岡田悠のレビュー一覧

  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    旅をする行動力とその旅で得たものを表現する文章力が相まって、とてもおもしろい旅行記になっていると思った。
    最初に出てくるのが新婚旅行での南極。びっくりだ。国内でも青ヶ島や箱根ヶ崎など初めて知る地名にびっくりした。家でエアロバイクを漕ぐ0メートルの旅が一番わくわくしたのはなぜだろう。
    「予定不調和を受け入れ、偶然に身を委ね、新しい景色を創った瞬間」がいいなと思った。

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    2026年06月22日
  • 駅から徒歩138億年

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    著者の事はWeb記事でしか知らなく今回初めて著作を読んだ。
    とても旅に行きたくなる1冊だった。それも、どこか遠い国ではなく、近場のちょっとした日帰り旅行に。
    散歩は好きだが、自分が住んでいる地域が「少し行ったら熊が出る」みたいな所なので最近はめっきり歩かなくなってしまっているなと思った。
    少し都会に出ても目的地から目的地をハシゴする事しかなく、当てどなく歩いた記憶が年単位で無い。今度街に出たら目的も無くブラブラしてみようかな。そんな気持ちになる1冊だった。
    特に多摩川を遡行する「川歩記」はとてもおもしろく、私自身が川が多い街出身ということもあり、今度実家に帰った時やってみようかな〜という気にな

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    2026年06月18日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    みんな大好き岡田悠さんの初書籍。ゆるいファンとしてブログやラジオなどを聞いている時には、発想•企画力と粘り強さが持ち味の人(寿司屋のクーポンとかトーマスとかを長期にわたって記録•分析する系が多い)だと感じていたが、書籍では「旅」とは何かが生き生きと描かれていて良い意味で印象が変わった。
    特に、なんでもない風景や人が、岡田さんの目を通すと鮮やかで愉快なものとして描かれており、モロッコの青年のエピソードは思わず涙してしまった

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    2026年06月14日
  • 駅から徒歩138億年

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    「旅と時間」がテーマのエッセイ集。
    著者の「旅」というものの捉え方、考え方がとても素敵で、新しい視点をたくさん教えてもらえた作品でした。
    確かに遠くに出かけて有名観光地をまわるだけが旅ではないよなと。
    日常の風景や小さなことでも面白がって深掘りしていく著者の姿勢が本当に素晴らしく、どのエピソードもワクワクしながら読みました。

    「古いカーナビの案内で歩く」は、調べたら初出の男性ブランコの単独ライブ「駐車場」のパンフレットで2年前に読んでいました。
    岡田悠さん初めて読むと思っていたけど、実は初めてじゃなかった。
    クスッと笑えるファニーさと、情緒的でエモーショナルな側面が両立した文章は確かに男ブラ

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    2026年05月24日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    会社員時代、移動中や昼休みにむさぼるようにオモコロ記事やブログを読んでいた岡田悠さん、書籍化されたものを読むのは初めて。既読エッセイも含めて楽しく読んだ。

    出版時のコロナ禍を思い出させる、家の中や近所で工夫して「旅」をするエッセイも著者ならではの面白さだが、海外旅行好きとしては海外編に特にわくわくした。
    イスファハーンのイスラム建築だとか、サマルカンドのミナレットだとか、インドとパキスタンの国境で行われる後納式応援合戦だとか、異国情緒に惚れ惚れ。
    ただ本書で訪れている場所は今危なくて行けないような国も多く、戦争は悪だと改めて思う。

    歳をとり、生活もどんどん便利になっていき、予定調和から外れ

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    2026年05月15日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    結論。メッッチャ面白い笑
    東京の書店巡り旅の際に、タイトルと装丁に惹かれ、購入した本作品。色鮮やかで綺麗だなとしか思っていませんでしたが、この想定はまさに本作品そのものです。読んだ人はわかると思います。

