賀十つばさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰しも“初めて”を経験して強くなる。
本書は、主人公が料理や仕事を通して、成長していく話である。
話を読みながら「私も料理したての時は困ったな~」と感じた。
特に「レシピは写真集」という言葉に共感。
主婦歴は長いが、かと言って料理は得意かと言われたらそうでもない。
私も難易度の高いレシピは写真集化しているので、多くの人が共感するのではないかと思う。
印象的だったのは、主人公と母との関係性。
初めは毒親なのかな?と感じたけれど、ただ単に負けず嫌いな母だったという設定。
しかし、負けず嫌いという一言で片づける話でもないと感じた。
母は今でも仕事をしているとはいえ、子どもの気を惹くため -
Posted by ブクログ
「バニラな毎日」を読んで、とても楽しい読書が出来たので、間を開けずに続編を読んでみました。
私はお菓子が大好きですが、お菓子にまつわるお話はもっと好き。
お菓子によって元気付けられています。
「バニラの毎日」から続く登場人物が、読み進めるうちに、実際に存在し生活している気分になります。
そして、5月から病気療養となり、多忙な毎日からのんびりとリハビリしてきた自分と重ねて読ませていただきました。
好きな時間に起きて、好きなお菓子を焼き、のんびり読書をしていた私も、病気が完治し再就職が決まり、私のこの約7ヶ月は「バニラのバカンス」のような大切な時間となりました。
こんなにのんびりとこの本を読むこと -
Posted by ブクログ
読みやすくて、2時間弱で一気に読んでしまった。こんなのは久し振り。
いつもの日常から、急に物語が動き出す感じが、主人公と一緒にドキドキしながらすんなりお話に入り込んでしまった。傍から観てる感じじゃなくて、主人公と同じ目線で読み進めていく感覚だったのは、最後まで主人公だけは本当の名前が出てこないからっていうのもあるのかな。主人公の感じ方も、飾らなくて、押し付けがましい優しさとかもなくて、でもパートナーや出会う人への、迷いながらも感じたらパッと動く感じ、とても好感を持った。
優しい物語だけど、作者さんの、日本の社会への問題意識も端々に感じて、そこも共感した。
最後の展開も、よくある綺麗な感じじゃ