岡田悠のレビュー一覧

  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    著者の観察力と空想力と色々な物に対する偏愛がすごい。時間をかけて分析してデータ化する能力もすごい。無意味なことに全力で時間を費やすのって幸せな行為だなと思った。ニコルソンベーカーの中二階を彷彿とさせた。

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    2022年06月03日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    ネタバレ

    【台所】
    【リビング】
    【トイレ】
    【寝室】
    【風呂】
    【書斎】
    【部屋】からなるオムニバス形式の本。

    【リビング】がめちゃくちゃ面白くて、腹がよじれそうになりながら、肩を振るわせ笑った。
    docomoの取扱説明書にでてくる、ドコモ太郎の人生が、めちゃくちゃ面白い。サイドストーリーの最後のオチが秀逸。
    【寝室】の2つの花の定期便サービスからなる、花言葉から恋愛リアリティーショーを、考えてしまうストーリーが、めちゃくちゃ面白い。サイドストーリーが、マジですごい。最後、怖ーって展開でした。
    他のストーリーも良かったですが、この二つは特に良かったです。

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    2022年04月16日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    面白すぎっ!!
    結構マニアックやけど笑える。
    トーマスの事故原因の分析とか
    バブの癒し効果とその要素とか
    そういう日常のことを解明していく、
    無意識を意識にあげてくれる新発見✩.*˚
    もっと読みたい。
    物理系の理系かと思いきや、
    カウンセリングの場面もあったりで、
    著者に興味も抱く。

    再読〜
    やっぱり面白い。
    もっとこういうくだらん事
    研究してほしい

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    2022年03月12日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    なんて充実したステイホームの本だろうか。
    私にとって家はただ帰る場所だが、著者にとって家とは宇宙なのかもしれない。
    2クールのアニメを見きったような達成感。
    最終回に今まで出たのキャラクターが大集合する展開が好きな人にはたまらない構成。
    最高でした。
    子々孫々に伝えていきたい本です。

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    2022年01月24日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    岡田悠さんの狂気とも思える観察力や洞察力が垣間見られる本。文章も面白く、とくにトイレの章(『地球の歩き方』100冊の詩的な一節で旅に出る)、寝室の章(122の花言葉からなる花瓶たちのロマンス)、部屋の章(269色を探して部屋をめぐる)は、なんだか読んでいて日常の中の非日常を味わえたのが不思議だったし面白かった。

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    2021年12月26日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    南極から自宅まで、様々な旅行記があって面白かった。それぞれ長さもちょうどよくてユーモアたっぷりで読みやすかった。
    絨毯買いました、の流れがよかった。

    その国によって文化や治安が全く異なることを改めて感じたし、私は普段日本のひとつの家族、ひとつの会社の常識から生まれた考えを頼りに生きているんだなと、自分を形作るものの偏りに気づけてよかった。

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    2026年08月16日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    Web記事で人気のライターさんが書いた旅に関するエッセイ集。読み物としてもすごい面白いけど、それ以上に「旅とは何か」ということを考えさせられる本。遠くに出かけるだけが旅じゃないし、遠くに出かけても心が旅していなければ旅じゃない。

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    2026年08月06日
  • 駅から徒歩138億年

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    「いるはずのない親戚がXで見つかった話」をネットで見かけて読み、とても面白くて本も手に取った。
    本編は、多摩川を下流から徒歩で源流まで歩く話。多摩川にはちょこちょこ縁があるので、思い出の場所の名前が出るたびにワクワク読み、そして源流に辿り着いた時には感動した。多摩川好きの弟に薦めようと思う。

    本編にちょこちょこ挟まっている、「古いカーナビをベビーカーに載せ歩く」だとか「10年後の旅行の計画をする」だとか、とんでもないチャレンジもいちいち面白い。終始楽しく読んだ。

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    2026年07月25日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    旅エッセイ結構好きでいろいろ読むけど、なかなか最後まで面白いって読み終えられるもの意外と少ないんだよな。さくら剛氏と岡田氏は今のところ私の中ではツートップ!(大御所、浅田次郎先生の旅エッセイは別格で好きです)旅エッセイは笑いに振り切ってもらうのが一番!こんな旅は自分には到底行けない出来ないってのをスパッと現地に行っていろいろ巻き込まれてボケてツッコんで…そんな能力とセンスがあるからこそ現地の人と味のある交流ができたりぶっ飛んだ経験ができるんだろうなぁ。後半、コロナで旅ができなくなって部屋の中でエアロバイクとGoogleのストリートビュー繋げて日本縦断するところは尊敬に値する。頭のいい人はやるこ

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    2026年07月21日
  • 駅から徒歩138億年

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    旅好きの人におすすめ!
    ただ遠くに行くことが旅じゃない。

    ちいさな興味からふと、他の人はやらないような旅へ出たり、旅先で調達したり、計画して、やり残したり…
    半日の旅でも十分!
    旅の深さってそんなところに宿るんだ!と新しい視点を与えてもらった本です!

    時間、についての考察も興味深い。

    真似して自分だけの旅に出たくなった!

