内田英治のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレひさびさにこういうラストの本を読んだので打ちのめされた。
最後に望みを叶えられた凪沙が不幸だったとは言い切れないけど、幸福だったというには辛いことが多すぎる。
一果はこれから世界に羽ばたいて成功するかもしれないししないかもしれない、瑞貴は政治家になってみんなの生きやすい世の中を作っていくかもしれないし、そもそも選挙で勝てないかもしれない。
ハッピーなのかアンハッピーなのか分からない。冷たいような、しかし底の方でじわじわと熱を持っているような、なんとも落ち着かない読後感。
LGBTs的なことで言えば、この作品が「リアリティがない」と評価されるような世の中であってほしいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレウェディングプランナーとして働く輪花は憧れていた恩師の結婚を機にマッチングアプリを始めることに。マッチングした吐夢は、実際会ってみると不気味な男で、ストーカー化する吐夢に輪花は悩まされていく。そんななか「アプリ婚」した夫婦が殺される連続殺人事件が相次ぎ…。
映画の原作本。基本映画と同じ内容だが、映画よりも吐夢の内面が細かく描かれている。テレビで見たのでカットされているだけかもしれないが、マッチングアプリの運営会社の影山の上司・和田の存在感が映画よりあった。それによって輪花の美人っぷりが強調されているのかも。怪しい人間を増やす意図もあるのかな。
輪花の男運の無さが心配。憧れてた先生はいい男だったっぽいけど…。