伏尾美紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
伏尾美紀さん作品3作目
「百年の時効」
「最悪の相棒」
に引き続き読んだ本作品は
第67回江戸川乱歩賞受賞作であり、デビュー作!
博士号持ちながら大学院を去り、警察官になった主人公沢村は、男社会のなかでも高学歴で女性ということで厳しい警察組織で奮闘していく。
この組織に揉まれながらも上司たちの見えない支えで事件を再度追っていく。
それは沢村の過去の経験も影響していたと気付き、成長し、周りとの関わり方も徐々に好転する。
デビュー作でこの感動は凄いですね!
読み応えありました。
次作も取り寄せたので。
さあ。ワクワクしているうちに読むわよ〜(✿ ♡‿♡) -
Posted by ブクログ
プロローグ
北緯43度のような寒気が己を襲う
そう、あれはあの時食したアレのせいなのか?
それとも、単なるアレなのか?
両腕を交差し抱きしめるように自身の両肩に手を
乗せると、縮こまって寒さを必死に堪える己がいた
果たして、このコールドケースは、解決するのか!?
このどうでもよいコールドケースにガクブルに
なりながら頁を捲った!
本章
『北緯43度のコールドケース』★5
昨年の自身のベストミステリー『百年の時効』
著者による第67回江戸川乱歩賞受賞のデビュー作!
ある倉庫で少女の遺体が発見された
なんとその少女は、5年前に誘拐された陽菜ちゃん
だった
容疑者死亡のまま、未解決事 -
Posted by ブクログ
「百年の時効」が気になり、著者について調べていたところ、「北緯43度のコールドケース」がデビュー作とのこと。
それならば、まずはデビュー作から読んでみようと思い、手に取りました。
結果、満足感の高い読書時間となりました。
この作品は、主人公・沢村のキャラクターがかなり個性的なので、彼女に寄り添えるかどうかが、物語に入り込めるかどうかの肝になりそうな気がします。
沢村は博士号を持つ女性刑事。
学生上がりの院卒……というだけで、個人的には少し偏見を持って見てしまうところがあります。
常識に欠けていそう、空気を読むのが上手くなさそう、プライドが高そう、集団行動が苦手そう、でも集中力は高そう……など -
Posted by ブクログ
昭和、平成、令和、時代を跨いで事件を追いかける警察官の捜査状況を描いた550頁から成る長編小説。
推理小説としてのどんでん返しに加え、満州国時代まで遡る歴史的背景をベースに昭和電工事件、三菱重工ビル爆破事件、地下鉄サリン事件、薬害エイズ事件など実在事件を散りばめ、懐古感溢れる構成にもなっている。
小説の根幹を成すのが、昭和49年に起きた「佃島一家4人殺傷事件」。現場には4人の実行犯がいたと思われるが、逮捕されたのは主犯格の男一人だけ。
そして、50年後、事件の容疑者の一人が変死体で発見される。
現場に臨場した28歳の女性刑事・藤森菜摘は上司の草加文夫から半世紀に及ぶ捜査資料を託され、