伏尾美紀のレビュー一覧

  • 百年の時効

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    傑作。非常に面白かった。この作家は素晴らしい作品を書く。既に巨匠と言っても良いだろう。刑事が何代にもわたって未解決事件を引き継ぎ、最後には解決すると言うものすごい話。若干、満州にまで話が遡るのはやり過ぎかなと思えるが、作品の出来栄えには全く影響しない。素晴らしい読書体験をしたい人におすすめ。

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    2026年08月17日
  • 百年の時効

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    凄い小説だった‥!あまりのリアリティでノンフィクションか?と思った程。連続企業爆破事件も出てくるし!桐島聡も50年逃亡してて、死ぬ直前に出できたし‥。
    桜井も死ぬ時に自分の過去を告白するところとか被る!宮﨑勤とかも思い出しても腹立たしい‥。フィクションとノンフィクションが混ざってて、異様なリアルさが感じられる。
    昭和、平成、令和と警察官達の事件に対する執念が受け継がれて行くと言った感じで、とても壮大なスケールのミステリーだった。昭和には不可能だった科学捜査によって令和で突き止められる事があったりして身震いした!!桐島聡もDNA鑑定されてたしね。
    ドラマは全く見ないんだけど、これは日曜劇場で放送

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    2026年08月16日
  • 百年の時効

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    「警察(われわれ)の勝ちだ」

    みんみんの本棚から

    やー、やっと読みました
    やっと読みましたよ
    真打ち登場ってわけです

    えーそうですとも
    最後には必ず勝つんです
    警察の執念とも言える組織捜査が最後には必ず勝つんです
    分かっていましたとも

    そんなもん最後結局迷宮入りでした〜♪が日本推理作家協会賞受賞するか!( ゚д゚ )クワッ!!(なんだそのメタ視点)

    しかも今回は昭和、平成、昭和(戻ってる戻ってる!)違う令和に跨る三世代の刑事たちによる執念のリレーです
    そんなもん最後には勝つんです

    刑事たちの執念が事件の真相にちょっとずつ迫っていく
    そんな大好きなやーつを3本、それぞれに時代背景と警

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    2026年08月16日
  • 百年の時効

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    これよ、これ。こういう骨太な警察ミステリーが読みたかったのよ。

    地味なのに超かっこいい、ハードボイルドな警察小説。情熱と執念で、未解決の殺人事件の真相を、昭和、平成、令和と時代をまたいで追い続ける刑事さんたちが、とにかくかっこよかった。

    この物語はフィクションだけれど、昭和から平成にかけて実際に起こった戦争や大事件、経済の変化、暴力団勢力の弱体化、公訴時効の廃止、そして時代ごとの文化の流れまでが物語の背景として描かれていて、ミステリーを読みながら近代史を勉強しているような面白さもあった。

    それにしても、よくもこんな壮大な物語を書けたなと、作者にはただただ驚かされる。雰囲気としては、松本清

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    2026年08月16日
  • 百年の時効

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    凄い作品。
    作者さんがよく調べて書かれたんだろうな

    史実に上手く絡めて、尚且つ予測のつかない展開を見せる。映像化したら絶対面白いと思う!

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    2026年08月15日
  • 百年の時効

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    50年くらい昔は指紋を一つ一つ一致するか確認してたのか、、そりゃ時間かかるし犯人捕まんねーよな。今は防犯カメラですぐ足つきそうだし、これからますますすぐ捕まるようになりそう。
    物語複雑すぎてストーリー追うのがむずい。

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    2026年08月11日
  • 最悪の相棒

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    ネタバレ

    主人公の広中が過去に因縁のある潮崎と相棒となり事件を解決していく物語。
    被害者に焦点を当てた作品であまりこのような作品を読んだことがなかったから面白かった。
    不可解なことが最初はバラバラだったものがひとつに、綺麗に繋がっていってさすがだなと思った。
    実社会でも被害者はこのように苦しんでいるのだと考えると嫌な気持ちになる。被害者が報われる社会にしなければならないなとおもった。
    なかなか考えさせられる、メッセージ性のある作品だなと思った。

