叶世べんちのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレKU。
超法規的かえる氏による『魔女と傭兵』第2巻は、硬派な筆致と静かな情熱に満ちたファンタジー作品である。前巻で描かれた対魔獣戦を経て、今巻では「対人」を軸とした、より複雑かつ心理的な衝突が展開されており、物語の深みが一層増している。
舞台は未知の大陸。そこで交差するのは、人間の欲望、恐れ、そして理屈では割り切れない信念だ。そんな中、孤高の傭兵ジグは常に己を律し、静かな威厳をもって物語を牽引する。一方、忌避され続けてきた魔女シアーシャにも、確かな内的変化が感じられ、二人の関係性には静謐ながらも確かな温度が宿っている。
派手な感情のぶつかり合いではなく、言葉少ななやり取りの中ににじむ信頼と孤独。それを丹念に描き切る筆致には、作者の手堅い技量がうかがえる。硬質な世界観の中に、どこか人間らしい優しさが差し込む本作は、大人の読者にも響くものがあるだろう。次巻を待つ楽しみが、静かに胸に残る一冊である。 -
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いいコンビ
魔女を「魔女」というだけで狩る、って、本当にやな感じ。無知は罪、の典型だよね…。現人間社会でもやってるひどいこと、いっぱいあるもんな~。ジグがなんであんなに強いのか、興味深い。魔女が純でいい感じ~!
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Posted by ブクログ
あとがきにもある通り、昨今の流行やテンプレートを無視したハイファンタジー作品。とはいえ、魔法がお伽話の中のものとして認識されている世界(大陸)から魔法が当たり前のものとして存在する世界(大陸)へ行くという設定や、冒険者としてギルドを通して依頼を受けるといった、いわゆる異世界作品の骨組みは取り入れている。本格ファンタジーとなろう系異世界作品のハイブリッド的な位置付けが妥当だと思う。
本作の特徴的な部分としては、ファンタジー世界ならではの派手さがなく、マフィアや麻薬などの裏社会的な暗くて地味な世界観が前面に出ているという点が挙げられる。また、主人公たちも外から来たという自らの立ち位置をわきまえてコツコツと地道な進歩を遂げていく。そのため、異世界作品でよくあるような、貴族社会での権謀術数や隣国との戦争、主人公の現代(元いた大陸の)知識や政治での無双というような展開は今のところない。
深みのある世界観や、なによりイラストやキャラクターデザインがかなり好みなため、今後が楽しみ。 -
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最後まで読んで?
最初や中盤は何かイマイチだなぁ…とは思っていましたが、最後はよかったです。
巻き込まれた側もなんだかんだで幸せそうになっているだろうし。
魔王軍勢力は…かわいそう。