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    2026年06月15日
  • 1歳の君とバナナへ

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    ネタバレ

    言葉で直接やりとりができない期間の1歳頃までの子ども(君)の日々の様子を綴った父親の育児エッセイ。これまでに父親の育児エッセイを数冊読んだが、長期間の育児を取り上げたものが多く、出産を控える自分としては生まれて間もない内容のものを求めていたから、とても良かった。また、著者は1年近く育休を取得しており、短期間の内容を綴っていることもあり、内容から子どもとの距離が近くて温かみを感じられた。「子どもへの手紙」として書かれているが、文章がわかりやすく、読みやすかった。

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    2026年04月26日
  • 駅から徒歩138億年

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    旅行というと、入念に計画を立ててどこか遠くの場所へ向かい、そこへ宿泊するということを思い浮かべてしまいがちである。
    しかし、見方によっては身近にある川でも、その源流や支流、流れ方など細部に目をこらせばいくらでも探求できる。
    川に限らず、普段からそういった対象を興味深く眺めて探求すればいくらでも豊かな旅ができるし、その積み重ねが感受性を豊かにしてくれるのだと思う。
    そのようなことを教えてくれる、読んでいるうちにワクワクしてくる作品でした。

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    2026年03月10日
  • 駅から徒歩138億年

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    入っては出ていき、入っては出ていくような、とどみなくサラサラと穏やかに流れる荒川下流のような文章がある。読書感は絹のように滑らかで、抵抗なく脳の中に入ってくる。

    こんな文章、こんな文章なんだ!私が書きたいのは。スラスラと読むことができ、読み終わった後にそのまま頭から抜けていってしまう軽くて滑らかな文体は読んでいて心地よい。正直内容自体はなかなか記憶には残らないけど、室内ジャズを聞いているかのような、何も邪魔をしてこない品の良さがある。

    記憶に残らないからこそきっと再読しても楽しい本になるだろう、とすら思える。また読みたい!となる本でした。

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    2026年03月04日
  • 1歳の君とバナナへ

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    作中でも記載されているが、
    これは父から子に宛てた「手紙」であるのだ。

    コロナ禍に父になった岡田さん。
    きっと今の記憶が残っていない君(子供さん)に向けた「手紙」。

    そこで描かれている日常は全て幸せなことばかりではなくて。君が病気で苦しんでいる様子や、親としてあたふたするさま。もっとこうしていればよかった、というさま。

    私は現在結婚もしていなければ、勿論子供もいない。子供を欲しいと思うことがなかった。
    文中の中で、岡田さんが「子供が産まれると人生の主役が変わる、もっとやりたいこともあるし子供は欲しいと思っていなかった」という旨の文章は痛いほど気持ちがわかる。

    たった一度の人生で、主役じ

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    2026年01月14日
  • 駅から徒歩138億年

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    ウェブ記事累計1300万PVを超えるライター岡田悠の最新作は、多摩川を河口から源流まで散歩した道程と思考の記録「川歩記」と、果てなき好奇心が場所と時間を飛び越えていく不思議でやさしい10編の日常旅エッセイ。
    毎回楽しみにしている岡田さんの新作。私はいつも心配性で計画みちみちにするタイプで岡田さんみたいな面白い旅を考えつかないから新鮮で、すごく面白かったなあ〜。ドーミー立川の話がお気に入り。懐かしいの洪水、とっても良い。そしてまた日記を再開した。日々の思い出を残しておきたくて。何もない日も、そういう毎日から私の人生はできている。

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    2025年12月30日
  • 駅から徒歩138億年

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    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    多摩川を河口から源流まで歩く旅(長さが138キロで、宇宙の誕生から138億年と言うことで、タイトルに)、25時間分の録音データを再現したり、25年前の本『子どもの道くさ』の著者と、25年前の道くさの場所を辿ったり、メールからいないはずの親戚を調べたり、仮想空間を彷徨う「ひと」を追いかけたり、17年前に2秒だけ見えた海(静岡でした)を探したり、古いカーナビの案内で街を彷徨ったり、学生時代に住んでいた寮を10年ぶりの1日泊ったり…。やりたい放題なのだが、読んでいると意外とハマる。人と違う発想を実現してしまう著者にちょっと嫉妬したり。

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    2025年11月20日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    実験的エッセイ?なんだけど
    作者どうかしてる、そんなことができる発想も根気も才能
    10年前からある午後の紅茶に意味を見出す
    docomoの説明書を読破しドコモ太郎の痕跡を追う
    どうかしてる、んだけどこのシュールさがたまらない
    最後の妄想小説?は作者は書きたかったんだろうけどちょっといらなかった

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    2025年11月01日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    海外の旅話は、どれも気軽に行けるところではない話だったためワクワクしながら読めた。南極のホットスプリングに飛び込むのはやってみたいと思った。
    改めて旅とは何だろうと考え直すきっかけになった。
    1番心に響いた言葉は、「旅を書くことは、次の誰かの旅に繋がる」ということ。自分も旅をするので、心に留めて独り占めするのではなく、アウトプットすることで、知らない誰かの旅に繋がっていると思うと、嬉しく思う。この本を読んだことは、私の旅にも繋がっている。

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    2025年08月07日
  • 0メートルの旅―――日常を引き剥がす16の物語

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    妹が著者のNoteが面白いと教えてくれたことが本書を知るきっかけとなった。
    読む前は、旅本を読めばまた旅がしたくなるんだよなあ、程度だった。確かに前半を読むと旅をしたくなる。自分の目から見た世界がどう映るのか。著者ほどの経験を得られるとは思えないが(何せ知らない街の酒場を歩き回ったりできる人なので)、毎日同じように仕事をしている自分の生活と比べてしまう。

    しかし、後半は今の生活も悪くない、工夫すればそれが旅だと言うことに気付かされる。
    またこの気持ちを忘れた時読みたいと思える作品だった。お寿司のクーポンの話が一番大好き。

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    2025年07月08日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    ネタバレ

    フィクション?ノンフィクション?

    エッセイっぽい表紙だったので、普通にエッセイと思って読んでいたのですが、

    フィクションも挟み込まれている、という感じなのでしょうか。

    よく考えると、すべてのフィクションと呼ばれるものも、著者の頭の実際に想像されたという点ではノンフィクションなんだなーと感じる機会になりました。

    午後ティーの話からとても感激しました。…

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    2025年06月07日