あらすじ
【電子版巻末には叶世べんち先生による上下巻連結イラストをそのまま収録!】
ジグが飛ばされた、無法の街・ストリゴ。そこで出会ったのは新たな魔女・シャナイアだった。
ハリアンに戻るためにストリゴからの脱出を図るジグに、シャナイアは協力を申し出る。
シアーシャ以外で初めて会った魔女の、思惑の読めない行動に戸惑いながらも、ジグは彼女と行動を共にすることに。
時を同じくして、ハリアンに残されたシアーシャも、ジグを追ってストリゴへ足を踏み入れる。
人の悪意が渦巻く街で、二人の魔女は邂逅を果たす――
読みやすく読み応えもある、ちょっとライトなハードファンタジー。
依頼をこなす為なら殺しも厭わない、金次第でどんな仕事も引き受ける孤高の傭兵・ジグ。
災いをもたらす存在として、人々から忌み嫌われ住処を追われる孤独な魔女・シアーシャ。
ひょんなことで出会った異色コンビが、誰も知らない異大陸を目指すことにはじまり、様々な騒動に巻き込まれたり起こしたりするお話。
王道のハイファンタジーと異世界転生ものをあわせたような作風で、重厚感がありつつとっつきやすさもあり、シリアスと思いきやコミカルさもある、なんとも独特の味わいのある文体がGOOD。
妙に著者のこだわりを感じる白熱のバトルシーン、無骨なジグと常識に疎いシアーシャのちょっとしたやりとりの微笑ましさも推しポイント。
王道ファンタジー好き、異世界転生もの好き、そしてバディもの好きな方にもおすすめの一作。
感情タグBEST3
匿名
ホラーかな
カークさんがここ最近頻繁に恐ろしい目に合っているような気がする。闇夜にあれは普通に怖いわ。
今回出でくる新しい魔女とも仲良くなって、ジグに両手に花が出来るのかなとも思ったけど、ある意味予想通りでしたね。
結果はあれでしたが、魔女2人に日常的に振り回されるジグも見てみたかったとは思います。
シアーシャ
6巻は上下ともにシアーシャさん良い味出しまくってますね!
シアーシャが徐々にジグに近づいていくにつれ、いま絶対まずいよ、早く逃げてー、と思いながら読んでました
ラストは予想外の展開!この後にまだこの方のお話続くのかな?次巻も楽しみです