賀十つばさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
続編では、洋菓子カウンセリングというよりは、カウンセリングに来た人たちと、もうすっかり仲間のように仲良くなっていて、まるでホームドラマを観ているよう。
白井さんと佐渡谷さんも前作では微妙な距離があったけれど、いつの間にか親友のような間柄に。
佐渡谷さんにも白井さんにも辛いことが起きるのですが、いつもお菓子が元気にしてくれる。
白井さんといい感じのミュージシャンの静くんは音楽で人の心を掴んで慰め寄り添ってくれるけれど、甘いものも同じ。“歌詞”と“菓子”は人を元気にする!
それにしても白井さんはビックリするほど災難に遭いすぎ!それを逞しく乗り越えていく白井さん。新天地で頑張る白井さんのお話も読ん -
Posted by ブクログ
ドラマがとても良かったので。
なんだかんだ、いつも泣きながら観ていた記憶(^^;
基本的には、ドラマのように泣く作品ではなく、どちらかというと、サクサクと淡々と進んでいく感じ。それをドラマではあんな風に脚色するのかぁ、役者さんもあんな風に演じるのかぁと感心しつつ、いや、私の想像力が足りないだけか?とも思ったり。
洋菓子とカウンセリングの合わさった物語です。
閉店が決まった洋菓子店の店主の白井さんと、ちょっと強引ですぐに主導権を握る元料理研究家の佐渡谷さん。
佐渡谷さんの姪っ子がカウンセラーで、お手伝いをしている佐渡谷さんは悩みを持つ人達を白井さんの閉店した洋菓子店の厨房に勝手に送り込んでくる -
Posted by ブクログ
カウンセラーのクライアントがお菓子を習いにくる中のストーリーでしたが、私もストレスを感じだ時に食べて発散もしますが、このストーリーの中で自分作ったらドカ食いしようとは思わないでしょ、だから手づくりしましょう
確かに味合わないで食べるのはもったいと思うし、ストレスの解決方法にもならない
考えさせられました
実はテレビドラマを観てから、更にバニラなバカンスを読んでからの順でした
テレビで観てしまった原作は、イメージができてしまうからよほど気にならない限り読まないことにしていますが、セリフを噛みしめながら読めたので読んで良かったです
テレビに出演の俳優さんたちの顔は浮かびましたが、常連客の佐渡 -
Posted by ブクログ
NHKのドラマは大阪の蒲生四丁目だったけど、原作は舞台は東京だった。
①ブルトンヌ:ブルターニュ地方の焼き菓子、姿は見えないのにバターを食べてるような菓子。 ②タルトタタン:りんごのタルトを作る時、うっかり、りんごの下にタルト生地を敷くのを忘れてオーブンに入れてしまい慌てて後から生地の上に乗っけて焼いたハプニングの菓子。 ③マカロン:肉を食べない修道院でタンパク質を摂取するために、アーモンドと卵白を使って作られたのが始まり。 ④オペラ:チョコレートケーキ、コーヒーシロップを染み込ませたアーモンド入りの薄いスポンジ生地、コーヒー風味のバタークリーム、ガナッシュを何層にも重ね、トップはダークで艶