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    2026年07月23日
  • 誰何

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    警察小説の真骨頂を見た作品に仕上がっている感じがしました。新内の警察官時代の名刺が思わぬ伏線になり前代未聞のストーリー展開に読む手が止まらず一気読みでした。二つの事件捜査に意外性を感じ、見事な作品でした。深く考えさせられる新感覚のミステリーをあなたもぜひ読んで堪能して下さい。

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    2026年07月06日
  • 北緯43度のコールドケース

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    『百年の時効』も読むのに相当苦労しましたが、デビュー作(江戸川乱歩賞受賞)からヘビー級だったとは驚きです。
    事件自体はとても悲しく、そして不可解なのですが、答えに辿り着くまでの紆余曲折がすごい。
    読みながら相当に頭を使うので、読まれる際は覚悟が必要です。
    小説の舞台の中心は北海道札幌市、実在の地名も多数登場します。
    きっと作者も、作中に登場する場所を何度も訪れているのだろうと思うと感慨深いものがありました。
    この作品がきっかけで札幌市を訪れて、作中に登場したスポットを巡ってくれるような読者がいたらいいなと思います。

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    2026年05月02日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    博士号を持つ警察官、沢村依理子の2作目。今回も面白かったです。男社会の警察組織で奮闘する姿がいいですね。読みながら応援してます。

    今回は爆破事件を捜査します。テロの可能性もあり公安が出てきます。警察庁と警視庁の違いの説明が書かれてたけど、私には難しい。よく分からなかったです。こういう話だといつも対立しているイメージがあるんだけど、実際どうなんですかね?公安との面倒くさい駆け引きもある状況で、沢村たちは解決できるのか?沢村だからこその視点で徐々に解決に近づいていくけど…、一波乱あったり…。気になってあっという間に読めました。
    愛情があっても、守り方を間違えてはダメですね。取り返しがつかなくなっ

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    2026年05月01日
  • 北緯43度のコールドケース

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    これは良い。とても面白かった。主人公の造形がしっかりしているので、次回作以降のシリーズ化も問題ないだろう。あまりご都合主義なところもなく、複数の話が混在しているのも良い。ちょっとだけ痴呆症が触れられすぎな気もするが、全体として全く気にはならない。犯人との対峙の場面もありそうなやり取りで緊張感があって良い。

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    2026年04月18日
  • 最悪の相棒

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    プロローグ

    いつものように一人掛け用の安楽椅子(登場27回目)で本書を読み終えた

    暮れなずむ夕日はどこか儚げだった
    この物語の内容やこの季節特有の桜が散っていくさまを見ているから、更にそういった想いを加速させたのではないか

    考えてみれば、夕日も桜も本書も実に儚くて美しい
    そう思いながら本書の最後の頁を閉じた


    本章
    『最悪の相棒』★5
    やっぱりこの作家さんとは相性が頗る良い!
    ミステリーと、ある病気とが複雑に絡み合った多重解決物
    題名の“最悪の相棒”は、狙ったのかな〰
    けっこうサイコーのバディだったけどね!

    『百年の時効』は、本格派骨太ミステリーでしたが、こちらはもう少しエンタメに寄

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    2026年04月09日
  • 北緯43度のコールドケース

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    第67回江戸川乱歩賞受賞作。
    三十路の女性があれこれ将来のこととかを悩みながら、前向きに頑張っている姿がいい。

    沢村は大学院を出ていて、博士号を持っている異色の警察官。ある日女児の遺体遺棄事件の取調べに立ち会うことになった。女児は5年前に誘拐された子供だった。身代金引渡しの時に誘拐犯が電車にはねられてそのまま行方がわからなくなっていた。

    女児はどうやら窒息死させられたようだった。もともとの誘拐事件が不手際に終わったこともあり、北海道県警は色めき立つ。だがしかし手がかりがなく、またもや未解決事件として放置されることになる。

    数年後沢村は生活安全課にいた。刑事事件は扱わない防犯科である。現在

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    2026年03月20日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    プロローグ 

    フェルマーの最終定理が叫んでいる!
    今度の敵も手強いぞ!

    天才が秀才をいとも簡単に操っている
    見えない犯人を導き出すことが出来るのか!?