    内容としては、岡田さんが玄関から書斎まで部屋をめぐり、気になったものをとことん調べまくるという空想譚。10年間捨てられなかったミルクティーに、554冊の取扱説明書、100冊の地球の歩き方に122の花言葉。そしてバブの鼓動に490はなしのきかんしゃトーマス。
    見ていて、「いやいや、確かに気になるけど笑」ってなります。でも調べなければ分からなかった事実や新たな発見もあり、それをまとめら

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    2026年05月10日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    旅本はいくつも読みましたが、出かけない旅は初めて。南極からモロッコ、イラン、ウズベキスタン、国内では青ヶ島から家の近所、そしてついに自宅での旅。ユーモラスな冒険の旅から寿司屋のクーポンまで、非日常の面白さを教えてくれる。
    文章が面白くて素敵。

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    2026年04月30日
  • 駅から徒歩138億年

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    時間がなくて遠くに行けなくても
    お金がなくて遠くに行けなくても
    旅をする手段はいくらでもあると思えた

    ちょうど子供が産まれて旅に制約を感じていたけど、
    子供の目線が加われば全てが新鮮な道や体験になる
    近場ですごく楽しい旅行ができる気がしてきた!

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    2026年04月18日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    ラノベっぽいタイトルに若干引いたけど、新しく入った本なので手に取ってみた。
    読み始めたらすごく面白くてびっくりした。
    膨大なデータを地道に集める丁寧さ、そこから読み解く意外な世界、
    そこを踏まえてさらにフィクションへと昇華する。
    思いつきだけでは到達できない、データを集めるだけではどうにもならない、
    文体が馴染めなかったらそもそも読めない。
    静かなテンションで追いかけていく、日常の中に隠された深い味わい。
    ひとつの章を完結させるまでに、近道のない時間の積み重ねがある。
    この圧倒的な作業量が説得力を支えてる。
    午後の紅茶との関係、トリセツ内のドコモ太郎の日々、
    花言葉でたどる愛の軌跡、入浴剤バブ

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    2026年03月30日
  • 駅から徒歩138億年

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    超面白い!
    「いるはずのない親戚がXで見つかった話」が好き。日常の中にひそむミステリ。

    この人は旅が好きなだけではなく、旅そのもの、旅に出たい自分の内面に真摯に向き合っているところがすごいと思う。
    旅の定義をいちどバラしてもう一度作り上げているような感じがする。初めての場所に行くこと、初めての経験をすること自体が旅なのではなく、積極的な行為でそこにある環境をおもしろがること自体が旅…みたいな。上手く言えないけど。
    旅を通して見たもののおもしろがり方がうまい。

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    2026年02月15日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    オモコロライターもされてる岡田悠さんの旅行記。
    南極から始まり、国内、自宅周辺、最後にはコロナ渦に自宅でグーグルマップを使った旅に行き着く。南極だろうが自宅だろうが旅ができるんだと感じられた。
    何より、作者のユーモアセンスがよく、一節一節が面白く飽きることなく読み進められる。

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    2026年02月11日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    ネタバレ

    旅とは日常から切り離され、
    違う場所へ行くこと。
    それは空間的のみではなく、
    その人が日常こら切り離されたかどうか。

    16の物語より、
    旅とはなにか、旅の魅力を感じることができた。

    予定通りに行かないこと、偶然の巡り合いを
    大切にして、今この瞬間を大切にすること
    なんだと思いました。

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    2026年02月08日
  • 1歳の君とバナナへ

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    コロナ禍でさまざまなことを諦めざるを得なかった冒頭の話からすでに目頭が熱くなり、後半にかけてはまるでドラマのような展開が待ち受ける。他人の結婚、子育てにここまで心揺さぶられるとは。
    著者が子育ての中で自分の両親の愛を顧みたように、この本を通して、「もしかすると自分も愛されていたのかもしれない」というセラピーに近い感覚を覚えた。

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    2026年01月30日
  • 駅から徒歩138億年

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    何となく手にしたのに大傑作だった。
    時間を巡る旅のエッセイ集。それぞれ単体でも面白いんだけど、本というメディアで読む意味のある作りになっている。(紙にもこだわりがあり、物理的にも面白い作りになっている)
    会わなくなった昔の友達が、こういう風に生きていたら、嬉しいなぁ。と思うし、同世代として、「なんて自由なんだ!」と、凄く嫉妬してしまう。
    旅はいつだって始められるよな。僕も旅をしたいと思った。この先5年10年のバイブルになる本に出会えた。

