松素めぐりのレビュー一覧

  • 保健室経由、かねやま本館。7

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    このシリーズ大好きなので、7作目の主人公はどうかな~
    と、いきなりプロローグで、え゙…やっちゃったの??マジで⁉
    どきどきどきどき…
    どう終わらせるの⁉これ⁉

    続きはなるべく早めにお願いします

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    2024年04月04日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    児童書でも大人でも刺さりますね。
    学生時代を思い出す…。私もこの時代あったなー。湯治場行きたかったー。
    行かないでも素晴らしい友人の良いところを模範として生き直したから良かったけど

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    2024年03月30日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    かねやま新館の華世子は、とても悪いヤツ。むしのいいことを言って、子どもたちを惑わそうとしている。ひとりぼっちでさびしい気持ちでいるところにつけこもうとするのが、嫌だ。家の作り方もこわい。
    ぼくは、かなやま本館には呼ばれないと思うけれど、新館に呼ばれても絶対に行かない。本館の、あったかい人がいっぱいいるところが好き。
    人の気持ちは難しい。ぼくはしょっちゅう怒るけど、落ち着いて周りの人の話していることを聞くと、その人の気持ちや言いたいことがわかる気がする。ついムキになって、話が聞けなくなるから、相手の気持ちを考えるようにしたいと思った。(小6)

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    2024年03月19日
  • 保健室経由、かねやま本館。7

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    5.6年から。テラジ先輩のおかげで、どん底から這い上がった一平。だが、2人の心の底では深い悩みを抱えていて、それぞれかねやま本館に呼ばれる。
    掴みの華夜子を思わせる入りに心奪われ、一平の生い立ちやテラジ先輩の思いに感情移入させられ、一緒に叫びたくなるこの読書は本当に自分と向き合う読書で快感。続編を思わせる終わり方に待ちきれなくなること請け合い。

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    2024年03月12日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    ネタバレ

    サーマとアリが銀山分館で再会したことが嬉しかったです。銀山本館が本当にあったらいいのになと思っています!後、GKがサーマを笑うなー!笑うなー!と追いかけていたことが最高におもしろかったです!

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    2024年03月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。7

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    巻数を追うごとに、凄みが増している。心が痛くなってしまうけど、とても面白い。大事なことを教えてくれる本。

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    2024年03月06日
  • おはなしサイエンス 宇宙の未来 パパが宇宙へ行くなんて!

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    不覚にも泣いた〜!!!小学校高学年向け!!ふりがなのない漢字も目立ちます!!
    宇宙旅行にかこつけてめっちゃいい家族見せつけられたい人におすすめ〜!!!

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    2024年03月04日
  • 保健室経由、かねやま本館。3

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    ネタバレ

    今回の主人公はイケてる・イケてないで人を判断する男の子と、波風たてないよう何でも飲み込んで作り笑顔の女の子。最初は男の子の見下す感じに腹を立てながらも、主人公2人が打ち解けていって自分に素直になったり人を励ましたりと成長していくところに惹き込まれていく。
    また今回はかねやま本館の謎と、規則その二を破った場合の顛末に迫る巻で、謎解き要素が多く面白かった!
    かねやま本館での大事な人との出会いは現実でもいつか起こる。お話の温かさや希望に癒やされます。

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    2024年02月19日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    ネタバレ

    自分の心に効く温泉と美味しいものが出てくるかねやま本館。行けるのは、休憩が必要で、銀山先生やかねやま本館の温泉に呼ばれた中学生だけ。温泉につかりながら、傷ついたり自分のモヤモヤドロドロ醜い部分を見たり嫉妬したりの心と向き合っていく。
    良かったのは、出てくる中学生が等身大で、お話しや心情にスッと入っていけること。出てくる人間関係のぎくしゃくや、相手のことを許せない、でももうこんな気持ち手放したい!とせめぎ合う気持ちは、きっと誰もが経験あるのでは。
    癒されて元気の出る本でした。

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    2024年01月13日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    面白かった〜!読みはじめは平坦な感じがするので読みきる気力が要りますが、中盤から五感と心に訴える描写が身に染みてとても良いです。物を隠されるとかケガをする、させてしまうとか、目に見えやすいトラブルばっかりじゃなくなった今の学校の空気をよく描いておられると思います。
    文体は読みやすさを重視しておられ、長い文章はありません。展開も文学少年少女にはライトすぎるかもしれませんが、メッセージ性が強いので読んで面白くないことはないんじゃないかな〜。

