伏尾美紀のレビュー一覧

  • 百年の時効

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    ネタバレ

    圧巻でした。
    満州でのつながり、裏切り。
    時効、潜伏、オウム、血液製剤など、話題が盛りだくさんすぎた感はややある。
    犯人のなりすましなど、読み解きに苦労したが、
    犯行動機は胸に詰まるものがあった。

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    2026年01月02日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」が面白かったので、その前作を読んでみた。キャラの描き方や全てがとてもリアルで情景としてスッと胸に入って来た。色々な事件を織り込みながら、犯罪被害者の苦悩と加害者の刑の軽さを突きつけてくる。場面転換が早いのであっという間に読み終えた。伏線回収もしっかりしてて最後迄良かった。ただ、なぜこの題名にしたのか違和感は残る。

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    2025年12月25日
  • 百年の時効

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    ここ最近読んだ警察小説の中でもかなり熱い印象を受けました。主要人物である刑事たちに血潮が通っている感じがして、個人的にすごく好きです。非常に読み応えのある、素晴らしい小説でした。
    ひとつの事件を軸にして昭和から平成が描かれ、そして令和に繋がっていくお話ということで、ボリュームが凄くて内容も濃い。
    最初は登場人物や事象を頭に入れるのに集中しており淡々と読み進めていましたが……。担当した未解決事件を諦めきれず、追い続けて、その先を次の世代に託して繋げていく刑事たちの熱量に引き付けられるようにして、気付けば物語に没入していました。
    語られるその時代の空気感や事件の捜査を追体験してるような気持ちになり

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    2025年12月24日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    今年のベスト作品はこれなのでは?と思わせるほど、重厚さのある作品だった。

    満州時代から続く九重たちの思いを引き継ぐ者たち。最初に一家殺人事件を担当した刑事二人の思いを引き継ぐ者たち。これらが幾重にも絡み合い時効を迎えぬ事件の真相を紐解いていく。

    残酷なシーンでは、わずかな仄暗さでさえも目の前で起きた描写かと感じるほどの恐怖が何度も襲う。

    この感想を打つ指が震えるほど余韻が残っていた。

    0
    2025年12月23日
  • 百年の時効

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    553ページの昭和、平成、令和と紡がれた物語は、読み応えがあり、とても良かった。
    昭和25年、昭和49年に起こった未解決事件を追いかける刑事の執念。
    しかし、事件の背景事情が分かり、容疑者もいるのに、解決にたどり着けない。
    令和7年が昭和100年にあたるようです。
    まさに壮大な物語だった。

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    2025年12月20日
  • 百年の時効

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    続きが気になりページをめくる手が止まらなかった。

    続きが気になるのに何だかまだ終わって欲しくないと思うような
    物凄く惹き込まれる本だった。

    一気読みがおすすめです。

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    2025年12月20日
  • 百年の時効

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    「百年の時効」(伏尾美紀)
    昭和の時代に起きた事件を平成、令和の視点で刑事が追う小説でした。まさに自分が育った時とも重なる時代を考えながら読みました。犯人を追う刑事達の焦りにも似た渇望、迫力には引き込まれました。戦争の風がまだ色濃く残る昭和の事件を昭和の刑事と平成、令和の刑事がどう追って行くのかにも。今日はニュースで世田谷区一家斬殺事件関連の報道を聞きましたが、現実の未解決事件が思い出され、どうして犯人が捕まらないのか?その真相背景は何なのか?せめて小説の中にカタルシムを求めたのかもしれません。
    それにしても、この小説を書き上げた作家さんは凄いと思います。フィクションですが、我々の現実に起こっ

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    2025年12月19日
  • 百年の時効

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    2025年は昭和100年にあたるということを、この本で知った
    昭和49年3月27日春の嵐の夜、凄惨な事件が起こる
    そこから50年
    昭和、平成、令和の時代を経て事件の真相に迫る超大作
    その時代、時代の背景や大きな事件の記述もあり、刑事たちと一緒に時代を辿っていく感覚で没入した
    いくつものピースが1つになった時の感慨深い気持ちは、上手い言葉がみつからない
    昭和の熱い刑事たち、それを繋ぐ平成の刑事、最後にバトンを託された令和の刑事(女性であるのも時代性がある)、刑事たちの執念に心が震える今年ベスト級の作品でした

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    2025年12月16日
  • 百年の時効

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    昭和49年に起きた一家殺傷事件は未解決のまま50年
    令和6年にアパートで見つかった一体の死体によって時計の針が再び動き出す

    すんごい盛り沢山な内容で読みごたえが凄かった
    まるで連続ドラマを見てるよう
    4人の警察官が昭和・平成・令和へ執念の捜査を繋いでいく展開が胸熱!
    真相に震えた!!

    じっくり読み進める方がいいと思うので、年末年始等の時間が取れる時に読むのがいいと思います!

