森田碧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
題名と表紙のビジュアルからは恋愛系ライトノベルのような印象を受けたが、実際に読んでみると内容はかなりしっかりとしていた。恋愛や友人関係の描写も、きれい事だけで飾られているわけではなく、人間関係の中で誰もが抱きがちなネガティブな感情や思考まで丁寧に描かれており、とてもリアルであった。特に高校生時代の主人公は、年相応ではあるものの、自分本位で未熟な思考や論理を持っており、その描写に現実味があったため、自然と物語の世界観に引き込まれた。終盤の伏線回収については、おおよその予想の範囲内ではあったものの、それでも十分に感動させられた。また、適齢期の傷のない男女が結ばれることが一般的な幸せとされがちな価
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Posted by ブクログ
あの「よめぼく」シリーズの森田碧さんの最近作です。高二の秋に恋人の千夏を亡くした翼は千夏が残した千夏の公式アカウントが心の支えでした。ある日、翼は千夏に歌声がそっくりのレモンティという歌い手を見つけます。しかも同じ学校の制服を着て歌っています。このレモンティと出会って翼の無気力だった日々が変わっていきます。
最初は翼がただただ千夏を引きずっているように感じられました。公式アカウントにも依存しているようでした。ですが、レモンティはあることを抱えていてそれを助けるために奮闘する翼は輝いているようでした。だんだん変わっていく翼を見て心を打たれ私もこんな風に変わっていきたいと思いました。