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    2026年01月27日
  • 駅から徒歩138億年

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    まさに「一人遊びの極み」。
    知的好奇心と実験的思考と、それらを元にしたフィールドワークは、今回もずいぶん遠くまで僕を連れて行ってくれた。心が豊かってこういうことなんだろうな。
    「旅」というずっと岡田さんが大切にしてきてものと、時間というテーマが交錯する一冊。

    予定を決めない海外への旅が、最大の趣味だった岡田さん。しかし「子供が産まれたことで当面難しくなった」「川の近くに住みたくなって多摩川沿いの街へ引っ越し、散歩が日課になった」という近況が綴られるところから始まる。

    この散歩が岡田さんの心に火をつける。橋を渡って神奈川へ行ってみたり、整った芝生を見つけたり、堤防の建設現場に遭遇したり、草が

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    2026年01月05日
  • 駅から徒歩138億年

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    「旅は距離じゃない、深さと切り口だ!」と思わせてくれた。旅行エッセイはときにうらやましさから来る嫉妬が混ざることがあるんだけど、岡田さんの本は、誰も思いつかないような思考やテーマで敢行するもんだから、タイパのタの字もない。だからとんでもなくおもしろいんだけど。

    それに岡田さんの筆致で哲学的なことを織り交ぜてくるもんだから、ときに読んでて切ない気持ちになったりもした。

    川日記だけじゃなく、エッセイやコラムも収録されていて、岡田さんの思考の詰め合わせだった。
    なんでも机上でわかる時代だからこそ、岡田さんのように試してみる、行動してみることが日常に彩りをもたらしてくれるなと感じた。

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    2025年12月31日
  • 駅から徒歩138億年

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    川歩きの日記といくつかのエッセイとコラムで構成された本。それぞれの紙が異なるもので作られていて、本自体が特殊な作りになっている。あちこち話が飛んで読みづらくないかなと思ったけど、岡田さんの語り口によって、自然に行き来できるようになっている。そして、この構成になっていることで飽きずに読み進められるようにできていた。
    一つ一つの記事もさることながら、川歩きや様々な実験的経験をしながらも「旅」に着いて思索を深めていくのがとても面白かった。気軽に読めるのでおすすめ。

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    2025年11月15日
  • 1歳の君とバナナへ

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    父である著者から子への手紙…と題して、お子さまの妊娠から1歳になるまでのパパ目線の記録。たまたまaudibleで見つけた本だけど、ほんっとうに素敵な内容で幸せな読後感。こんなお父さんに見てもらえるお子さんは幸せだなと思う。

    この本は、著者の感性とその文章表現が素敵で、心に響いたものを大量にブックマーク。母親ではなく父親だからこそある視点や、社会人が育休を取ること、悩み苦労した場面、ユーモアやおもわずグッとくるところなど、一緒に育児を歩み、感情を揺さぶられながら楽しむことができた。

    現在、自分自身もパパ育休中でまもなく3ヶ月の乳児の子育て真っ盛りである。本書に出てくる妊娠からのこれまでの内容

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    2025年10月23日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    海外編、国内編、近所編の3章仕立て。
    「海外編」は治安があまり良くない、一般的には旅行では行かない地域にも足を運んでおり、普通の旅行記としてもとても面白い。
    後半「国内編」「近所辺」は特に、著者のユニークな感性やアイデアが発揮されており、こういうふうに人生を楽しんでみたいな、と羨ましくなる。

    #笑える #憧れる #ドキドキハラハラ

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    2025年09月21日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    携帯電話の取扱説明書を554冊読む、きかんしゃトーマスを490話見る...
    側から見ると「暇なのか?」と言いたくなることばかりやっているが、作者の文章力でなぜか最後には「ほう...なるほど」となってしまう。

    #笑える

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    2025年09月21日