岡田悠のレビュー一覧

  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    面白かった。トーマスの話は声に出して笑った。
    着眼点と発想と行動力、それを楽しく読ませる文章力、すべてがよかった。

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    2023年11月25日
  • 1歳の君とバナナへ

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    父親になった著者から、生まれてきた「君」への手紙。親としてのスイッチが入っていく過程、新たな命へのエールと感謝と驚きの日々。胸が熱くなる。

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    2023年07月10日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    バックパッカーとしての珍しい体験談だけではなく、視点を変えることで近場であっても「旅」をすることを書いた本。
    「旅とは、そういう定まった日常を引き剥がして、どこか違う瞬間へと自分を連れていくこと。そしてより鮮明になった日常へと、また回帰していくことだ。」という著者が下記のようなエピソードを紹介する。

    エルサルバドルの国旗をプリントしたTシャツを作って宮城にサッカーを観に行くも現地人には会えず、エルサルバドル人と間違えられて日本人に写真を撮られる旅。
    GWに東京でもっとも検索されていない駅を訪れて周辺を歩く旅。
    江戸時代の古地図に載っている道だけ歩くことを課して、昔の畑にあるフランス料理店に通

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    2023年06月17日
  • 1歳の君とバナナへ

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    岡田さんみたいに
    男性も徐々にお父さんになってくれたら
    いいなーって
    ほっこりする。
    表現の面白さは岡田さんらしい。

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    2023年01月22日
  • 1歳の君とバナナへ

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    1年弱の育休を取り、仕事復帰後も家庭中心の日々を送る、2020年代の父親像。我が子へ語りかける手紙の形式で紡ぐ、ユーモアと愛情に包まれた新時代のニューノーマル・育児エッセイ。
    正直子供は苦手だし、自分の育った環境のせいで、家庭を持つことそのものに希望が持てない。どっちかというと一人でも寂しくないし気ままでいいなと思っていて子供なんて自由が奪われて面倒なだけだと恐怖すらある。でも、このエッセイを読んでいると、すごい大変そうなのに、それよりも自然に湧き出る喜びが見えてしまう。夫婦のぎくしゃくも当たり前に起こるけれど、そんな中でもきちんと話し合う岡田さん夫婦はすごい。少数派かもしれないけれど、逆境す

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    2023年01月17日
  • 1歳の君とバナナへ

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    とても良かった。
    そうそう、こんな感じだった!とか、あーもっとこうすれば良かったなぁ。とか、思いながら、でもこういう風に子育てを楽しめるっていいよね、と思った。

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    2023年01月14日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    最後のまとめ方はちょっと整えすぎのかなと思えなくもないですが、この方の旅の好き加減や体験の面白さは読んだ人に旅をそそらせるエネルギーで満ちていると思います。コロナ禍でなくとも旅行好きな方は一読の価値ありまくりでオススメします。

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    2023年01月03日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    10年間飲みかけの午後の紅茶…
    のイメージがあるから
    勝手に岡田さんって引きこもり系かと思いきや
    結構ワールドワイドでした。
    言い回しとか面白い。
    「海外知ってます!」みたいな文章じゃなくて
    フランクで読みやすい。

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    2022年11月21日
  • 1歳の君とバナナへ

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    とても良かった。育児と丁寧に向き合い、それを言語化した本。

    結婚や育児が生活をどのように変えるのか、不安に思っていたけれど、この本を読むと、その不安が取り除かれた。不安に対して、大丈夫だろうと思った訳ではなく、あまりにも等身大に、思ったことが書き綴られていて、その思いがストレートにこちらに届くから、あぁ、こんな感覚なんだ、と思うことができた。あくまで、「手紙」として書かれているから、思いがストレートに伝わってくるのだろうか。

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    2022年09月25日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    わたしは、いったい、何を読んでいたんだっけ?
    読んでる間、何度も首をひねった。
    おかしい。たしか午後ティー偏愛を語られている気がしていたけど、倦怠期のお相手との話だっけ?

