小林祐児のレビュー一覧

  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    データも豊富で、解決策となる提言もあり、非常に興味深く感じた。個人的には、まだまだ管理職となる時間はあるかと思うが、そうなったときのために手元に取っておきたい本

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    2025年09月19日
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~

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    現状の日本企業と日本人の性質を正確に分析していて面白かった。社会開拓力が無い部分や社会関係資本が貧弱な部分に加え、中動態的なキャリアや、平等主義的競争主義のステップアップが「学ばない大人」が出来上がってくる。

    個人への意識づけは難しく、仕事に学びが偏るためお説教は聞かない。しかし、同調圧力を利用したコミュニティラーニングが大事。
    自分も職場で悩んでいる領域なので、小さなとこらからネットワークが作れる施策を考えようと思う。社外ネットワークも広げれる営みもしていきたい。

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    2025年08月20日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    今の自身の境遇にマッチしたタイトルだったので思わず購入

    まさに「罰ゲーム」状態の現状分析と修正法についてわかりやすく提案された内容で勉強になった

    管理職に業務が集中してしまう要因には、組織の考え方や人事、経営層など、会社ルールの作り手が、現場の状況、ナマの雰囲気をわからないまま作り上げているために起こっているのでは?という内容がとても印象的でした

    更に、「筋トレ主義」の考え方、管理職側にのみスキルアップや管理職としての振る舞い、能力、業務などなど、押し付け、がんばれがんばれとなっている現状分析もとても腑に落ちました

    攻略法は、ルールの作り手の立場にたったものと、管理職自身でできること(

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    2025年06月18日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    マイクロマネジメントは部下のパフォーマンスに良くないが、世の中の多くはそうなってしまっている。
    信じて任せるマネジメントが良い。
    そのためには、自分の中の業務の
    ・質に対する許容レベル(縦軸)
    ・やり方に対する許容レベル(横軸)
    を広く持つ必要がある。

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    2025年05月31日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    タイトル見て
    確かに中間管理職って罰ゲームだと思う
    そう思って手に取りました

    私は目立ちたくもないし、出世欲というものがそもそもないので、プロジェクトのリーダーになることすらも苦痛です
    でも
    何よりも、生き生きと働いている管理職を見たことがない

    そんな管理職に、なりたいなんて思えない

    日本のことしか知らないため、いかに日本が特殊であるのかがわかり、若手が育たないのは管理職のスキル不足と言われ、もっと頑張れって言われるのは本当に罰ゲームです

    組織全体が、取り組みを変えられるように願ってやまない

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    2025年05月29日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    リーダーシップ教育だけではなくフォロワーシップ教育が必要という観点は目から鱗でした。
    研修なども、メンバーはこの研修を受けているということをリーダーがしっているか否かでコミュニケーションの中で役立てられるか否かが変わるという観点は実務を振り返っても重要だなと。
    よく考えるとマネージャー研修とスタッフ研修が違うから、「あの研修でやったアレの話だよ」という使い方ができず、それゆえマネージャー研修が役に立っていないみたいなことたくさんあったなと

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    2025年03月31日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    まさにこの本の中に描かれる管理職当人たちが出来ていないであろう、
    「状況整理(=本書で言うメタ思考)」をするための貴重な本。

    コロナ禍でも明らかになった、流れに任せてしまい、自分の置かれた状況を客観的・俯瞰的・実証的に分析できない、という日本人の特性の悪い部分が全て出ているのが、管理職という職位の人たちの状況なのかもしれない。

    しかし、きっと変えられると思う。
    変える端緒は見え始めていることも教えてくれる。

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    2025年03月02日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    まるで「罰ゲーム」のように業務負荷や心理的負荷が上がり続け、若手や女性社員からは忌避される管理職。学術的な研究成果を踏まえながら、その要因を探り、解決策を示していく良著。著者はパーソル総研の主任研究員。

    日本企業における管理職ポストへの昇進は、「オプトアウト方式」と呼ばれ、これは国際的に見て非常に特殊らしい。正社員のほぼ全員が横並びで幹部層候補として扱われ、昇進を拒む際にだけ意思表明を必要とする。昇進時期が遅く結婚や出産といったライフイベントに重なりやすいために昇進を断る女性も多いが、そうした構造の問題であるにもかかわらず、離脱時のみに意思表示を必要とするオプトアウト方式のために、女性の意欲

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    2025年01月11日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    タイトルは過激だが、この分野のプロであるパーソル総合研究所の小林さんが書いたものであり、データを使って事実を分析して現状把握、処方箋を提案していることから説得力があると感じた。
    自分自身も企業で管理職として勤めることもあり、リーダーシップ偏重の筋トレ発想というのは現状を上手く表現できているなと感じた。自分の会社を見ても課長は人材育成、労務管理、予算管理、プロジェクト進捗管理、来年度の活動計画立案、加えて残業時間の関係で部下に渡せない業務はプレイングマネージャーとしてやりきりを求められ負荷がどうしても高くなり、マネージャー自身の負荷が高くなると、それは部下への権限委譲や業務分担が上手くできていな

