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人の寿命が残り99日になると、その人の頭上に数字が見えるという特殊な能力を持つ高校生の新太。ある時新太は自分の頭上と、文芸部の幼なじみで親友の和也の上にも同じ数字を見てしまう。そんな時、文芸部に黒瀬舞という少女が入部してくる。ふとしたきっかけで新太は、黒瀬もまた死期の近い人が分かることに気づく。ひたむきに命を救おうとする黒瀬に、諦観していた新太も徐々に感化され、和也を助け、自分も生きようとするが…
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Posted by ブクログ
人の寿命が残り99日になると頭上に数字が見えるという力をもつ新太。ある時同じ文芸部で親友の和也の頭上にその数字を見つけてしまう。そして新太自身にも、和也の5日先の数字が現れる。なんのために生きているのか、その答えに縋りたい。数字を見ても救うべきではなく、それは運命なのだ。そう納得せざるを得ないのには...続きを読む、幼なじみとのある過去が。そんな意気消沈とした日々を過ごしていたが、同じ文芸部の黒瀬舞(彼女もまた死期が見えるという)の、命を救おうとする姿に感化されていく。新太を救ったのは、結末の違う2種類の物語だった。 自分だったら、見えない方が良い。「人は何のために生きているのか、生きる理由には色々あるけど、その答えは生きていないと見つけられない」というのが響いた。死ぬ時に後悔しない生き方をしたい。 和也と黒瀬が最後、きっかり恋人になる感じではなく、フワっと感が良かった。小説の「あなたのことが好きだから、私と一緒に生きて欲しい」「私から生きる理由を奪わないで欲しい」の言葉とか、高校生らしい恋の悩みの本を持っているところとか、黒瀬という人物が好きになった。
よめぼくシリーズが好きです。今回は不思議な力を持った主人公の話でした。前回の話ともリンクしている場面があり、面白かったし、最後の選択がやっぱりいいと思った。
「生きるって何だろう?」と考えさせられました。 実際に自分の近くに居る人の残りの日数が見えたら、私は嫌だなぁと思いました。
★3.8/5.0 余命1年と宣告された僕が余命半年の君と出会った話の後に読みました。個人的には最初に読んだ作品の方が心にくるものがありました。 今回の作品は、デビュー作に比べると、主人公新太の心が動くのが割と終盤の方だったので、読者からするとかなりモヤモヤした状態が続くと思います。ただ、黒瀬がそんな...続きを読む状況に屈することなくどうにかして助けようとしている姿に感動しました。新太の心も最終的に動かすことが出来て良かったし、その想いの伝え方もピュアで可愛らしかったです。 また、前作を読んだ後に今作を読んだので、途中病院で絵を描いてる少女が、前作の春奈と重なり、色々な感情にさせられました。
もし自分も寿命が見えてしまったらと考えると物凄い恐怖心にかられるんだろうなと思いました。 自暴自棄になる新太にどうしても助かって欲しいと思う優しい黒瀬、はたまた和也の暖かさなど目が離せませんでした。 自分も今の現実が当たり前では無いんだと噛み締めながら生きていこうと思います。 喉元過ぎれば熱さを忘れ...続きを読むる事のな無いように…
主人公・新太には特殊な力がある。それは人の寿命を知ることができる。残り99日になると、頭上に数字が表示され、カウントダウンが始まる。 そして、とうとう自分だけでなく、友人の和也にも見えるようになった。二人は文芸部に所属していて、ある時、別のクラスの凛が入部してくる。凛にもある特殊な力がある。それは死...続きを読む期が近づくと、該当する人の後ろに黒いモヤがかかるという。なんとしても助けたい凛と、あるきっかけで救うことを諦めた新太。新太は生き残ることができるのか? 内容としてはホラーぽかったです。死へのカウントダウンが始まるということで、ふと頭に深んだのが、映画「ファイナル・デスティネーション」という作品です。 回避したとしても、死は逃れられないという内容でした。 こちらでは、グロくはないのですが、救おうにも事実は変えられないという点では、似ているなと思いました。 ただし、三人の高校生達の友情や「絶対的」な状況の中で助けたいという一途な思いが前面に出していて、一味違う青春小説として楽しめました。 あるきっかけで救うことを諦めた新太。そこでの悔しさといったら、残念でたまりませんでしたが、後に凛との出会いによって、考えが改まっていくので、色々勇気づけられました。 また、「死」に対する考え方に考えさせられました。決して「死」というものは哀しいだけではないなと思いました。発想を変えるだけで、気持ちの保ち方も違いますし、残りの人生との向き合い方が大きく変わるなと思いました。 次々と人の死を目撃するなかで、とうとう新太にも残り少なくなっていきます。果たして、本当に新太は死ぬのか?凛との出会いによって、変わっていく運命。最後はそれアリ⁉︎と思いましたが、感動を誘う展開で楽しめました。
よめぼくシリーズの2作目。 私が3番目に読んだ本です。 最後、新太が、生きようと決断して、考えを改め、前を向いたのが良かったです。 それから、前作の登場人物の春奈と三浦さんが出てきたときは、嬉しい気持ちもあったけど、結末を知っているので切ない気持ちになりました。
高校生の新太は 余命が99日になると数字が見える。 余命が99日以内であれば 具体的な数字として頭上に見えるって それが大切な人であればある程苦しそう。 そんな時に新太は 自分自身と親友の余命が見えてしまった。 どうにか助けたいと思っても 分かるのは余命が尽きる日だけ。 だから “どこで” ...続きを読む“どのように” が分からなくて 助ける方法も分からないから 運命に身を任せるしかないと思ったんだと思うし 残された時間を大切にするためだと思っている。 でもそんな時に高校の文芸部で 死が近いと黒い靄が見えるという黒瀬舞に出会った。 舞は余命が見えることについて 新太とは違う考えを持っていて 運命から助けたいと強く思っていた。 そんな2人がもやもやしながらも 何人かの死を見届けながら 運命に抗おうとする姿は 絶望の淵から這い上がろうとしているみたいで 生きることに必死にならないとって 励まされたというか感動した。 最終的に2人の運命がどうなったのかは 小説を読んで確かめて欲しい。
よめぼくシリーズを全て読み終えました。シリーズの中で一番、主人公に頑張ってほしい!という応援の気持ちでいっぱいになった作品でした。運命を変えるというのは簡単な事じゃないけれど、勇気を出して行動を起こしてみるという主人公の強さに感動しました。
人の寿命が99日を切ると見えてくる設定。他人親しい人で温度差はあるが自分まで見えるところが恐い。その時どうするかがどう生きるかにつながる。ボーイミーツガー要素もあってサクサク読めるが、内容は結構シビアなところもあり自分ならどうするかと考えさせられた。
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余命99日の僕が、死の見える君と出会った話
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森田碧
飴村
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