賀十つばさのレビュー一覧

  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    金曜日、妻は仕事に行っていたと思っていたのに、ひょんな事から仕事には行っていないことが判明するところから物語は始まる。
    終始、穏やかに話は進んでいく。
    心に響いた言葉は、ドゥリトル先生の友達のヘンリーが自分の居場所を求めて日本にやってきたが、やっぱり日本でも居場所を作れない時に発したドゥリトル先生の言葉。「どこに行っても自分の場所じゃないと感じてしまう。でも問題は外ではなく、自分の中にある」「自分と向き合って、認めて、受け入れたとき、初めて自信は生まれる」「自信を持てば、恐れはなくなり、価値観の違う相手とだって友達になれる。そしてそこが自分の居場所になる。居場所は自分で作るもの」「皆と違っても

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    2025年10月01日
  • 今日からお料理はじめました

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    主人公が自分なりに悩みながら自分の道を見つけていこうとする姿がとても良かった!料理苦手でホットクックを眠らせている私としても共感できるところがあり…母とのやり取りもなんだか他人事ではいられなかった!
    少し勇気をもらえたし、自分を肯定する大切さも実感した一冊になった。

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    2025年09月28日
  • バニラな毎日

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    悩んでいる時こそ手を動かす、と昔から言われているけど自分が望むことをしてあげる事が何よりのリラックス。劇的に変わるじゃなく変化は少しでも全然大丈夫と伝えてきていました。
    目的は心の中をよく覗いて見返してみたらそこに見つけられる。
    読むと甘いお菓子の登場に食欲を刺激されました。
    優しくて前向きな再生するお話。
    ほっとする感じで読み終わりました。

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    2025年09月21日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    日常生活を送っているなかで、ルーチンに流されるとあっという間に時間が過ぎてしまう。週一回程度は非日常を取り込んで、心身ともにリフレッシュしたいというのは現代人にとって共通する想いなのではないか。

    ドゥリトル先生のブックカフェとは、その名の通り動物と話せるドゥリトル先生のような店主が経営する、とても落ち着く雰囲気のカフェであり、そこには多数の外国語の絵本がある。『ちいさいおうち』や『長くつ下のピッピ』など、懐かしのタイトルが出てきてほっこりしながら物語は進んでいく。

    主人公と妻の関係性の変化や、ブックカフェを利用する客たちの事情などがエピソードとして徐々に深堀りされていく構成であるが、何しろ

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    2025年09月17日
  • バニラなバカンス

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    いやいやいや笑
    ほのぼのとした登場人物たちなのに、起きる事柄が衝撃的!
    ここまで大変な環境にしなくても…と心配になるが、
    お話し自体は温かくてほっこりする。

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    2025年09月13日
  • バニラな毎日

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    雰囲気が好きな作品。
    お菓子屋さんだった主人公が、店を畳んだことをきっかけに出会った女性と、ケアを目的にしたお菓子作り教室?を開くお話。
    巻き込まれ系主人公が、人と関わっていく中で少しずう変化するのもよかった。

    私はお菓子には疎いのだが、こんなにもお菓子は奥深いとは思わなかった。
    お菓子を作りたくなる。
    口に含んだときの幸福感が伝わって、あっさり気味の主人公なのに、なんだかふわふわした雰囲気が素敵だった。

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    2025年09月10日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    ドリトル先生のシリーズは子供の頃に読み漁っていたので、表紙の絵柄にも惹かれて手に取りました。
    素敵な店主に、美味しそうなコーヒーとスコーン、英語が苦手でもなんとか読めそうな絵本と、こんなお店が近くに合ったら、絶対通ってしまうと思います。
    カフェのお客様に店主が本を処方するのも面白く、もっと読んでいたいなと思いました。
    でも、この終わり方だとたぶん続かないですよね…
    個人的には、この終わり方はちょっとモヤモヤしてしまいました。
    スイスイ読めて引き込まれたので★4

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    2025年09月05日
  • バニラな毎日

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    ネタバレ

    なんとなく読んだけど面白かった。5年間営んでいた洋菓子店を経営難で閉じることになった主人公・白井が、常連客だった佐渡谷から、次の借り手が決まるまで厨房を貸してほしいと言われて……という話。こういうタイプの小説って、夢だった自分のお店をオープンして、さまざまな苦労があって、でもそれを乗り越えて、みたいなものが多いけど、まさかのお店を閉めるところから始まり、「これからどうしよう……」という切り口はいままでありそうでなかった気がする。エンディングもストーリーの雰囲気から大きく逸れることなく、劇的でないのがまた良い。お菓子を食べたくなるし作りたくもなる話だった。

