小山宙哉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ金ピカというムッちゃんとシャロン二人の中で通じるキーワードが心躍ります。
大それた使命感に囚われなくていい、
世界のためになるかは結果、俺はただ一人を思ってやればいい。
ムッちゃんが相変わらず恰好良いです。
FUJIのエピソードも感動。
ムッちゃんがそこかしこに日々人の気配を感じるというもの、サードマン現象をふと思い出しました。
せりかさんが地球を忘れていた世界と表現するのが
面白く感じました。
だから、帰るのも打ち上げのときと同じ気持ちになる。
話すと舌が重いというのがリアルに感じます。
ブギーとカルロにせりかさんと絵名さんとで
態度が違うと冷やかされるムッちゃんですが、
正味な話同 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日々人が、俺は今もNASAを好きなままだよ
というのが嬉しくもあり切なくもあり。
諦め切れない事の為に諦めることもあるんだよ
というのが印象的な言葉です。
諦めってある意味では決意に似てるというのは
確かにそうかもしれないなと思うのです。
断つことで覚悟を決めなければならないこともある。
バックアップクルーをこの中から選ぶというとき、
「俺の事だ」と、根拠もないし自信もないけど思う
という感覚とてもよくわかります。
ただ絶対を握り締めた、という言い方が良いし、
オリガが日々人の中で結構な支えになっていることも感じます。
訓練の中で1番多く名前を呼ばれた者をカウントしているチェック方法、面白 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャロンからスニーカーのプレゼント。
シャロンもそれを履いて、二人が支えてくれている
という言葉が良いです。
せりかさんが六太さん呼びなのもすごく良い。
ムッタのム、というときは兎も角
その後の六太さんはポイント高いと思うのですが
タイミング悪く通話が切れてしまいます。
太陽嵐が来るから出てはいけないというときに
Sharonか出しっぱなしであることに気がつくムッちゃん。
エディがさっと、二人で行こうと言い出してくれるところが頼もしいです。
兄同士のドライブ、良いですね。
ブライアンの轍が残っているのも心にきます。
俺たちを救うのは弟の轍。
トラブルに見舞われましたが、そのお蔭で
ムッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ実際なら、多分もっとせりかさんを擁護する意見もあがると思いますし、
製薬会社も会見したり、大沢さんに迷惑がかかったり
ということにもなりそうです。
弁明するよりも失敬だとJAXAは最初にブチ切れるくらいでもよかったのではないかと思うのですが
大臣や周りの本来味方である人たちが
ノイジー・マイノリティに負けて一緒になって敵側に回るのが
見ていて本当に悔しく、今更ではありますが
星加さんがせりかさんたちに言葉をかけてくれて
少し安心しました。
「どれだけの人が明日も生きようと思うか」。
本当にそうです。大事なことを見失ってはいけない。
ムッちゃんがNEEMO訓練で考えた
基地に太陽光を取り入れる -
Posted by ブクログ
ネタバレやっさんが相変わらず口は悪いけれど、
行ったなあいつ、次は自分の番って思っているところが
やっぱり”一生モンの友達”なんだろうなと思います。
そして事前には何も言ってくれなかった日々人ですが
楽しいだろう? 宇宙って、と着いてからメールを送ってくるところが心憎い。
ISSとオリオンのランデブーも良いです。
同期が乗っているISSとオリオンが接近するなんて
心躍る出来事です。
緊急連絡を報告してもらうかもらわないか
事前に決められるとう話、なるほどと思いました。
結果大事には至らなかったとは言え、
シャロンの呼吸が止まったと言う連絡。
エディが大丈夫かムッタ、と声をかけてくれるのもリーダー -
Posted by ブクログ
ネタバレムッちゃんのサイン、とても可愛いし
漢字というところがユニークです。
約束果たしてくる、とシャロンに告げるのも良い。
きっと膝掛けに目を落とす度に、シャロンの心を温めてくれると思うのです。
両親にあげた色紙には
「父ちゃん母ちゃんへ 息子はがんばっています」
と書いてあるのが笑えます。
ジョーカーズに復帰するカルロ。
お待たせという言葉が彼らしいです。
モッシュには気の毒ですが、自業自得ではありますし
やっぱりパーフェクツのメンバーで行くほうが
みんなにとって良かったと思うので
結果オーライなのかなと思います。
ムッちゃんをケンジと新田さんも見送りにきてくれて、
ケンジがこれ1個目のスタ -
Posted by ブクログ
ネタバレカルロが来なくなって、バックアップクルーから
モッシュが加入になったジョーカーズ。
中々一筋縄ではいかないモッシュに、ムッタがうまく切り替えして進めるシーンも描かれますが
足並みが揃いにくい様子。
それでなくともここまで長い期間訓練をしながら共に過ごしたメンバーの中に