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    2024年01月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。5

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    しっかりもので、我慢強いミキの気持ちに感情移入してしまって、後半でお決まりの大号泣。
    はあデトックス。
    ボンちゃんがいい味出してたね。

    ここにきて、悪役らしい悪役が登場する。
    新館の存在が今後キーになっていくのかな。

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    2023年10月16日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    今回もめちゃくちゃ面白かった!!
    中学生たちの心と身体の休憩所、かねやま本館のシリーズ。
    毎回、かねやま本館を訪れる主人公は変わっていきますが、等身大の悩みがじっくり描かれていて、それぞれを応援したくなります。

    今回こそ泣くまい、と思っていたのに結局泣いたもんね。特に今作は、わたしが長女なので姉視点がどうしても入ってしまって。
    シリーズどこから読んでも大丈夫、と銘打ってはいるけれど、5巻以降は新館の存在もあり、前作までを読んでいた方がいいのでは?と思います。
    …というわたしが、5巻を飛ばしていたという事実…またやってしまった…

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    2023年10月09日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    「さぁ、ゆっくり休んどいで。あんたには正しい休息が必要」

    小学校時代人気者だった「サーマ」こと佐藤まえみ。父の転勤に伴い東京の中学へ入学。どこでも人気者になれると信じていたのに最近なんだか友達がよそよそしい……そんな彼女が見つけたのは「第二保健室」。そこは不思議な世界への入り口だった。

    何かといろいろなことに疲れてしまう現代。子どもたちの生きる世の中も私たちが子どもの頃とは大きく変わってしまったように感じます。学校や家以外の第三の場所があればいい。「第二保健室」はきっとそんな場所。児童書ですが、大人にも読んでほしい1冊です。きっと心も身体もほぐれるはず。

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    2023年08月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    シリーズ6作目。
    下の子ばっかり可愛がられる→悪態をつく→嫌われるの悪循環。
    中学生の頃は、わかっていてもそうなってしまうお年頃なのかも。
    まだ幼く自分中心に過ごしていた時代から、他の立場の人を考えられるようになっていく過程がうまく描かれていた。
    「自分の物語と他人の物語が重なる瞬間がある」っていうのは本当にそうだと思う。
    そういう瞬間を大事にしたいなと、大人が読んでも色々と気付きのあるシリーズ。

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    2023年06月25日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    5.6年から。水のように自然とすーっと入ってくるこの文章は、下手に飾ることも大袈裟にも重くもなく、等身大の自分に投げかけてくれるところが特に好き。だからこそ、心に響いて、温かいまま残るのだと思う。5巻よりも設定の繰り返しの重複を避け、違う形から設定をさらりとかわしてくれるところもすごく良くなった!大人までおすすめ。

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    2023年06月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    言葉が鮮やかで読んでいてワクワクします。
    挿絵もかわいくて、この本のイラストレーターであるおとないちあきさんのイラストの本はたくさん読みます。

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    2023年05月07日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    ネタバレ

    とってもいいお話だった。心に悩みを抱える
    主人公と不登校の兄の、心に染みる物語。


    主人公のサーマ(佐藤まえみ)は新潟生まれ。でも、東京に転校することになる。人気者だったサーマは、「東京でも上手くいく」と言われていたし、自分でもそう思っていた。ところが、舞希率いる仲良しグループに
    「サーマってなんというかちょっとしんどい」
    と言われてしまい…
    保健室に行こうとしたサーマ。
    すると不気味な白衣のオバさん、銀山先生に、
    「ちょっとちょっと、あんたはこっち」と手招き
    され、「第二保健室」に行くことに。
    そこは中学生専門の湯治場、
    かねやま本館だった…!

    そこで出会うアリという少女と仲良くなっていく
    サーマ。また、クラスの人気者になった舞希。
    不登校の兄、慈恵の胸の中。

    だんだん明らかになっていくかねやま本館の秘密。
    温泉のさまざまな効能。
    忘れてしまうあだ名。
    破ってはいけない2つの規則。
    定められた有効期限。

    キヨって一体何者なの?
    舞希の思っていたこととは?

