小山宙哉のレビュー一覧
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ネタバレおすすめ度:90点
六太は結論が出せず迷い悩んでいた。非情に切り捨てるのではなく、運に任せるべきなのか、と。
六太が提案した方法は、ジャンケンだった。一同が驚く中、いち早く古谷が反対する。古谷はこれまでやった全課題の成績を記録しており、ジャンケンには納得できないというのだ。そして、歯を食いしばって続けた。
「俺は……最下位や――最下位やったわ 俺……」
古谷の中で、もう2人は決まっていた。その名前を言おうとした時、六太が口を開く。
「やっさん、前にスルドイこと言ってただろ――ジャンケンを超える公平な方法はない――って」
この5人はジャンケンみたいなものであり、グーみたいなヤツ、チョキみたい -
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ネタバレおすすめ度:100点
ケンジのいるB班では、真夜中だというのに、寝室にはけたたましいアラーム音が鳴り響いていた。メンバー内で主導権を握ろうとする溝口は、犯人捜しに躍起になり、B班の雰囲気は悪くなる一方である。
翌朝、六太のいるA班では唯一の時計がなくなっていた。そしてようやく見つけるも、その時計はめちゃくちゃに壊されていたのだった。
そんな中、真っ白なピースのジグソーパズルを3時間作業しろという課題が出される。六太の頭の中は混乱していた。なぜなら、六太は昨晩見てしまったのだ、福田が時計を壊しているその姿を――!
閉鎖ボックス内・10日目の深夜。A班メンバーが寝静まる寝室に、突然けたたましいア -
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ネタバレおすすめ度:95点
三次審査は2週間の泊まり込みで行われるという。合格者人数は15人が残っていた。
理事長・茄子田のかけ声で、さっそく外へ移動するよう指示される六太たち。そこで待っていたのは、窓という窓を鉄板で塞がれた、異様なバスだった。
しばらくすると、JAXA職員の指示で受験者たち同士の『交流会』が始まった。隣り合った人と10分間きっちり話し合い、合計140分間しゃべり続けろというのだ。
バスは受験者たちが就寝したあとも走り続け、何時間走ったのかもわからなくなった頃、ついに停車する。外の様子が見えない不気味な場所であった。
今度は5人一組、A・B・C、3班に分かれることになった。これから -
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ネタバレおすすめ度:90点
JAXAでは、六太が元上司の発言のせいで、不合格にされそうになっていた。子ども時代の南波兄弟を知る審査員の一人・星加は『六太は弟のために頭突きをした』という真実を審査員たちに伝え、合格を再検討して欲しいと説得していた。
そんな中、消火器男に襲われピンチを迎えた六太だったが、結果、市民を救ったヒーローとして人気者になってしまっていた。それがJAXA内でも『勇気ある行動をした南波六太』として評判になり、六太は2次審査を無事通過する。
その夜、帰国の準備をしていた六太は、ふと家具の下に日々人が書いた『遺書』が隠されているのを発見する。
数日後、合格祝賀会でケンジは火星へ、せりか