一人新しい人、というのは、みんながキツイ状況でしょう。
戻ってきたカルロに、何かと戦っていたのだろう、
お帰りと言ってあげるムッちゃんは本当に優しいです。
フィリップとベティは文句を言うのも、彼ららしい。
カルロは語らないけれど、
指輪をするようになって、ミドルネームが増えて。
彼にとって本当に必要な時間だったのだなと
改め -
Posted by ブクログ
ネタバレ採用する側の人として、やっさんのことを友人だと話さない福田さん。
相変わらず筋の通った人だなと思います。
閉鎖環境ボックスで得たのは一生もんの友達、
というやっさんの言葉も良いし、
合格できたことも、それを見て喜ぶみんなも良いです。
同じ夢を持つ仲間なんだな、と感じます。
せりかさんのお母さんと会うムッちゃん。
せりかさんは福田さんから、ムッちゃんが
ゲイツさんに交渉してくれたことも聞いて知っていた
というのが良いエピソードです。
お父さんから預かっていたDVDを、
今日これをせりかに見さるためにお母さんは生きてこれた気がする
というお母さんに泣けます。
持ってきてくれたお母さんも、撮って -
Posted by ブクログ
ネタバレシャロン天文台を、
これだけは自分の手でやり遂げたいというムッちゃん。
エディが
訓練で先をいってる俺たちが先に選ばれるべき
それにムッタがいる、と言っていて、
心の片隅にとシャロンから言われたバトラーさんも
それはわかっているのに
ゲイツに一蹴されてしまうのがキツイです。
でもそれでも、ゲイツの所へ行って
シャロン天文台建設に一番ふさわしい宇宙飛行士は俺です と言えるムッちゃんは強いです。
発案者カネコ・シャロン博士からの期待と信頼は誰にも負けない、それは全くその通りなのに
一笑に付され、
チャンスをやろうと言う内容も
2ヶ月以内に1億ドル運営コストを削減できたらアサインしてやる という -
Posted by ブクログ
ネタバレビンスさんの奥さん、ベリンダさんが
無理にビンスに合わせる必要はない、
ただやるべきことだけを存分にやれば
そういう人に気づくから
という言葉が、旦那さんのことをよくわかっているんだな、という感じです。
マルコムたちから嫌なことを言われて、ムッちゃんが
日々人はNASAから逃げたわけじゃない
NASAが日々人から逃げたんだ
逃げ道ってのは甘えの道だ
誰でも楽に歩けるかわりどこにも辿り着ない
日々人はちゃんと険しくも楽しい宇宙への道を歩いてるよ
だからあいつの夢はいつも現実になるんだ
と返す言葉、彼らには酔っ払いの戯言と取られてしまいますが
ムッちゃんはただ事実を言っているだけなのですよね。
-
Posted by ブクログ
ネタバレリックとの思い出の宝物を、ビンスさんが
宝物ではなく宝物を思い出すための道具
というのが、ビンスさんらしくて良いです。
べディが、
誰も許してくれないのに復帰する勇気はなかった
息子だけが許してくれた
というのが素敵なエピソードだなと思います。
リックが管制官で宇宙飛行士のビンスに指示を送り
ビンスはピコが作った宇宙船に乗る
という夢がついに叶う。
全てではなく、リックもいないけれど、
リックの代わりに管制官の席にはムッタが座る。
とても素敵だと思いますし、こんな出会いもムッちゃんが引き寄せたのかなと思います。
機密漏れ防止なのか、何を目指しているのか曖昧なまま訓練に臨まなければならない -
Posted by ブクログ
ネタバレムッタからきいて、とダミアン達が来てくれるのが
ダミアン達はもちろんムッちゃんの優しさを感じます。
来てくれたのかダミアンと日々人に言われて、ダミアンが
当たり前だよ 当たり前だと答えるのが
少ない言葉から彼の感情が伝わります。
これはなんのための試験なのか、
日々人を試すためなのか、救うためなのか。
試験というから試す作業になりがちですが
確かに本当は救うためのものであるはずで、
これも成功体験を積み重ねさせるために
成されるべきことです。
登場したすぐは、ムッちゃんをアサインしてくれないことで
モヤモヤしてしまったバトラーさんですが
人情のきちんとある良い人なんだなと
今は感じています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ月面基地には窓がない、
大半を基地で過ごすのだから、
どうせなら中を改善したい。
ムッちゃんの発想が凄いですし、
みんなが納得し感心する意見が出せるというのが流石です。
オリガのDVDで、怪我で解放感というのが
よくわかるなぁと思いました。
「宇宙飛行士に戻る準備ができました」という日々人が恰好良いです。
日本語教室などやっていないとわかっていて
わざと声をかけてくるマルコム達は本当に感じ悪い。
吾妻さんが日々人に、ムッタに言わないのはなんの為だ、
自分には兄弟がいないから
ブライアンは兄貴みたいな存在だった、
ブライアンから答えが返ってこなければ本当の兄貴に話せばいい
と言ってくれます -
Posted by ブクログ
ネタバレいよいよNEEMO訓練が始まります。
ふうちゃんは「かぺ」って言わなくなったけれど、
ケンジとムッちゃんの間では合言葉のように伝わって