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    2022年03月26日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    友人に勧められて手に取った1冊。正直旅にはあまり興味がないんだよなあ...と思いつつ、たまにはエッセイを読んでみようと思い、思い切って購入しました。
    そこまでの期待を持たずに読み進めていましたが、岡田さんのユーモアのあるリズミカルな文章にあっという間に引きこまれてしまいました。

    海外から自宅の中まで、非日常の体験を描いた旅行記。
    毎日当たり前のようにしている行動も、岡田さんの斬新な発想力とユーモアによって非日常に変わっていきます。
    岡田さんの素敵な表現力に想像力を掻き立てられ、その地に行ったことがなくても情景を思い浮かべながら読むことができました。
    何より、ただ部屋で本を読んでいるだけなのに

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    2022年01月13日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    10年共に暮らしたペットボトルの意外な正体、トリセツ554冊から浮かび上がる衝撃の真実・・・記事累計800万PVの人気ライターが「部屋だけ」で繰り広げる日常エンターテインメント。ペットボトル・トリセツ・入浴剤・・・部屋にあるモノたちへの狂気の執念が導き出す、まさかの結末――。
    前作では世界へ旅立ち、部屋で終わっていた岡田さんの本ですが、今回は部屋の中をめぐる"旅"。今回もめちゃくちゃ面白かった!普通じゃない(褒め言葉です)感性と発想に驚いてばかりでした。紅茶の行方がまた素敵なんだなあ~。部屋の中という一見閉ざされた世界に、小さな煌めきがこんなにたくさんあるんだ!と新鮮な気持

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    2021年12月27日
  • 駅から徒歩138億年

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    作者の色んな日常の旅を描いているエッセイ。
    作者のファンだか、今回はあんまりだったかなー
    でもやはり旅の切り口やアイデアは素晴らしい‼︎

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    2025年10月30日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    4に近い3。思わずクスッと笑ってしまうストーリーもあったが、対して面白くないものもあった。この著者は、旅行系のお話の方が面白いと思う。

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    2025年09月15日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    『0メートルの旅』同様、正直にいうとWEBで読んだときの方が面白かった。やはり写真やイラストで笑いを取れるのは大きい。別々の記事を一つのテーマ(今回でいうと部屋)でまとめているのも若干無理があるし。
    ただ本には本の良さももちろんあって、間の掌編はとても面白かった。

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    2025年06月19日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    ネタバレ

    腐った午後の紅茶を後生大事に保管する衛生観念に全く共感できませんでした
    そもそも飲みかけのペットボトルが部屋から発掘される生活環境が受け入れられません

    鬱っぽかったんですかね

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    2025年03月16日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    第1章海外編はイマイチ。行った国は多くいろいろな出来事が行く先々で起きていることはわかるが、文章の粗さがかなり目立つ。情景がまったく思い浮かばず、あった出来事を勢いでそのまま紹介しているように感じる。文化を紹介してるにはぜんぜんわからず、トラブルにしては小規模。

    もう少し心情や情景などを詳しく書いてればもっと面白くなっただろうなと思う。

    行った国を知ろう、という旅人でなく、思いついたら見に行って感じようというタイプの旅人。文章から旅人特有の癖だったりこだわりだったり知的さがまったくなかったので残念。

    1章の海外編は微妙なので、2章から読むと面白い。
    特に『畑のフランス料理店』はかなり良か

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    2025年02月12日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    現在は普通のサラリーマンだが、学生の頃から旅行が趣味の著者の紀行本である。半分は海外で半分は国内の旅行についてであるが、どちらかというとエピソード集という趣である。
    海外の旅行先はエキゾチックな中近東やアフリカやインドなど、一般的には敷居が高めの国が多いので追体験をするように楽しめる。男性でないと、しかも若くないとこういう旅はできないだろうな~と思いながら読んでいた。私も学生時代にバックパッカーを少しやったので、懐かしい部分もあった。
    国内は普通のブログのような文章では企画的に月並みだと思ったのか、場所というよりは特異な思い出が綴られていたりする。旅行が生きがいの著者がコロナで出かけられなくな

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    2024年09月03日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    ネタバレ

    2023/11/22
    積読してたけどやっと読んだ。
    ほとんどがwebで読んだことあるんだけど改めておもしろい。二度目だろうと「なにやってんのw」って笑っちゃう。
    むしろ本用に書かれた小説部分に「そんなんえーから」ってなってしまうほどに。
    でも最後の書下ろしの章は美しく纏めたなと思った。
    バブも書下ろしかな。
    似たようなので回転ずしのクーポンもめっちゃ笑った。
    初めて読んだバンジージャンプの話が面白すぎて、ネット上のコラムを探して読みました。
    何冊も本を出す人になったのだよ。そうでしょうそうでしょうと私も勝手に誇らしい。

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    2023年12月05日
  • 1歳の君とバナナへ

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    子育ての振り返りを手紙という形で残した本。子育てってこんなんだったなぁ〜と思い返しながら、こういう風に残しておいたらなぁとか感じながら楽しく読めた。この子供がまた子育てする頃にどう感じるのか聞いてみたいし、今からでも自分の、こどもに残せることは残していきたいと思わせてくれる本。

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    2023年04月15日