    読者をワクワクさせる展開がてんこもりの
    少し不思議なお話。
    心に悩みを抱えている人はぜひ読んでみたら?

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    2023年05月02日
  • 保健室経由、かねやま本館。4

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    4作目は、はじめてかねやま本館からの視点。
    いままで謎に包まれてきたかねやまの裏側がたっぷり描かれる。新キャラ、クジョーもとてもよかった。
    クジョーの孫への想いに胸を打たれる。

    基本的に一巻完結なので、どこから読んでもいいんだけど、それでもやっぱり3.4巻は1.2巻を読んでいた方がいろんな伏線を楽しめるんじゃないかなあ。

    このシリーズ、毎回クライマックスにかけての畳み掛け方が尋常じゃない。今回こそは泣くまいと思ってたのに、やっぱり泣いてしまった。

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    2023年03月24日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    5.6年から。中学生が主人公だが、読みやすい文体と面白い設定で小学生も楽しめる。ちなみに、4回ほどリピ読み。児童にも、先生にも好評。大人も子どももその環境で心を置いて頑張ったり、背伸びしたり、自分を見つめ直したり、、、1人でいる心を愛情いっぱいに抱きしめてくれるような優しいこのシリーズが好きです。

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    2023年03月21日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    最初は今風な文体に、少々戸惑いを覚えましたが、次第にそんなのどうでも良くなり、読み終えた後に、改めてこれは画期的というか、目から鱗の素晴らしいアイデアだと思い、全ての中学校(出来れば高校も)に温泉作ってくれって、本気で思いました。
    ただし、予約制で、一度に入れるのは二人までということで。


    『あたしたちにとって、教室で起こること、友達からの評価はすべてであり、ちょっとした失言が、ささいな失敗が、命取りになる』

    客観的に思えば、絶対ではないということになるのかもしれないが、あくまで、それは当事者の視点でないと分からないことであり、しかも、多人数で閉鎖的なクラス内において、ただでさえ、多感な年頃の子達が集まって、多数派少数派のグループが形成されていく過程を目の当たりにするのだから、ここで繰り広げられている事のみが、正解で絶対なんだと思ってしまっても仕方のない事だと思う。

    しかし、これも客観的に間違っていると思い、何故なら、そもそも正解なんて無いのだから、たとえ、それに共感できず異を唱える子がいても、「なんで?」ではなくて、当然なのであり、そこにひとつの問題点があると、私は思うのです。

    たとえば、本書の主人公「佐藤まえみ」こと、「サーマ」の場合、仲良しグループの中で浮き始めてしまい、なにかを言うたびに、みんながちょっと黙って顔を見合わせて、やがて「ちょっとしんどい」と言われてしまうのだが、サーマはこの致命的な台詞を言われる前から、自分の立ち位置を既に意識し始める、繊細な女の子で、何とかしようと気遣いを続けたあげくにたどり着いたのが、下記の思い。

    『一生懸命がんばって、良い人間でいられるよう努力してきたけど、それを認めてもらえないなら、いっそのこともう嫌なやつでいい』

    これは性格的な問題もあるとは思いつつ、未だに私も実感することで、ならば、なぜ良い人間でいたいのかとか、認めてもらいたいのかって思うのかというと、自分の存在を認めて欲しいからであり、自分もこの世界の一員であることを実感したいからであるのだが、まあ、無理に頑張らなくてもいいんだし、良い人間って何だよ、というのが、大人になった私の思考法であり、それでも無意識にそう感じるのは、まだまだ私の視野の狭さがそうさせているのだと、実感しております。

    ただ、サーマの場合は、なんだろうな。
    サーマの所為だとは思えないんだよね。
    私、中学の頃とかは、大人になったら完璧な人もいるんだろうな、なんて思ったこともあるけれど、そんな単純じゃないよね、人間って。見た目とは裏腹に、頭の中で私には想像もつかない事を考えていたりさ。