二人で「かぺ」と握手するのがなんだか良いです。
ケンジがふうちゃんの髪をとかしているのが
福田さんに言われたからかなぁとふと考えます。
折角コンビネーション良く訓練を進めていた
ムッちゃんとケンジなのに、見ていてすごく辛いです。
アンディは言う必要はなかった、言っていなくても
二人から良いアイディアが出ていたと思ってくれていそうで
私も同意見なのでそういう人がチーム内にいてくれたというだけで、少し救われる思いです。
一人しか月へ行けないと聞いて思うことが -
Posted by ブクログ
ネタバレ落馬したら怪我したままでもとにかく一度すぐ馬に乗れ
という話を聞いたことがありますが
やっぱり大事なのだろうと思います。
間が空いてしまえばしまうほど恐怖感が先に立ちますし
そうなればネガティブな気持ちになって
余計うまくいく気がしなくなってしまいます。
ロシア式の方が正解だったろうと思いますし
言ってしまえば日々人がPDになったのは
「NASAのせい」とも言える気がするのです。
何もできないと落ち込む日々人によくしてくれるイヴァン。
酒を飲むくらいはできる、お酒を飲む気にならなくても
飲んで解決することはなくても
同じ酒を飲むことで胸襟を開くことができることもあります。
オリガは一般的な -
Posted by ブクログ
ネタバレ折角のアサインですが、ISSと聞いて
自分は月に行きたいし、ISSに行きたがっているせりかさんのことを思って断るムッちゃん。
決定権なんて元よりあって無いような物だったと言われつつも
それでもムッちゃんは自分の意思を変えない人だろうなと思います。
それで回されたのがローバーの開発で
サラリーマン時代と同じように上司の機嫌を取り
車の開発をすることになるムッちゃん。
結局NASAと言っても大きな会社であって
こういうところはあるのだろうなと感じます。
NASAで月で使うという、一般人からしたら
大きくて夢のあるプロジェクトなのに
予算的な意味で車のプロを雇えないというリアルさ。
とにかく君は -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が月に行くとなんの根拠もなく口からでまかせを言ったというムッちゃんですが
日々人も、そしてシャロンも絶対わかってくれているはず。
いざという時役にも立たないだめ人間という訳を訊いたムッタにシャロンが教えてくれたのが
It's a piece of cakeという言葉。
そんな嘘なら平気でついてしまうシャロンの人柄が
深く伝わってきます。
元気付けられる言葉が浮かばす一言だけ返した言葉が
piece of cakeというのもとても素敵です。
ムッちゃんだけではなく、せりかさんも
シャロンと約束をしたという言葉が少し勇気づけられます。
ムッちゃんの事情を知らず軽い悪口を言う人た -
Posted by ブクログ
ネタバレ良い順番をひいてくれと言われて
占いで超能力じゃないのよと言っているアマンティが可愛いです。
でも結構超能力だと思います。笑
良い数字だよ、大丈夫だよと言ってくれるムッちゃんは、やっぱりムードメーカーだし
ぐいぐい引っ張っていくタイプではないけれど
リーダー的な部分があるように思うのです。
うまく行くかわからないけど想像ではうまくいってる
技術者ってのはそういう生き物だ
というくだりがなんだか好きです。
ピエコと名前をつけて、レゴの人形を載せる。
「姿勢として俺らにはこれを乗せる意味がある」。
理解できない人もいるとは思うのですが
とても大事なことです。
結局みんな賛成するところも良いです -
Posted by ブクログ
ネタバレ新田さんが「南波の荷物は俺が全部持つよ、当然だ」というのがさり気なく良いなと思います。
責任も感じているのでしょうし、少し打ち解けあったこともあるのではないでしょうか。
宇宙兄弟は新キャラが登場するとき、
とても癖が強くてともすれば嫌な人なのかな
と思うような感じで始まっても
いつの間にか深く思い入れてしまうほど
人の描き方が上手いと思います。
ピコもそうです。
始めはどうなることかと思いましたが
ムッちゃんが
モノづくりには失敗することにかける金と労力が必要
と言ったことから少しずつ態度が軟化します。
ブライアンとピコがお酒を飲む約束をしていたというのは
聞くだけで辛く、後悔が募ることだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ紫さんが、何年も宇宙飛行士と名乗って来たけれど
宇宙にまだ行っていないというのを聞いてはっとしました。
難関を乗り越えてもまだ辿り着けないのは
本当に厳しいなと思います。
ビンスさんが車のスピードを上げるシーン、
言いたいことはわかるのですが
ビビるかビビらないかはドライバーに対する信頼によるので
一概に言えない気がします。
訓練で順位が最下位になったとき、
罰を受けるのはリーダー以外というのがエグいです。
理由は兎も角としても罰の内容がわからないのに
率先して自分がやると言って、
初日のリーダーを買って出るなんでケンジはやっぱりさすが、と言えるムッちゃんが好きです。
確かに、単独行動な