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    2025年09月02日
  • バニラな毎日

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    自分の店を潰してしまって後処理のためにバイトする白井。元常連の佐渡谷さんが実は有名な料理研究家で推しの強い彼女に押し捲られて臨時のお菓子教室をする。病んだキャリアウーマン、女子中学生とその母親、ビジュアル系バンドのボーカル。出てくるお菓子が身近にあるけどその元になるものはよく知らなかったので読んでて興味深かった。続編も楽しみ。

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    2025年08月31日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    読みやすくてサクッと読める。カフェのマスターが本をおすすめしてくれるという設定は予想していたけど、終盤の展開は意外だった。マスターやカフェの常連さんとの会話は楽しいし基本的にはほのぼのなんだけど、ちょっとほろ苦い感じもあるのが良かった。そしてスコーンが食べたくなる。

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    2025年08月28日
  • バニラな毎日

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    お菓子の材料や作り方が分かりやすくおもしろい。その中で人とのかかわり方が色々有るのだと思いました。次の「バニラなバカンス」読みたいな。

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    2025年08月27日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    サラッと読んで終わりかと思っていたが、なかなか良かった。金曜日、バイト先に行っていないことが判明した妻は一体どこに??私もまた留学したくなった!

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    2025年08月27日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    登場人物はみんないい人。ドゥリトル先生もステキ。こんなカフェがあったら行ってみたいけど、
    現実の三角関係は、こんな綺麗な形では着地はしない。
    ラストで主人公と妻の関係がちょっとモヤっとする。

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    2025年08月25日
  • 今日からお料理はじめました

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    苦手な料理をがんばってみたら、知らない自分が見えてきた。

    社会人2年目で独り暮らしを始めた渚は、完璧な母親にいつも先回りされてきたからか、ゆで玉子すらおいしく作れない。職場でも機転の利かなさを実感するばかりで、仕事人間になれるとも思えない。そんな中参加したBBQで「鍋の中を覗いてみたら?」と言われ衝撃を受ける。
    そうか、料理も仕事も、実際になにが起きているか自分の目で確かめなくちゃ――。
    迷える女子が自分なりの生き方を見つける、お仕事×お料理小説!

    【個人的な感想】
    話がすごく面白いかと聞かれるとそうではないけど、前向きになれる小説。
    私も料理が苦手なので、ちょっと勇気が出

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    2025年08月25日
  • バニラなバカンス

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    ネタバレ

    続編と言っても、それだけでも楽しめるパターンもあるけど、この本は完全な続編。

    前作の話の続きであり、前作の面々が生き生きと暮らしているのを見ているようで嬉しくなる。

    ハッピーエンドの大団円なんだけど、ハッピーじゃないことも起きる。

    そのときは、やっぱりお騒がせ さどやさんの言葉が染みる。

    お菓子×カウンセリングという新たなジャンルを切り開いたと思う。

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    2025年08月22日
  • バニラな毎日

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    フランスやイギリスなど、外国の美味しそうなお菓子の数々を、その歴史と共に学べる。そして、それを彩るストーリー。

    悩みを、お菓子で解決するという、ちょっと変わったスタイルがとても面白かった。

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    2025年08月17日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    ドリトル先生ではなくて、ドゥリトル先生なんだと勉強になったし、出てくる絵本についても読んでみたいと思えて、いい話だなと思って読み進めていたが、最後はハッピーエンドとはならず、なんだか読後感はモヤモヤしてしまった

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    2025年08月14日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    人は悩んだり後悔したりするもの。
    前に進むにはみんな少しだけの勇気をとかいうけど少しでは足りない
    とてもとても大きな勇気がいるんだよね。

    そんな時にこんなブックカフェがあったらな
    そしてスコーンには珈琲なんだ!
    個人的には紅茶があうと思ってた

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    2025年08月13日
  • バニラな毎日

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    世に溢れるスイーツ題材の作品に類似しない独自のストーリー展開、最初単調だけど、強引なキャラ設定のマダムのキャラが豪快で、おもしろかった。
    読み進めるうちにドラマだったらだれが配役か考える癖が発動し、マダムは渡辺えり子にお願いしたい。続編もあるようで楽しみ。

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    2025年08月10日
  • ドゥリトル先生のブックカフェ

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    ひょんなことから通いはじめたブックカフェ。理由が面白いのと、主人公のウソが下手すぎる笑

    心温まるストーリーで、ほっこりしました。

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    2025年08月07日