賀十つばさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本作は、お菓子屋さんを営む店主が店を閉めて、生活のためにバイトを始めるところから始まる。そして、そんな経緯をもつ主人公である白井は、常連客であった佐渡谷とバイト先で再会する。佐渡谷は料理研究家であり、白井の作るお菓子のファンでもあった。佐渡谷の勢いにおされた白井は、閉店が決まった自身の店で、佐渡谷の料理教室らしきものを開くことになる。
ここまでの流れからは、料理やお菓子作りを軸に、人生の問題や人間関係のあれこれを解決していく、というありふれたものだが、やはり本作はどこか頭ひとつ抜けた作品だと感じている。突拍子もなく大げさな出来事や人物が立て続けに現れたり、セリフだけでページが埋まったりするも -
Posted by ブクログ
ネタバレなんとなんとー
予想していた内容とは全然違うストーリーでびっくり。
ドゥリトル先生に 私も本を処方してもらうようなつもりで気楽な気持ちで読み始めたにもかかわらず、重大な夫婦の問題が明るみになっていく。
夫も妻も相手のことを思いやっているけど
妻は自分の居場所を模索し、作家の夫は自分の仕事を淡々と進めていく日々。
なんだかこんなふうに書くと、心が塞がってしまうような気もするけれど、ブックカフェという素敵な場所があって、そこで出会ういろんな癖を持ったお客さんたちの、それぞれの事情。それらを読み進みながら美味しいスコーンやコーヒーを頂いている気分。本に囲まれている素敵な環境を想像しながらだと -
Posted by ブクログ
何歳になっても新しいことを知るのは楽しい。本作で初めて知ったことが二つ。
一つ目はかの有名なドリトル先生が実は「DoLittle」で'あまりやらない'='ヤブ医者'という意味だということ。だから本書のタイトルは「ドゥリトル先生」なんですね。
二つ目は「歴史」は英語で「history」だが、それは「his story」男性視点の起源だということ。ヴァージニア・リー・バートンの絵本『ちいさいおうち』には「her story」と書いてあるそうで、すぐにでも現物を見てみたいと思った。
本筋から逸れた書評になってしまったが、本作はほのぼのとした作品ながらハッピーエ -
Posted by ブクログ
妻が隠れて通っていたブックカフェに、夫も妻に隠れて常連になってしまうお話
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妻の様子がなんだかおかしい。毎週金曜日に仕事と偽って、近所のカフェに通っているのだ。常連客は、不登校の小学生に、定年退職した男性、憧れの日本で暮らす外国人、そして僕!?自分の居場所が見つからないお客たちに、店主は美味しいコーヒーと焼きたてのスコーンと共に、本を処方するが……。心もお腹も満たされるブックカフェ、営業中!
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小説家の田中道也(みちや)
家の幼児で妻の歌奈(かな)に電話したが繋がらない
妻の勤め先である、税理士の義父に電話をすると