あらすじ
月刊ランナーズの好評連載を大幅加筆で書籍化!
思い込みや経験則を徹底排除!
最新の科学的根拠から導くサブスリー達成法を伝授
・ジャンクマイルズにならない有酸素ジョグの距離とスピード設定は?
・走行距離を増やすと「故障する」は大きな誤解
・ランニング障害と走り方の癖の関連性とは?
・ランニングエコノミーは専門家でも見た目で判断できない
・自重に頼った筋トレはいくら高回数やっても無意味
・ランニングと股関節筋群や体幹筋群の関連は見いだせなかった
では何が関連があったのか?
・着地のキャッチ&リリースを追求せよ
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Posted by ブクログ
運動音痴で初マラソンが7時間20分だった著者が、50代でサブスリーを達成する。その経験と、研究熱心さに裏打ちされた理論は、広く一般に言われている練習内容を時に一刀両断にする。
本書では、科学的根拠からこうあるべきだという練習内容、走り方を紹介している。
・有酸素ジョグに多くの時間を割くのが基本(ジャンクマイルは基本的に不要)。そのうえにスピード練習や距離走がある。
・筋トレの成果は科学的には証明されていない。走るトレーニングがイチバン
・足を後ろに流さず前に送る動作(シザース)が重要
・蹴るのではなく、地面からの反発で跳ねる。いかに効率的に跳ねるかを追求すべき
・中高年ランナーが一流ランナーのようなストライド走法に変えるのは難しく、ケガのリスクが高い。ピッチをさらに上げることを工夫すべき
今回も、有名なコーチなどから異論反論が続出しそうな内容だが、そもそも若いころから陸上に取り組む一流ランナーと中高年ランナーの走り方、練習方法が全く同じというのも考えてみればおかしな話。個人的にはとても参考になる。