森田碧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【ジャンル】
恋愛
【第1章|『優しい嘘』冬野夜空】
● 余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する
【第章|『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ】
● 命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びに行くふたりを描く
【第3章|『君のさいごの願い事』蒼山皆水】
● 大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ
【第4章|『愛に敗れる病』加賀美真也】
● 恋をすると寿命が失われる病を抱えた主人公の命がけの恋
【第5章|『画面越しの恋』森田碧】
● 余命に絶望する主人公が同じ病と闘う少女に出会い、希望を取り戻す
【コメント】
別れという概念の中で最上級の”死”を軸に -
Posted by ブクログ
余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話、通常「よめぼく」に出てきた主人公の友人である三浦綾香のストーリーである。
22歳になった綾香の恋愛と成長の物語を描いている。ひょんなことから訪れた場所で悲しみへの向き合い方、自身の過去と重なる人たちとの出会い物語が動き出す。
悲しいこと、辛いこと経験を乗り越えようとしていた綾香がある人の言葉をきっかけに乗り越えるのではなく常に共に生きていくことが大事と気づけたところは良かった。乗り越えるということは悲しかったことが悲しく無くなることだと思う。そういう風にできる人はなかなか少ない。その経験を糧にしたり時々思い出して今を生きることが大事であると感 -
Posted by ブクログ
今回は具体的な感想ではないけど
この作品を読んで考えたことを
綴りたいと思います。
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記憶の問題って難しい。
物忘れなら
“忘れた”ってことを本人認識できてるけど
認知症は
“忘れた”ってこと自体忘れてる。
その人にとっては何も無かったことになる。
でも
私はちょっと違うと思ってるし
無かったことにはならないと信じたい。
仕事で認知症の患者さんと関わるけど
相手のことや思い出を忘れてても
その時感じた感情は漠然と残ってと思う。
だから
関わり方によっては
“なんか嫌な人”“なんか好きな人”
って認識が変わってると感じる。
思い出を失っても
楽しいとか悲しいとかは
身 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校生の新太は
余命が99日になると数字が見える。
余命が99日以内であれば
具体的な数字として頭上に見えるって
それが大切な人であればある程苦しそう。
そんな時に新太は
自分自身と親友の余命が見えてしまった。
どうにか助けたいと思っても
分かるのは余命が尽きる日だけ。
だから
“どこで” “どのように” が分からなくて
助ける方法も分からないから
運命に身を任せるしかないと思ったんだと思うし
残された時間を大切にするためだと思っている。
でもそんな時に高校の文芸部で
死が近いと黒い靄が見えるという黒瀬舞に出会った。
舞は余命が見えることについて
新太とは違う考えを持っていて
運命 -
Posted by ブクログ
ネタバレずっと号泣した。
余命半年の女の子と
余命1年の男の子のラブストーリー。
終わりが分かっている切ない期限付きの恋。
ガーベラの花言葉は「希望」
意味が本数によって変わる。
3本 あなたを愛してます
6本 あなたに夢中です
作中にガーベラが鍵となって
でてくるのが素敵だったな。
ガーベラの咲く季節が春と秋だから
春奈と秋人って名前も素敵だよね!
秘密のブログに秋人が全てコメントを残していて、実際に2人が直接伝えられなかった事がブログを通して間接的に伝え合ってたのがもう涙が止まらなかった。
あと、三浦さんが残したコメントの
2人に「さようなら」ではなく
「おやすみなさい」とコメントした