あらすじ
悩みを抱える人のためのちょっと変わったお菓子教室を始めた洋菓子店の白井とマダム佐渡谷。ところが、誰よりも元気だったマダムが恋人と別れて意気消沈。大好きなお菓子も食べず落ち込む彼女を励ますために、白井は「忘れるためのバスクチーズケーキ」を作るが。ショートケーキに、サブレに、フラン......。あなただけの人生のレシピあります。
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あっという間に読み終わっちゃったよー。
まだまだパティスリー・ブランシュでの白井さんが読みたかった。続編はあるのか?新天地での活躍を描く?
前作では巻末のレシピが一つだけだったけれど、今作は五つもある!大学イモくらいしか再現出来ないけど、眺めてるだけで楽しい。
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タイトル、そういうことかぁ〜
可愛らしいタイトルにキュンとしながら読み始めたが、まさか主人公にとって重大な出来事(危機)に関連するとは。
前作で一度畳んだお店を再び開店することになり、本作では営業を再開した『パティスリー・ブランシュ』が舞台になるのだが、1話から波乱が巻き起こる。所々コメディータッチで描かれるので重たい気持ちにはならないし、甘いお菓子がさらに気持ちを軽くしてくれる。
チーズケーキやエクレア、馴染みのあるスイーツのレシピも興味深い。料理において時短やお手軽が流行になりつつある今、手間をかけて本来のレシピでスイーツを作ること。読書での擬似体験ではあるけれど心が豊かになる。
最終話「積み上げたものをぶっ壊す御祝いケーキ」が気持ちよく、後味スッキリ。
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以前読ませていただいたバニラな、毎日の続編
今回もタイトルになっているお菓子以外の表現も丁寧に書かれていた
序盤から「なんだこれ」と急展開ではじまり読んでいくにつれて、漫画のようなスピードだなと思った
レシピがついてきたのはうれしかった
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最初に読んで登場するスイーツに触発されて食べたくなりました。
話の展開がテンポ良くて読み心地が良かった。
登場人物達も立ち止まっているかと思えば前を見て進もうとしている姿勢。そのポジティブな感触に元気になれます。
巻末にレシピが載っているのも良い。どれか作ってみようかと思いました。
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前作から一気読みしてしまった。
パティシエ一筋だった主人公が怪我を経て客観的に人生や人の喜びを考えるシーンが印象的だった。本当にどうしようもない困難も、少し時間が経つとそれ無しには得られない糧を得られることがあることに改めて気付かされた。今回も素敵な作品をありがとうございますの気持ちです。
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いやいやいや笑
ほのぼのとした登場人物たちなのに、起きる事柄が衝撃的!
ここまで大変な環境にしなくても…と心配になるが、
お話し自体は温かくてほっこりする。
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続編と言っても、それだけでも楽しめるパターンもあるけど、この本は完全な続編。
前作の話の続きであり、前作の面々が生き生きと暮らしているのを見ているようで嬉しくなる。
ハッピーエンドの大団円なんだけど、ハッピーじゃないことも起きる。
そのときは、やっぱりお騒がせ さどやさんの言葉が染みる。
お菓子×カウンセリングという新たなジャンルを切り開いたと思う。
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続編では、洋菓子カウンセリングというよりは、カウンセリングに来た人たちと、もうすっかり仲間のように仲良くなっていて、まるでホームドラマを観ているよう。
白井さんと佐渡谷さんも前作では微妙な距離があったけれど、いつの間にか親友のような間柄に。
佐渡谷さんにも白井さんにも辛いことが起きるのですが、いつもお菓子が元気にしてくれる。
白井さんといい感じのミュージシャンの静くんは音楽で人の心を掴んで慰め寄り添ってくれるけれど、甘いものも同じ。“歌詞”と“菓子”は人を元気にする!
それにしても白井さんはビックリするほど災難に遭いすぎ!それを逞しく乗り越えていく白井さん。新天地で頑張る白井さんのお話も読んでみたいな。
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ヒロインの白井さんが、立ち直れないほどの痛手を負う。それでも周りの支えもあって、自分の人生に立ち向かい、チャレンジしていく。
正直、私だったら立ち直れるかな?
ドラマだと、ウェディングケーキはみんなで作ることになっていたが、原作では違った。
お菓子への愛情が詰まった本。
元気になれます。
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甘くて辛い人生、忘れるために、理屈なんかどうでも良く、自信を乗っけて、心に寄り添い、積み上げたものをぶっ壊してバカンスから再出発する勇気の物語。
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久しぶりのパティスリー・ブランシュ。白井さんも佐渡谷さんも相変わらずで楽しい。
「バニラな毎日」と同じでお菓子がすごく食べたくなるし、お菓子の知識もより知りたくなる。色々と急展開もあったけど、明るい終わりでよかった。最後は思わず静くんがんばれ!って思ったけど…。笑
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【あらすじ】
悩みを抱える人のためのちょっと変わったお菓子教室を始めた洋菓子店の白井とマダム佐渡谷。ところが、誰よりも元気だったマダムが恋人と別れて意気消沈。大好きなお菓子も食べず落ち込む彼女を励ますために、白井は「忘れるためのバスクチーズケーキ」を作るが。ショートケーキに、サブレに、フラン......。あなただけの人生のレシピあります。
【個人的な感想】
前作のバニラな毎日がとても好きだったので、2作目も読んだ。今回も波瀾万丈でとても面白かった。
Posted by ブクログ
タイトルはバニラなバカンスですが、バカンスとは真逆なスピードの超展開でした。
前作同様にキャラ強めな佐渡谷さんに巻き込まれつつカウンセリングに協力し、そこから一歩ずつ進み変わっていく主人公…みたいな展開を想像していたのですが、怒涛の展開過ぎて思わずびっくり。息つく間もなく一気読みしちゃいました。
というか、初手から驚きの展開。
各章毎に少しずつ読んでく予定だったんだけどなぁ笑
なんだったら前作で強い印象を刻んだ佐渡谷さんの出番が今回少ないのでは?レベルの濃いめの展開。
良い意味でのタイトル詐欺かも?
