伏尾美紀のレビュー一覧

  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    前作に続いて本作も読みましたが、伏尾美紀さんの描く沢村依理子警部補良いですね〜。
    北海道が舞台っていうのも凄く良い!

    伏尾さんのご年齢は私と大して変わらないのに、2021年にはデビュー作にして江戸川乱歩賞。
    もう唸るしかありません(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!

    この「数学の女王」も驚きの警察ミステリー。読み応えありです!
    またこのシリーズ続けばいいな。


    みなさんも読んでからのお楽しみです꒰⁠⑅⁠ᵕ⁠༚⁠ᵕ⁠꒱⁠˖⁠♡

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    2026年03月11日
  • 北緯43度のコールドケース

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    伏尾美紀さん作品3作目

    「百年の時効」
    「最悪の相棒」

    に引き続き読んだ本作品は
    第67回江戸川乱歩賞受賞作であり、デビュー作!

    博士号持ちながら大学院を去り、警察官になった主人公沢村は、男社会のなかでも高学歴で女性ということで厳しい警察組織で奮闘していく。
    この組織に揉まれながらも上司たちの見えない支えで事件を再度追っていく。
    それは沢村の過去の経験も影響していたと気付き、成長し、周りとの関わり方も徐々に好転する。

    デビュー作でこの感動は凄いですね!
    読み応えありました。
    次作も取り寄せたので。
    さあ。ワクワクしているうちに読むわよ〜(⁠✿⁠ ⁠♡⁠‿⁠♡⁠)

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    2026年03月08日
  • 北緯43度のコールドケース

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    初めて読む作家さんだったけど、すごーく面白かった。
    一気読みしてしまいましたー。
    次の作品も楽しみ。

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    2026年03月01日
  • 北緯43度のコールドケース

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    プロローグ

    北緯43度のような寒気が己を襲う
    そう、あれはあの時食したアレのせいなのか?
    それとも、単なるアレなのか?

    両腕を交差し抱きしめるように自身の両肩に手を
    乗せると、縮こまって寒さを必死に堪える己がいた

    果たして、このコールドケースは、解決するのか!?
    このどうでもよいコールドケースにガクブルに
    なりながら頁を捲った!


    本章
    『北緯43度のコールドケース』★5
    昨年の自身のベストミステリー『百年の時効』
    著者による第67回江戸川乱歩賞受賞のデビュー作!


    ある倉庫で少女の遺体が発見された
    なんとその少女は、5年前に誘拐された陽菜ちゃん
    だった

    容疑者死亡のまま、未解決事

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    2026年02月21日
  • 百年の時効

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    昭和49年、東京•佃島で起きた一家惨殺事件。主犯格の男は逮捕されたが共犯者は不明のままだった。公判中に主犯格の男が病に倒れたため時効が無くなり、50年後の令和6年、事件の重要参考人の一人が変死体で発見される。現場に臨場した若手刑事の藤森菜摘は、上司からこの長期未解決事件の捜査を託さるが...。

    手がかりを追い求めてやっとその答えが見つかったかと思うと、また別の疑問に突き当たる。解けそうで解けない絡みあった糸を延々と手繰る。世代交代を重ねバトンタッチしながら事件を追い続ける刑事達の執念が胸熱。昭和、平成、令和と時代をまたがって複数の事件が絡みあう。令和の事件がよもや戦時中の満州国に繋がるとは…

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    2026年05月27日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」と読む順番が逆になってしまったが、現在までの伏尾4作品の中で、個人的に一番面白く完成度が高いように感じた。犯罪被害者の家族として残された少年が刑事になり、その被害者救済で家族を顧みないほどのめり込んだ刑事の家族の少女も刑事になり、そして相棒になって被害者救済というテーマに向かいながら過去を顧みながら本当のバディになっていく。テーマの解析とその題材となる事件のプロットと伏線の見事な回収、関係する人間関係描写の巧みさ、素晴らしくまとまりがあり納得感ある完成度の高い一冊。

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    2026年01月11日
  • 最悪の相棒

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    「百年の時効」が面白かったので、その前作を読んでみた。キャラの描き方や全てがとてもリアルで情景としてスッと胸に入って来た。色々な事件を織り込みながら、犯罪被害者の苦悩と加害者の刑の軽さを突きつけてくる。場面転換が早いのであっという間に読み終えた。伏線回収もしっかりしてて最後迄良かった。ただ、なぜこの題名にしたのか違和感は残る。

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    2025年12月25日
  • 北緯43度のコールドケース

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    一気読みだった。
    刑事物で、これだけ読ませるのは、ないと思う。
    登場人物のバックボーンがしっかりてしている。犯人の動機も性格もしっかり書かれているし、納得も出来る。
    デビュー作て乱歩賞は頷ける。
    レビュー見ると途中話の展開が分からなくなると言う意見があったが、これはこの小説に深みを持たせる為だと思います。
    久々の良い小説を読ませて頂きました。この作家の他の作品も読みたい。
    25/11/24 52冊目

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    2025年11月25日
  • 北緯43度のコールドケース

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    地元出身の作家さんということで読みましたが面白かったです。見知った地名が出てくるのも良い。

    一気読みでした。江戸川乱歩賞を取っただけはある。次作も買います。

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    2025年11月07日
  • 北緯43度のコールドケース

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    ネタバレ

    博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子。
    北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。
    発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜だった。
    容疑者死亡で未解決だった事件は沢村を呑み込むように意外な展開を見せる。
    第67回江戸川乱歩賞受賞作。

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    2025年11月06日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    ネタバレ

