岡田悠のレビュー一覧
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ネタバレ【台所】
【リビング】
【トイレ】
【寝室】
【風呂】
【書斎】
【部屋】からなるオムニバス形式の本。
【リビング】がめちゃくちゃ面白くて、腹がよじれそうになりながら、肩を振るわせ笑った。
docomoの取扱説明書にでてくる、ドコモ太郎の人生が、めちゃくちゃ面白い。サイドストーリーの最後のオチが秀逸。
【寝室】の2つの花の定期便サービスからなる、花言葉から恋愛リアリティーショーを、考えてしまうストーリーが、めちゃくちゃ面白い。サイドストーリーが、マジですごい。最後、怖ーって展開でした。
他のストーリーも良かったですが、この二つは特に良かったです。 -
Posted by ブクログ
ここ数年で読んだ本の中で最も面白かった。
とにかく安全圏から出るのが嫌いで、出不精で、石橋は叩いても渡らないくらいの慎重派で、会社も実家も恋人や友達の家も徒歩圏内にあってほしいと切に願う私にとって、旅は憧れでもあり、一種の苦痛でもある。
いつもと変わらない日常があることに安心する。予定調和の1日を終えると満足する。でも段々と、行動できる範囲も、思考も、狭まっていく。偏りが出て、固執しやすくなる。どこか遠くに行きたい。でもこのままずっと布団にくるまってたい。矛盾する欲求を同じだけ抱えた私にとって、今最も必要な1冊だった。この本は、私をいろんな意味で連れ出してくれた。
どこへ行き、何を見るかも勿論 -
Posted by ブクログ
作中でも記載されているが、
これは父から子に宛てた「手紙」であるのだ。
作者は同郷の先輩ということもあり、なんとなく気になって手に取って思わず読み込んでしまった。
コロナ禍に父になった岡田さん。
きっと今の記憶が残っていない君(子供さん)に向けた「手紙」。
そこで描かれている日常は全て幸せなことばかりではなくて。君が病気で苦しんでいる様子や、親としてあたふたするさま。もっとこうしていればよかった、というさま。
私は現在結婚もしていなければ、勿論子供もいない。子供を欲しいと思うことがなかった。
文中の中で、岡田さんが「子供が産まれると人生の主役が変わる、もっとやりたいこともあるし子供は欲 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
略
<内容>
多摩川を河口から源流まで歩く旅(長さが138キロで、宇宙の誕生から138億年と言うことで、タイトルに)、25時間分の録音データを再現したり、25年前の本『子どもの道くさ』の著者と、25年前の道くさの場所を辿ったり、メールからいないはずの親戚を調べたり、仮想空間を彷徨う「ひと」を追いかけたり、17年前に2秒だけ見えた海(静岡でした)を探したり、古いカーナビの案内で街を彷徨ったり、学生時代に住んでいた寮を10年ぶりの1日泊ったり…。やりたい放題なのだが、読んでいると意外とハマる。人と違う発想を実現してしまう著者にちょっと嫉妬したり。