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    2025年12月14日
  • 百年の時効

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    #百年の時効
    #伏尾美紀

    550ページに及ぶ大作。主要登場人物だけで30人超。昭和、平成、令和にまたがる50年間、刑事たちが捜査をつなぐ執念に胸を打たれる。人物相関図を作って復習が必要なほど難解な謎解きだけど、本格ミステリが好きな人には超お勧め。細切れで読んでいると前後関係がわからなくなるので、まとまった時間作って集中して読みたい。警察小説の新たな金字塔。

    #ミステリ
    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2025年12月14日
  • 百年の時効

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     令和六年、アパートの一室から変死体が発見される。遺体の男性は『兜町の異端児』と呼ばれ、天才的な相場師として名の知られた男だった。押し入れのスーツケースから一冊の本が出てきて、その本には「警察の皆様へ」と書かれた封筒が挟み込まれていた。亡くなった男は、昭和四十九年に起こった『佃島一家四人殺傷事件』の重要参考人だった、というが。若手刑事の藤森菜摘は、昭和の時代から続く刑事たちの執念を継ぐようにして、未解決事件を追っていく――。

     昭和100年の『今年』のうちにこそ読んでおきたい本作は、ひとつの事件をめぐって、昭和、平成、令和と刑事たちの想いが繋がれていく様子を丁寧に描きながら、そこに現代史を語

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    2025年12月13日
  • 百年の時効

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    昭和100年を前に。
    もっと色んな作家さんによる昭和100年を意識した作品が出ると思いきや出ない。
    大作は売れない世の中。
    出してもね、な風潮はそうだろなと。
    まさにな来年は出るんでしょうか。

    そこにがっつり真正面から挑んできた作品。
    恥ずかしながら初読の作家さんですが、
    540ページからなる大作に、昭和100年に真正面から挑み、
    時代背景と警察組織と捜査員の思いと。
    時代の違いを感じさせながらバトンを渡して、令和の今に全てを白日の下に晒した…のか?

    もんのすごい大作でキレイに閉じてるのだが、
    幽霊の正体見たり枯尾花
    ではないが、真相は、推理よりもだいぶこじんまりした感あり、だからこそリア

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    2025年12月04日
  • 百年の時効

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    560ページを一昼夜で一気読みしてしまった!!
    一家惨殺事件の解決のため、昭和・平成・令和と50年間の時をかけて、バトンを繋いだ刑事たちに胸熱。
    警察小説はこうでなきゃ。
    鎌田刑事が生きていたら…涙

    奇しくも、先日も長きにわたる未解決事件の犯人逮捕が話題になったけど、控訴時効の廃止と日進月歩の科学捜査によって、一つでも多くの事件の真実が明らかになりますように、と思わされました。

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    2025年12月04日
  • 百年の時効

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    すごく好みで面白かった!とにかく警察官たちの執念がものすごく心も熱いし物語も読み応えがあり大満足のままに読み終えた。現代の令和で藤森が調べた1人の男の遺体がこんなに長い事件と物語へ繋がるなんて思いもしなかった。忘れていたハルノアラシから始まる冒頭が最後の伏線回収で生きる。登場人物が多いし話の中で過去の出来事が語られ時系列が複雑化しそうだけど丁寧に書かれているのでついていけた。時代背景や時事問題にも触れていてそこも楽しめる。湯浅と鎌田コンビがとても良くてすてきだった。未解決事件の解決を見届けられて良かった。

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    2025年12月03日
  • 百年の時効

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    おすすめされた 初めての作家さんでした 550ページもあったので 心配だったけど スルスル読めちゃいました
    昭和 平成 令和と関係する事件を追う話ですが 本当にあった事件も出てくるので とても 時系列がリアルです 
    読み終わったあと 悲しくて あ~ってなります

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    2025年12月04日
  • 北緯43度のコールドケース

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    一気読みだった。
    刑事物で、これだけ読ませるのは、ないと思う。
    登場人物のバックボーンがしっかりてしている。犯人の動機も性格もしっかり書かれているし、納得も出来る。
    デビュー作て乱歩賞は頷ける。
    レビュー見ると途中話の展開が分からなくなると言う意見があったが、これはこの小説に深みを持たせる為だと思います。
    久々の良い小説を読ませて頂きました。この作家の他の作品も読みたい。
    25/11/24 52冊目

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    2025年11月25日
  • 北緯43度のコールドケース

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    地元出身の作家さんということで読みましたが面白かったです。見知った地名が出てくるのも良い。

    一気読みでした。江戸川乱歩賞を取っただけはある。次作も買います。

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    2025年11月07日
  • 北緯43度のコールドケース

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    ネタバレ

    博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子。
    北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。
    発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜だった。
    容疑者死亡で未解決だった事件は沢村を呑み込むように意外な展開を見せる。
    第67回江戸川乱歩賞受賞作。

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    2025年11月06日
  • 北緯43度のコールドケース

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    久々に読んだ刑事ものミステリー。
    舞台が北海道というのもあって、親近感を持ちながら読めた。

    コールドケースというのは迷宮入りした、未解決事件のことらしい。その未解決事件に関係する事件が起きて…解決するかと思いきや…という感じで、なかなか進まない。途中から全然事件に触れなくなり、大丈夫か?と思うものの何故か手が止まらない。
    そして最後の怒涛の追い上げ。
    面白かった〜。
    400ページ越えの、文庫本にしては長めのお話だったが、飽きずに読める。刑事ものミステリーも結構面白いと再認識出来た。

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    2025年08月20日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    ネタバレ

    文庫化を待ちに待っていた作品。期待を裏切らず、とても面白かった。
    沢村にも犯人にもその他の登場人物にも感情移入というか…悲しさとか悔しさとかが身に迫ってきて没入感満載でした。

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    2025年07月10日