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    2025年01月11日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    典型的な日本企業の管理職として、絶賛罰ゲームの渦中にいる私にとっては、共感しかない内容。
    対策として触れられていることは、よく言われている事ばかりなので、新たな気づきというわけではないが、自分の立ち位置確認として最適。

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    2024年12月05日
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~

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    まず、よくあるリスキリングの姿として、「工場鋳型モデル」を挙げる。目指す姿の型を提示して、各個人に足りない/必要な能力を補うようにと伝えて、各個人が手を挙げながら(大抵は)会社を通してOFF-JTを受ける。

    問題点は、教育を受けるのが個人任せであり限られること、本業への活用がされにくい。そもそも目指す姿を描くのが困難。

    受動的でも能動的でもない中道的。
    学ばないメリット。
    など。


    本趣旨とか外れるけれど印象に残ったのは、チャレンジに躊躇う要因の一つに、チャレンジした結果の失敗だけでなく、チャレンジ負荷により本業が疎かになることもある。

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    2024年11月01日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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    ネタバレ

    分析が見事。
    以下、メモ。
    後半の処方箋からは。。。

    罰ゲーム化する管理職の実態
    ・過多な仕事量
    ・一般社員と賃金がそんなに変わらない
    ・日本の管理職はジョブスキルが実は磨かれず、市場価値が下がる
    ・派遣社員やアルバイトなど多様化する職場を管理するのは大変
    ・管理職はハラスメントに怯える
    ・現場管理職の権限が少なすぎる。上が意見をはさみすぎる、入れ子構造になっている。

    背景
    ・日本ではジョブ型の採用でないため、入社から時間をかけて幹部登用が検討され、最終的に「会社」が管理職を選ぶ。一方欧米では、空いているポストに「自分」から申し込む。
    ・日本特有の役職ローテーションがある。ジョブが育ってな

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    2024年10月11日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職に向けた心の姿勢は、捨てる、変わる、開かれるを基本に。
    それは、
    過去のこだわりを捨てる
    未来に向けて変わる
    他者に対して開かれる
    事。

    合った会社を探すマッチング思考ではなく、転職後も学び、周りからフィードバックをもらい、転職先にあった自分の位置
    を作っていき、自分が変化を覚悟する。ラーニング思考いく。

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    2024年06月09日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職を考えて、その負の側面を忘れかけているときに読んだ方が良い本。特に30後半から40にかけての人にお勧めしたい。現在は転職先での不適合の研究が進んでいるのか、いろいろな提言が書いてあり、納得できる

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    2024年03月24日
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~

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    「リスキリング」がなぜ必要と言われているか、それは日本企業の長期的な展望を持った内発的な危機感などの動機ではなく、「DX」とか「人的資本開示」とか、外部要請に対応するために体裁を整える必要性に駆られてのことであったということ。
    その上で、データなどから見える日本人の特性に合わせて、企業主導の学びを理由とした社会関係資本作りのハコを用意し、組織と個人をより豊かにするための機会提供を提言している。

    学びの必要性について、もっと切羽詰まった理由があるのかと思っていたので、少し拍子抜けした。
    このままではリスキリングがこれまでの女性活躍推進と同じような、形骸化した号令になってしまうのではと感じる。

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    2024年03月21日
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~

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    日本は世界一社会人が学ばない国
    企業内大学など施策は色々あるけど
    リーダーがまず学ぶ姿を見せるのが大事

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    2024年03月16日
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~

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    統計データからも、日本は社会人が世界一学ばない(意欲が低い)国らしいがマインドセットの問題というより、日本企業の働き方や中動態的(※)キャリア感といった「仕組み」面に問題があるため、とのこと。分析が面白い。ではその仕組みを変えるために何をすべきかというと…アンラーニング、ソーシャルラーニング、ラーニングブリッジングこのラーニングを支援するための仕組みが変化創出モデル。変化報酬、変化共有、→コーポレートユニバーシティ。対話型ジョブマッチングにより内発的動機付け。最終的にはもっと人を信用しよう。人と社会と関わり合いながら学ぼう、という着地と理解。
    ※完全に受動的でもないが、異動命令やジョブローテー

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    2024年03月05日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職を考えているなら、初めに読んで欲しい良書

    シンクタンクであるパーソル総合研究所が発行しているだけあり
    エビデンスベースで納得感がある点が良い

    また、年代別の悩みや意識すべきことが網羅的に書いており
    特にミドル層の転職や日本人の学びについても触れている

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    2023年06月10日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職者の心理がデータを基づいて、解析されており、CAとして求められる責務ややるべき職務が明確化された。
    人材紹介営業として従事する方には是非読んでいただきたい一冊である。


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    2023年05月07日
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~

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    「リスキリング」は流行り言葉のように言われているが、各企業で行われている実態ではうまくいかないと説く。リスキリングのみならず、評価制度などにまで言及し、これからのあるべき姿をふんだんなデータを元に説明してくれる。確かに、昨今、オンライン研修だけで終わらせてしまうことが多く、行動に移すことが多いように思う。企業の教育担当者のみならず、学ぶ人にも参考になる。

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    2023年04月04日