    文庫化を待ちに待っていた作品。期待を裏切らず、とても面白かった。
    沢村にも犯人にもその他の登場人物にも感情移入というか…悲しさとか悔しさとかが身に迫ってきて没入感満載でした。

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    2025年07月10日
  • 最悪の相棒

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    犯罪被害者家族心理分析班を託された塩崎と、彼にまつわる事情で父親を亡くしたと頑なに心を閉ざす広中、2人の刑事が犯罪の真相を追う。

    犯罪被害者の立場から、事件に対して安易な解決を良しとしない塩崎の捜査に、対立しながらも共感をさしていく広中。
    幾つかの“解決された"事件を、塩崎の目は
    新たな着眼点で真相を導く物語は、読み手に満足感を与えてくれる。
    一冊の中に様々な事件を盛り込んだ読み応えのある小説だった。

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    2025年05月03日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    ネタバレ

    デビュー作『北緯43度のコールドケース』の続編であり、爆発事件の謎を追う社会派ミステリである。前作同様、単なる犯人探しに収まる作品ではない。

    舞台は、新設された大学院大学。知性と理性の象徴のような場所で爆発事件が起こる。事件はテロなのか。物語には、爆弾魔を追うサスペンスとしての軸と、警察内部の対立を描く組織ドラマとしての軸がある。爆弾魔を追いながら、五係内部に潜む公安のスパイも追うことになる。

    読んでいると、かなり早い段階で「犯人はこの人だな」と分かる。ジェンダーバイアスという補助線も見えてくる。けれど、この作品はそこに安直には着地しない。むしろ、実際にはジェンダーバイアスが存在しなかった

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    2026年06月08日
  • 百年の時効

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    「お前たちの世代で解決できなきゃ、その次の世代に渡してくれ。そうすれば俺たちがしてることは永遠に受け継がれる。」

    警察小説の定番の「ショカツと本庁のせめぎ合い」も描かれているし、また逆にショカツと本庁の協力も描かれていて
    戦前から戦後、昭和から平成に至るまでの実際に起きた(あった)事件や出来事も登場し「そうだったなぁ」「そうだったのか」と思いながら読んだ。

    冒頭に挙げたセリフは登場人物が言うのだが
    捜査とは社会正義の実現が大目標なのは間違いないとして、警察の維持やプライドや執着といった人間くさい血の通った感情が注ぎ込まれているのかもしれない。そう考えると、冤罪なども怖くなったり。
    ちょっと

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    2026年05月31日
  • 北緯43度のコールドケース

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    皆さんのレビューでお見かけする「百年の時効」が気になっているのだが、そちらは文庫化を待つとして、こちらも時折見かける、その作者さんのデビュー作に行ってみる。
    これがとても面白く読めた。

    未解決だった5年前の少女誘拐事件の被害者が遺体で見つかるところからスタート。
    この事件の解決に突き進むのかと思ったら、そこからは、ある派出所での警官の拳銃自殺を挟んで、誘拐&遺体遺棄事件の捜査本部は解散し、いつの間にやら捜査本部を外されていた主人公は別の所轄の生安に異動となって…と、一体どうなるのという展開に。

    主人子の沢村依理子はドクター持ちのノンキャリア。30歳で警官になったという異色の経歴。
    話の流れ

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    2026年05月30日
  • 百年の時効

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    550ページの厚さ。でも次々とページを捲っていった。途中でちょっと混乱したところもあったが、なんとか最後まで行きついた。でももう一度読み直さないといけないかも。

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    2026年05月25日
  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    本の本筋から外れるのですが、日本のポスドク問題を放置するのは国家的損失だと思いました。ギフテッドと呼ばれるような超優秀な人たちは、海外に出るなりして活躍できるからいいでしょう。でも、そこそこ優秀な人たちが博士号を取っても活躍の場所が用意されていない。生活のために不安定な准教授に留まるしかなく、目先の契約更新に神経をすり減らす。このような状況を改善するために、研究者が出した一定レベル以上の論文に報奨金を与えるなどの施策があっても良いのではないかと思いました。

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    2026年05月24日
  • 百年の時効

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    第28回大藪春彦賞
    第47回吉川英治文学新人賞
    第79回日本推理作家協会賞

    時代をまたぐ壮大なスケールの物語でおもしろかった。
    満州再建の話が出てくるけど、一部の人がもっていた強い執念が感覚として理解ができない。
    途中、人物がややこしくて混乱する部分もあったけど、それ以外は没入して読めた。
    自分もテレビで見聞きしてきた昭和の有名な事件名がチラホラ登場するので、この話が本当にある未解決事件のような身近なものに感じたり、
    登場人物たちが生きてきた時代の空気を想像することができる。
    時間が経てば経つほど事件の解決は難しい気がするのに、科学技術の進歩はもちろんだけど、時間が経ってからわかる真相もある

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    2026年05月24日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    昭和から令和まで、刑事たちも捜査を引継ぎながら最終的に解決する。
    個人的には、九重が、自分を裏切った金井、児島と組んだこと、何十年もかけて復讐することについて、リアリティを感じなかった。
    また昌枝を殺したのが、捨てた息子、しかも天井裏に潜んでいたということも、どうかな、という感じ。
    全体的には読み応えあり。
    ラストがしっくりこない。

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    2026年05月22日
  • 百年の時効

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    最後の、鎌田さんの元相棒と、事件を平成令和と引き継いだ刑事たち3人のやりとりに、それまでの事件解決までに重たくなった心が、スーッと軽くなった。
    なかなかに酷い殺し方で、読んでいて「ひぇっ」となりながらも、続きが気になりほぼ一気に読みました。

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    2026年05月20日