはダメですね。取り返しがつかなくなっ

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    2026年05月01日
  • 北緯43度のコールドケース

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    これは良い。とても面白かった。主人公の造形がしっかりしているので、次回作以降のシリーズ化も問題ないだろう。あまりご都合主義なところもなく、複数の話が混在しているのも良い。ちょっとだけ痴呆症が触れられすぎな気もするが、全体として全く気にはならない。犯人との対峙の場面もありそうなやり取りで緊張感があって良い。

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    2026年04月18日
  • 最悪の相棒

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    プロローグ

    いつものように一人掛け用の安楽椅子(登場27回目)で本書を読み終えた

    暮れなずむ夕日はどこか儚げだった
    この物語の内容やこの季節特有の桜が散っていくさまを見ているから、更にそういった想いを加速させたのではないか

    考えてみれば、夕日も桜も本書も実に儚くて美しい
    そう思いながら本書の最後の頁を閉じた


    本章
    『最悪の相棒』★5
    やっぱりこの作家さんとは相性が頗る良い!
    ミステリーと、ある病気とが複雑に絡み合った多重解決物
    題名の“最悪の相棒”は、狙ったのかな〰
    けっこうサイコーのバディだったけどね!

    『百年の時効』は、本格派骨太ミステリーでしたが、こちらはもう少しエンタメに寄

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    2026年04月09日
  • 北緯43度のコールドケース

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    第67回江戸川乱歩賞受賞作。
    三十路の女性があれこれ将来のこととかを悩みながら、前向きに頑張っている姿がいい。

    沢村は大学院を出ていて、博士号を持っている異色の警察官。ある日女児の遺体遺棄事件の取調べに立ち会うことになった。女児は5年前に誘拐された子供だった。身代金引渡しの時に誘拐犯が電車にはねられてそのまま行方がわからなくなっていた。

    女児はどうやら窒息死させられたようだった。もともとの誘拐事件が不手際に終わったこともあり、北海道県警は色めき立つ。だがしかし手がかりがなく、またもや未解決事件として放置されることになる。

    数年後沢村は生活安全課にいた。刑事事件は扱わない防犯科である。現在

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    2026年03月20日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    プロローグ 

    フェルマーの最終定理が叫んでいる!
    今度の敵も手強いぞ!

    天才が秀才をいとも簡単に操っている
    見えない犯人を導き出すことが出来るのか!?

    “天才”対“異色”の戦いが始まろうとしている


    難問と呼ばれた、フェルマーの最終定理の先に 
    あったものとは、、、



    本章
    『数学の女王』★5

    デビュー作に次ぐ、沢村依理子シリーズ第二弾
    大学院をドロップアウトした異色の刑事“依理子”が
    男性社会の権化のような警察の中で苦心惨憺する様を現代的なアプローチで描いている

    江戸川乱歩賞を獲ったデビュー作より格段に上手くなっている
    恐らく指摘された箇所を漏らさず埋めていったに
    違いない

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    2026年03月12日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    前作に続いて本作も読みましたが、伏尾美紀さんの描く沢村依理子警部補良いですね〜。
    北海道が舞台っていうのも凄く良い!

    伏尾さんのご年齢は私と大して変わらないのに、2021年にはデビュー作にして江戸川乱歩賞。
    もう唸るしかありません(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!

    この「数学の女王」も驚きの警察ミステリー。読み応えありです!
    またこのシリーズ続けばいいな。


    みなさんも読んでからのお楽しみです꒰⁠⑅⁠ᵕ⁠༚⁠ᵕ⁠꒱⁠˖⁠♡

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    2026年03月11日
  • 北緯43度のコールドケース

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    伏尾美紀さん作品3作目

    「百年の時効」
    「最悪の相棒」

    に引き続き読んだ本作品は
    第67回江戸川乱歩賞受賞作であり、デビュー作!

    博士号持ちながら大学院を去り、警察官になった主人公沢村は、男社会のなかでも高学歴で女性ということで厳しい警察組織で奮闘していく。
    この組織に揉まれながらも上司たちの見えない支えで事件を再度追っていく。
    それは沢村の過去の経験も影響していたと気付き、成長し、周りとの関わり方も徐々に好転する。

    デビュー作でこの感動は凄いですね!
    読み応えありました。
    次作も取り寄せたので。
    さあ。ワクワクしているうちに読むわよ〜(⁠✿⁠ ⁠♡⁠‿⁠♡⁠)

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    2026年03月08日