    “天才”対“異色”の戦いが始まろうとしている


    難問と呼ばれた、フェルマーの最終定理の先に 
    あったものとは、、、



    本章
    『数学の女王』★5

    デビュー作に次ぐ、沢村依理子シリーズ第二弾
    大学院をドロップアウトした異色の刑事“依理子”が
    男性社会の権化のような警察の中で苦心惨憺する様を現代的なアプローチで描いている

    江戸川乱歩賞を獲ったデビュー作より格段に上手くなっている
    恐らく指摘された箇所を漏らさず埋めていったに
    違いない

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    2026年03月12日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    前作に続いて本作も読みましたが、伏尾美紀さんの描く沢村依理子警部補良いですね〜。
    北海道が舞台っていうのも凄く良い!

    伏尾さんのご年齢は私と大して変わらないのに、2021年にはデビュー作にして江戸川乱歩賞。
    もう唸るしかありません(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!

    この「数学の女王」も驚きの警察ミステリー。読み応えありです!
    またこのシリーズ続けばいいな。


    みなさんも読んでからのお楽しみです꒰⁠⑅⁠ᵕ⁠༚⁠ᵕ⁠꒱⁠˖⁠♡

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    2026年03月11日
  • 北緯43度のコールドケース

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    伏尾美紀さん作品3作目

    「百年の時効」
    「最悪の相棒」

    に引き続き読んだ本作品は
    第67回江戸川乱歩賞受賞作であり、デビュー作!

    博士号持ちながら大学院を去り、警察官になった主人公沢村は、男社会のなかでも高学歴で女性ということで厳しい警察組織で奮闘していく。
    この組織に揉まれながらも上司たちの見えない支えで事件を再度追っていく。
    それは沢村の過去の経験も影響していたと気付き、成長し、周りとの関わり方も徐々に好転する。

    デビュー作でこの感動は凄いですね!
    読み応えありました。
    次作も取り寄せたので。
    さあ。ワクワクしているうちに読むわよ〜(⁠✿⁠ ⁠♡⁠‿⁠♡⁠)

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    2026年03月08日
  • 北緯43度のコールドケース

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    初めて読む作家さんだったけど、すごーく面白かった。
    一気読みしてしまいましたー。
    次の作品も楽しみ。

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    2026年03月01日
  • 北緯43度のコールドケース

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    プロローグ

    北緯43度のような寒気が己を襲う
    そう、あれはあの時食したアレのせいなのか?
    それとも、単なるアレなのか?

    両腕を交差し抱きしめるように自身の両肩に手を
    乗せると、縮こまって寒さを必死に堪える己がいた

    果たして、このコールドケースは、解決するのか!?
    このどうでもよいコールドケースにガクブルに
    なりながら頁を捲った!


    本章
    『北緯43度のコールドケース』★5
    昨年の自身のベストミステリー『百年の時効』
    著者による第67回江戸川乱歩賞受賞のデビュー作!


    ある倉庫で少女の遺体が発見された
    なんとその少女は、5年前に誘拐された陽菜ちゃん
    だった

    容疑者死亡のまま、未解決事

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    2026年02月21日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」と読む順番が逆になってしまったが、現在までの伏尾4作品の中で、個人的に一番面白く完成度が高いように感じた。犯罪被害者の家族として残された少年が刑事になり、その被害者救済で家族を顧みないほどのめり込んだ刑事の家族の少女も刑事になり、そして相棒になって被害者救済というテーマに向かいながら過去を顧みながら本当のバディになっていく。テーマの解析とその題材となる事件のプロットと伏線の見事な回収、関係する人間関係描写の巧みさ、素晴らしくまとまりがあり納得感ある完成度の高い一冊。

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    2026年01月11日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」が面白かったので、その前作を読んでみた。キャラの描き方や全てがとてもリアルで情景としてスッと胸に入って来た。色々な事件を織り込みながら、犯罪被害者の苦悩と加害者の刑の軽さを突きつけてくる。場面転換が早いのであっという間に読み終えた。伏線回収もしっかりしてて最後迄良かった。ただ、なぜこの題名にしたのか違和感は残る。

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    2025年12月25日