立川志の輔のレビュー一覧

  • 学校に行きたくない君へ
    不登校というテーマを通じて、インタビューされる側の人生観もすくい上げる一冊。
    囲い込まれた環境で、今そして過去に辛い思いをした人に確実に届く力を持っている本だと思う。
  • 大河への道
    51歳で隠居し、そこから天文歴学や測量学等を学び、日本全国を歩いて測量し『大日本沿海輿地全図』を作った伊能忠敬を題材に、立川志の輔さんが落語にした「大河への道ー伊能忠敬物語ー」の小説版。まさかそういうオチだったのかと、落語も聴いてみたいなと思った。それにしても、『大日本沿海輿地全図』が完成する数年前...続きを読む
  • 大河への道
    いやはや、伊能忠敬の執念というかすごい人だったことがこれでもか、これでもかと詰まった一冊。落語の原案というだけあってかなり緻密なお話で、オチもバッチリ。チュウケイさんと私まで言ってしまうほどにひきこまれ一気読み。大河いけるよこれは!!!
  • 大河への道
    映画も面白かったけど、小説も読みやすくて面白かったです。小見川出身の人に地元では本当に「ちゅうけいさん」て言うらしいと聞いて感動しました。
  • 大河への道
    伊能忠敬を大河のドラマにというプロジェクトをこなすために奮闘する香取市の職員とライター。その中で伊能忠敬を取り巻く人の奮闘ぶりが滲み出して、最後はプロジェクトの話に戻って面白いオチになる。簡単に読めて面白い一冊。
  • 大河への道
    俳優たちの過剰な演技がない分、小説の方が純粋に話を楽しめた。端的にまとめられていて、良い歴史ミステリー。これは秀逸。
  • 大河への道
    映画観に行って観終わって気になって買って読んだ。
    やっぱり映画は原作とはちょっと違う(発案くらい?)のだな。映画は映画で楽しんだけど、原作やっぱり面白い。短いのが残念。と言うのか、伊能忠敬がそれだけ大きかったと言うことか。
  • 学校に行きたくない君へ
    大変温かい空気をまとった本だった。

    「数々の著名人も、昔は不登校だったんだ。まぁそうだよね。学校って息苦しいもんね。友だちは楽しいけど。」
    みたいな安心感をくれる。

    一人一人インタビューコンパクトなのに人柄が出ていてイイ感じだ。


    但し、こんなに自分に自由に生きている方々の紹介の文章が、
    まさ...続きを読む
  • 大河への道
    伊能忠敬ストーリーを大河に推薦するために、千葉県香取市の池本と木下が奮闘する話であるが、最後は落語らしい、ほろ苦いようなクスッとするオチになっている。
  • 大河への道
    伊能忠敬を大河ドラマで取り上げてもらうために、伊能忠敬や彼を支えた人々を掘り下げていく、市役所の職員と脚本家。
    熱くて、真っ直ぐで、気持ちの良い小説だった。
  • 大河への道
    落語が元になっているだけあって、とにかく面白いです。拍子がよくて、流れもあって、引き込まれます。なにより、人と人とのかかわりあい方がいい塩梅。大河ドラマにしたいよね…と奔走する現代の人たちと、大河ドラマになるんじゃない?と主人公(仮)の伊能忠敬さん及び周辺の人たち。映画を観るか、噺を聞くか…どちらも...続きを読む
  • 学校に行きたくない君へ
    樹木希林さんと内田也哉子さんの「9月1日」の元ネタとも言える『不登校新聞』。その編集部員達によるインタビュー集。

    不登校にまつわる不安や悩みをさまざまな著名人にぶつけてみる、その会話が凄く面白くて、素敵な言葉がたくさん引き出されていた。

    私自身は親だから、もちろん不登校の子の親目線で考えることも...続きを読む
  • 学校に行きたくない君へ
    いろんな考えがあるなと思いつつ、根底にあるのは「生きていてほしい」ということ。生きづらいと悩んでいる人も生きていれば自分が生きられる場所って必ず見つかるんだと思うの。
  • 学校に行きたくない君へ
    学校に行かなくたって大丈夫だよ。そう語りかけてくれる温かい本だった。学校を休むことに引け目を感じている人、苦しい思いを持っている人などにこの本を読んでもらえたら良いなと思った。表紙絵もほっとできる優しい絵だった。
  • 学校に行きたくない君へ
    教師目指してるけど、学校以外にも子供の居場所ってたくさんあるし、学校以外で好きなこと見つけられたらいいよねって思った。「世の中の普通」に固執するんじゃなくて、一人一人顔とか体が違うように、生き方の違いも認められる人間になりたい、そういう風に生徒達も思えるような教育をしていきたいと感じさせられた。
  • 学校に行きたくない君へ
    生き続けなきゃもったいない! 不登校の若者たちが体当たりで引き出した、樹木希林をはじめとする人生の先輩たち20名の本音のインタビュー集。『不登校新聞』掲載記事を加筆修正し、書き下ろしを加える。

    樹木希林のインタビューを読みたくて借りたもの。心に響きます。
  • 大河への道
    立川志の輔の新作落語を小説に仕立てたこちら。実質3時間くらいでさくっと読めちゃう。正直感動も感心もしないけど、読むのは苦じゃないから時間があればどうぞ。
  • 大河への道
    映画 2022/6/10 立川シネマシティにて鑑賞

    史実でも、将軍家斉は、高橋らの伊能組を劇的に許したのだろうか?
    でも、あの仕事を見せられては処罰はできないよな
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。
    遠回りしたからこそ、得られるものがある-。不登校の若者たちが体当たりで取材した、谷川俊太郎をはじめとする人生の大先輩たち17名のインタビュー集第2弾。『不登校新聞』掲載記事を加筆修正し、マンガ等を加える。

    取材相手がピンとこない人が多かった。
  • 学校に行きたくない君へ
    不登校に悩んできた人の話しの本です。

    親の立場から読みました。子供が生まれたときから、子供が不登校になったときには学校が全てではない、ということは伝えたいとはかねがね思ってます。

    はじめは引きこもりであってもいい。ただ引きこもりのままは良くないとおもう。
    不登校になったとき、学校以外の選択肢がそ...続きを読む