元気がもらえる感じのお話なのは前回同様変わらずなので、そこはご安心ください。
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ほっこりして美味しいスイーツの世界にどっぷりと浸ろうと思っていたらすごい誤算だった。。。
二転三転する怒涛の展開で良いことも悪いことも容赦なく降りかかってくる。前作で登場した人達も良い仕事してくれて物語を盛り立てる。いつしか私も主人公を応援しているひとりになってなぁ。この後の続編はあるのかしら。静さんが今回は最高だった‼️
Posted by ブクログ
冒頭部分は最初白井さんの夢かと思ったら本当に店の前の道路が陥没!佐渡谷さんがフランスから戻り恋人のヴィクトーが追ってきてひと騒動、と思ったら今度は白井さんが職人の危機の怪我!短い間に騒動起こり過ぎ。出てくるお菓子は美味しそうだしキャラもみんな好きだしストーリーもいいのに前作に比べて物語の起伏をドタバタの騒動に頼った感じだったのが残念。でも面白かったのでもしまた続きが出たら読みます。
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甘いものは人を元気にする!前作に続き、どのお菓子もとっても美味しそう。疲れたときはゆっくりお茶を入れて美味しいお菓子を味わって食べてみようと思った。
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バカンスという題名から、明るい内容を想像して手にとった。しかし実際の内容は、まさかの災難の連続。
しかし、その災難から立ち上がり前向きに進んでいく明るい結末になっていて良かった。
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なにがよかったかは、後になってみなきゃわからない。
うまくいったりいかなかったり、その過程で成長していくことが大切だ。後ろにもどることも悪いことではない。
ときに言葉は思ってない方向に人を運んでしまう。
理屈や義理や心配は一度よこにおいといて、素直に自分がどうしたいかを心に聞いてください。頭でなく心に。
大切なものに注いでいた力が、必ずその人を助けてくれる。
積み上げたものだって壊さなきゃ。大切にしているだけじゃダメ。楽しまなきゃ。
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購入してから約2年間、本棚に眠っていた1冊。
バニラな毎日の二作目なので、一作目を読んでから手をつけようと思っていたけれど、全くご縁がないので、先に読んじゃえ!と、思い切って二作目から突入。
人間関係がどういう繋がりなんだろう?と思ったところもあるけれど、二作目からでも楽しく読むことができました◎
今まで頑張って築き上げてきたものが壊れ、それを新しい形に直していくことを通して成長していくストーリー。
主人公のサバサバ感が読んでいて面白く、個性豊かな登場人物(特に佐渡谷さんとヴィクトーのコンビ)が魅力的だった。
ちゃんと一作目も読みたい。
そしてクロカンブッシュを食べたい。
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バニラな毎日からの即続編。
思いもよらず結構な災難だなぁと、ビックリ。
前回とは立場が逆で、周囲の助けもあり、自分自身で困難に立ち向かっていく様子が素敵だった。
最後のウエディングケーキも♪
ちょこちょこ出てくる魅力的なバニラの使い方。
続編希望。
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前作同様、登場するお菓子について調べながら読みました。食べたいお菓子がいっぱいです。まずは、シュークリームとエクレアのマイベストを探したい!
静くんのオーブンドンにドキドキしたので、みんなのその後も読みたいです。
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夜ドラの原作の所に続編タイトルも載ってたので一気読み。
人生色々ある中、築き上げたものを壊してまたつくり直したりしていく。登場人物大人だけど、ビルドゥングスロマンでもあった。
2冊通して主人公のサバサバ具合が良かった。
スパイシーココア作りたくなってココアパウダーを購入。スパイスは追々購入しよう。
ドラマ楽しみだな〜
Posted by ブクログ
洋菓子店を再開した白井。その矢先、店舗の前の道が陥没。そんななか、帰国した佐渡谷さんから泣きながら迎えにきて欲しいと電話がある。恋人のヴィクトーと別れたと気落ちする彼女を元気付けるべく白井はケーキを作るが…。
元気いっぱいスイーツ大好きな佐渡谷さんがスイーツも食べられないほど萎れてしまう。そうこうするうちにヴィクトーも乗り込んで来て、なんというか破れ鍋に綴じ蓋なカップル。前作よりは白井自身を中心とした話になっている気がする。