みやすのんきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
腕振りの第一目的は頭部の免振であり、走る推進力になるというのは違う。と。
確かに。
私は、体のバランスをとるためのものかと思っていた。
だから、無理に腕を振ったり、意識したりするのは違うように感じていた。
腕はあくまでも自然に、と。
ただ、着地とうまく合わせてふることができると、地面を押す力がUPする重力スイッチでもある、らしい。
腕を振ると、ふっと体が浮くような、あの感覚のことやね。
その、重力スイッチのことを、他の人たちは「推進力」と表現している気がする。
腕の抱え込み90度未満60度ほど・ダンベルでアームカール、は、興味深かった。
試してみたい。
進むのは胴体で、それを足が支え運ん -
-
-
Posted by ブクログ
運動音痴で初マラソンが7時間20分だった著者が、50代でサブスリーを達成する。その経験と、研究熱心さに裏打ちされた理論は、広く一般に言われている練習内容を時に一刀両断にする。
本書では、科学的根拠からこうあるべきだという練習内容、走り方を紹介している。
・有酸素ジョグに多くの時間を割くのが基本(ジャンクマイルは基本的に不要)。そのうえにスピード練習や距離走がある。
・筋トレの成果は科学的には証明されていない。走るトレーニングがイチバン
・足を後ろに流さず前に送る動作(シザース)が重要
・蹴るのではなく、地面からの反発で跳ねる。いかに効率的に跳ねるかを追求すべき
・中高年ランナーが一流ランナー -
Posted by ブクログ
2016年から体力づくりを目的に走っていて、体力がつけばそのうち足が速くなってタイムが縮み、痩せると思っていた。ところが4月と5月で3回ハーフマラソンを走って下位10分の一クラスで、練習も含めて4月は100キロ近く走ったのにも関わらず体重が2キロ増えていた。漫然と走っているだけでは何も結果がもたらされないことを痛感したタイミングでこの本を読むと、考え方が大間違いであったことが判明した。
速く走るには、そのためのフォームを身に着ける必要がある。厚底シューズで地面からの反発力を推進力にする。これまで地面からの反発力など一度も感じたことがない。ランニングエコノミーという、いかに体力を使わずに長 -
Posted by ブクログ
フォアフットについて論じる本。
著者の体験とエリートランナー(主にキプチョゲ)の分析を通して、フォアフットの利点、走り方、ドリル、練習メニュー、ヴェイパーフライの性能について語り、著者の自己新記録を打ち立てる物語で締めくくっている。
体に関する表現がやや難しいのと図解が少なめなので、少し読みにくい。
またほぼ全てのランニング教本に共通するが、感覚的な表現も多くあるので鵜呑みにせず注意して読み進める必要がある。
心に残った点を列挙。
・怪我をしにくくなる
・地面は蹴らない
・地面を後ろに送らない
・膝から下は意識せずブラブラさせる
・地面からの反発力をもらえる点を探す
・遊脚は素早く戻す
・硬い -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分のようにマラソンの合間にちょっとトレランするタイプの人間だと登りはそれなりに走れても、下りの効率が悪い。根本的には練習量なりレースを増やすことなのだろうが、フォームを意識することでも変化がありそう。着地の衝撃を抑えることを意識して最後まで脚を持たせたい。
富士登山競走を走りきり、ハセツネを完走しただけでもすごいのにさらにフルマラソンでサブスリーをまた達成。調整期間が短い期間の中でスゴイ。トレランで鍛えられた精神力がつながったのでは。
フルマラソンでのタイム差10メートルに換算するとコンマ何秒というのは目からウロコ。フォームを正しくすることでまだタイムは伸びるかもしれない。 -
-
-
-
Posted by ブクログ
この本からの影響は、フォアフットの呪縛から解けたことだ。
ワラーチで走っていると、走り方が自然とフォアフットになる。
「フォアフット走法を身につけた!」と、嬉しくなって、意識して走るようになっていた。
しかし、フルマラソンやハーフの大会が重なる時期・つっこんだ走り方を多くした時期に、足を痛めることがよくあった。
実際、つい先日の10Kmマラソンも、2ヶ月以上まともに走れていない上に、まだ足首に小さな痛みがある状態で挑んだ。
が、この本のとおりの「足裏全体で走る」という意識で走ったら、その大会での自己ベスト記録が出せた。
人間の足は、4足歩行のチータなどとは作りが違う。
足の裏全体の、Y字の構 -
購入済み
不思議な作品です
無料版1巻と続き2巻を購入しました。
古本屋探索をしていた女性がある本を手にして
悪を裁いていく能力を身に着けるようです?
2巻で本の力を行使しているようだけど描写があっさりで
おや? と、思わされます。元締めはアレでいいのか!?
3巻・4巻とまだ続いているようなので本の謎が解明されていくのかな?