賀十つばさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一気読みです。
面白いし、読みやすい。
シリーズ3冊目で、タイトルの「バニラな毎日」の意味がわかりました。
とにかくお菓子の描がいいです。
お菓子の本(小説、漫画、レシピ本)ばかり読んでいた私は、お菓子教室に通いだし、更にパン教室にも通いだし、お料理教室にも通いだした。
この本に出てくるお菓子も、どんなお菓子でどんな作り方をしているのかを調べまくり、ケーキ屋さん(とは昔の言い方だよね)で、購入して食べてみる計画を立てている。
お話は、お菓子の力はすごい元気をもらえるということから、恋愛まで。
ちょっと前に自分も「一生懸命を止められない病」にかかっていたので、お菓子の力がすごい活力になったのは、ほんとに実感できます。
そして、「一生懸命をやめられない病」のブレーキをかけてくれるもう1つ大切なことは、読書。
本を読めることって幸せなんだよなって、感じられる時間を教えてくれた2冊目の本。
疲れたときは、こんな本がほんとにいいです。
読書好きな人にはもちろん、お菓子好きな人に、ぜひおすすめの本です。 -
Posted by ブクログ
自分は子供が一人でよかったなと思っている。比較対象する相手がいないから。昔常にされて嫌だったからだ。同じように、自分とも比較しないのは大事だなと思った。
第1話 ゆで卵作ったら湯の中で爆発してた。水がゆで卵の中に入り込んでてマズイ。渚は力尽きて夕飯は実家に帰る。郵便局の本社に勤めて、まだ新人。食堂の料理長が倒れていてAEDを取りに走る。心拍と意識があったので、救急車で運ばれていった。母からお惣菜セットが届く。
第2話 職員食堂が閉鎖になった。料理しようと思う。水澤さんに、レシピをよく読んで、ゴールのイメージをして手順どおりにやれば必ずできると力づけられる。とりあえずハンバーグを作ってみる。隕石のような肉団子ができた。
考えた末に自動調理器を買う。
第3話 支店の社員食堂にいって夕飯を食べる。あやうく実家に帰るとこだった。そこで週末のバーベキューに誘われる。そこで焼け具合を見るということを学ぶ。ついでに失敗しないゆで卵のやり方も教わる。
第4話 オムライスを作ろうと思い立って、焼き鳥を購入。自分で米を炊く。炒めて薄焼き玉を乗せて食べておいしくて感激する。停電になってリゾットを作る。
第5話 リゾットに対抗してか、母がパエリアを作って、あんなちゃんとしてないものじゃ心配とか言い出す。悔しくて眠れない。
第6話 黒豆と錦玉子を作ってリベンジ。 -
Posted by ブクログ
2025年にテレビドラマ化されたものの原作本。
物語は、お菓子作りを通して、悩める人の心をほぐしていくというもの。毎回どのようなお菓子が作られるのか、どのような物語が展開されていくのかを楽しみに読み進めていく事ができました。
お菓子セラピーという感じで、プロからお菓子の歴史や作り方を教えてもらいながら、自然に悩みを語り合り合い、心がときほぐれていく。悩みを語る側だけでなく、サポートする側の主人公も気付きを得て変化していくその様子は、読者である私にも伝わってきて、癒されていくような、力が湧いてくるような気持ちを感じました。
読後感が温かくてハッピーな気持ちになれるステキな本だと思います。 -
Posted by ブクログ
誰しも“初めて”を経験して強くなる。
本書は、主人公が料理や仕事を通して、成長していく話である。
話を読みながら「私も料理したての時は困ったな~」と感じた。
特に「レシピは写真集」という言葉に共感。
主婦歴は長いが、かと言って料理は得意かと言われたらそうでもない。
私も難易度の高いレシピは写真集化しているので、多くの人が共感するのではないかと思う。
印象的だったのは、主人公と母との関係性。
初めは毒親なのかな?と感じたけれど、ただ単に負けず嫌いな母だったという設定。
しかし、負けず嫌いという一言で片づける話でもないと感じた。
母は今でも仕事をしているとはいえ、子どもの気を惹くために豪華なご飯をたくさん作る場面がある。
いくら翻訳や塾の先生をしているとはいえ、その頑張りを身近な家族に認めてもらい、ねぎらってほしいのだろう。
しかも子どもは2人とも自立してしまい、夫しかいない。家庭内での「私の役割の消失」を感じての行動なのかな?とも感じた。
いわゆる“母の子離れできていない問題”に、私自身もチクチクと胸に刺さる。
無意識にしている『心配』が『過干渉』になっていないか?
振り返るきっかけになった。
飛び立つひなを見守るって難しいな…… -
Posted by ブクログ
「バニラな毎日」を読んで、とても楽しい読書が出来たので、間を開けずに続編を読んでみました。
私はお菓子が大好きですが、お菓子にまつわるお話はもっと好き。
お菓子によって元気付けられています。
「バニラの毎日」から続く登場人物が、読み進めるうちに、実際に存在し生活している気分になります。
そして、5月から病気療養となり、多忙な毎日からのんびりとリハビリしてきた自分と重ねて読ませていただきました。
好きな時間に起きて、好きなお菓子を焼き、のんびり読書をしていた私も、病気が完治し再就職が決まり、私のこの約7ヶ月は「バニラのバカンス」のような大切な時間となりました。
こんなにのんびりとこの本を読むことが出来た体験は、私の宝物の時間です。
ちょっとお疲れ様のかたに、ぜひおすすめしたい本です。