オ・ヨンアのレビュー一覧
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ネタバレ最近この手の本を読んでいます。思うにこれだけこの手の本を手に取る機会が増えたということは本書のような考え方や生き方を表明する社会になってきたとは言えると思います。
…まぁ現実はまだまだ言いにくいし理解してもらえないですけどね。それでも3、40年前のことを思うとかなり変わってきたとは感じます。
韓国社会も非出産にはまだまだ厳しい現実があるのだなとわかりました。日本の少し前くらいの感じかなと。一口に非出産と言っても考え方や向き合い方は人それぞれ。
非出産だからといってみんなが子供が嫌いなわけではなかったり、子供を社会で育てるという考え方を持っていることを理解してもらえなかったりと中々辛い状況があ -
Posted by ブクログ
これは子を持たないことを選択した女性が、世間から後ろ指を差されながらも幸せに暮らしていくといった安直な内容の本ではない。
韓国という超少子化の国で、人間としてどう生きていくかを考えさせられる内容だった。これはもちろん日本にも当てはまる。
私は今のところ子どもは欲しくないと思う。その理由の第一は産むまでの身体的負担、産む時及び産後の身体的ダメージ。第二は産まれた子どもに十分なお金をかけられるかの不安。第三に子どもが莫大なツケを支払うことになる日本への不安だ。
身体的負担に関しては、パートナーが産んでくれるのなら子どもがいてもいいという女性たちが少なからずいたことに、私と同じことを考えている人 -
Posted by ブクログ
ナナは、別れた恋人の子供を妊娠していた。そしてその子供に「宇宙」(우주)という名前を付けようと決めた。そしてその日、ソヨンという韓国人の女性から二通目のメールが届いた。その女性は、ナナのインタビューを読んで、フランスに養子に出されるまで過ごした場所や、そので会った人たちを探しながら、最終的にはナナの昔の名前である「ムンジュ」の意味を見つけ出すまでの過程を映画にするという。妊娠初期に飛行機で韓国まで旅をするなんて、常識では断るべきものだったが、ナナはどうしても断れなかった。ナナは、子供の頃に線路で泣いているのを、それに気が付いた機関士が拾い上げ、一年間も世話をしてくれたという。なんとしてもその機
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Posted by ブクログ
ネタバレキムゴウンちゃんの映画を見て、割とありきたりなストーリーだなぁと思ったから原作を読んでみた。
映画のストーリーは小説の短編のごく1部で、本体は男側のクィア作品だった。韓国ではこのメインの方をドラマにするらしく、この作品はそっちがメインだよなぁと思った。
物語全体の主張はあまりつかめなかったけど、刹那的で荒廃的な切なさの心情は伝わった。主人公は、思いが強いのに行動できない部分と、思いがないのに行動してる部分が読み取れるから、何がしたいのかわからなくてあまりのめり込む事はなかった。
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・──そんなのどっちだってかまわない、お前だったから。
だからとか、でも、そ -
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Posted by ブクログ
最近豪華キャストの映画が公開された原作はどんなお話なのかが知りたくて。
映画自体はゲイの男の子ジウンと自由奔放な女の子のジェヒが窮屈な社会の中でそれぞれ悩みながらもがきながら仲良くなっていき、同棲して…みたいなストーリーだったが、原作は前半にしか女の子は登場せず、結婚してあっさりと登場シーンは終わる。小説の後半にかけて彼自身がお母さんの病気やHIVなどと付き合いながら様々な男性に出会っていく話。
主人公の彼は独特な人と付き合い方で孤独ながらも人ととの関わりに飢えている印象。長く付き合っていた彼が上海へ転勤になった時も急にさらっと別れていて別れ際潔い人なのか長い付き合いを避けているのか考えのプロ -
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Posted by ブクログ
朝井リョウがおすすめ本から
なんとも言えない、今までに読んだことないジャンルを読んだ
正直途中飽きてぷつぷつ読み流したせいで話を完全に理解しきれてないところはある
あと韓国特有の制度とか、固有名詞がわからないから肝心なところでどういうこと??ってなったりした、でもそれも含めて新鮮な体験だった
思い通りにならない人生や自分自身のアンコントローラブルな部分への諦念がヒリヒリする、読みやすいのに読んでて辛くなる感じ
何よりも恋愛感情の描写、自分の性欲・恋した相手に対する描写が今までにないタイプのリアルさ、なんかうまいこと感想にまとめるのがむずい、でも表現のバリエーションがとにかく豊富で印象的だ