    そもそも、何を持って完璧というのか分からないし、それと、それぞれの幸せが必ずしも一致するとは限らないし、一見、理解し難い事に於いても、自分事にたとえて考えてみれば分かってみたりとか、そうした気付きを中学生たちに口頭で伝えて促してみるのは簡単だけど、それを自分事にすることとは、全く別物であると私は思い、そこには体感してみないと、どうしても心まで届かないものもありそうな気がするし、やはり、限られた環境がそうさせている部分も否めないと思うから、サーマは努力するしかないと思ったのだし、兄の「慈恵」に関しても、そうした目に見えるものしか見ていないことから生まれた悲劇だと感じ、やるせない。


    そこで、そうした気付きを促すのに最適なのが『温泉』で、まずはゆっくり疲れを取るところから始めて自分自身を開放し、疲れが取れれば心に余裕が生まれ、自分自身を見つめ直すことができて、更に裸の付き合いという凄い作用によって、温泉で出会った人との会話というのは、何故か心を開かせる作用があるようで、ここでは自分も他人も真っ新な心境になれるから、まさに、これまでの膿を洗い流して、生まれたてのような新鮮な視点で物事を見ることが出来るからこそ、あんなに気さくで心温まる雰囲気になるのだと思い、本書の「かねやま本館」では、これを、その時の悩みに適した効用を設定することで、より分かりやすく教えてくれており、この多様な効用を見るだけで、人間は単純ではなく、とても複雑で繊細な生き物なんだということが実感できて、これは意外にも学校では教えられなかった気がする。


    『気持ちを相手にぶつけることは、いいことではないかもしれない。でも、それと、自分の気持ちを吐き出すことは、ぜんぜん違うものだと思う。苦しい気持ちは上手に吐き出せばいい』

    『怒りたいときは怒っていいし、泣きたいときは泣いていい。がまんしなくていい』


    また、同じ効用(悩み)の温泉に他の人が居合わせる場合もあり、そこでは、自分一人ではなかったんだという、自分の存在を認められた気持ちになり、明るく見える子だって、いろんな思いを抱えているし、自分と似たもの同士の存在を知ることができることは、自分を見つめ直すことの大切さも教えてくれて、まさにそれは、自分以外の人の行いを見ないと、なかなか気付くことのできない貴重な機会だと思い、ファンタジーとはいえ、こうした提示には色々考えさせられる。

    しかし、これでもまだ納得できない部分が、サーマにはあって、それは私も痛いほど共感できるのだが、この納得できない事の表現の仕方が素晴らしいと感じ、ネタばれにならないよう、ちょっとだけ掲載すると

    『もう戻ってくんなよー』
    誰かが小声でそう言った。

    台詞の内容も酷いが、ここで重要なのは、実はこの後に続く文章であり、これは我慢できなかった。
    そう、その通りなんだよ。
    その通りすぎて、すっきりするのかと思ったら、全く逆の気持ちになり、まさにこれが、 

    『自分ごとのように考える』

    ってことだと感じ、私も昔、あれだけの酷いことをされて、絶対に許せないとか思っていたけど、こうして小説の形で、その望みが実現されたのを読んでみると、悲しみしか湧き上がってこなかった。


    自分がされて嫌だと思った事を、相手にすればどう思うのか?

    答えは歴然としてますよね。
    でも、それが分からなかった。
    というよりは納得できなかった。
    こういうところは、おそらく、こうして文章にして書かないと認めないのかもしれないし、私も今こうして、文章にすることで、また気分が違ってくるのを感じている。


    ということで、私の場合は、本から気付きを促すことが多くて、本を読んでいなければ今頃どうなっていたのか、想像したくもないが、改めて、本に感謝したい気持ちでいっぱいです。

    最後に改めて、かねやま本館の温泉の効能を記載することで、繊細で大切な問題を解決する糸口となってくれればと、願っております。


    傷ついた心が癒やされる
    自分のことを見つめ直すことができる
    本音でしゃべれる人がいる
    グループじゃなくて、ひとりずつ来るから、心の奥の奥を分かり合える
    ひとりじゃないってことを実感できる
    そのまんまの自分でいいってこと


    なおなおさん
    素晴らしい作品をありがとうございます。
    なおなおさんが、これを選んだ理由、分かったような気がいたしまして、読んでいる途中で、自然と涙が流れているのが、それを証明していると思いました。

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    2023年03月21日