松素めぐりのレビュー一覧

  • 保健室経由、かねやま本館。7

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    巻数を追うごとに、凄みが増している。心が痛くなってしまうけど、とても面白い。大事なことを教えてくれる本。

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    2024年03月06日
  • おはなしサイエンス 宇宙の未来 パパが宇宙へ行くなんて!

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    不覚にも泣いた〜!!!小学校高学年向け!!ふりがなのない漢字も目立ちます!!
    宇宙旅行にかこつけてめっちゃいい家族見せつけられたい人におすすめ〜!!!

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    2024年03月04日
  • 保健室経由、かねやま本館。3

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    ネタバレ

    今回の主人公はイケてる・イケてないで人を判断する男の子と、波風たてないよう何でも飲み込んで作り笑顔の女の子。最初は男の子の見下す感じに腹を立てながらも、主人公2人が打ち解けていって自分に素直になったり人を励ましたりと成長していくところに惹き込まれていく。
    また今回はかねやま本館の謎と、規則その二を破った場合の顛末に迫る巻で、謎解き要素が多く面白かった!
    かねやま本館での大事な人との出会いは現実でもいつか起こる。お話の温かさや希望に癒やされます。

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    2024年02月19日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    ネタバレ

    自分の心に効く温泉と美味しいものが出てくるかねやま本館。行けるのは、休憩が必要で、銀山先生やかねやま本館の温泉に呼ばれた中学生だけ。温泉につかりながら、傷ついたり自分のモヤモヤドロドロ醜い部分を見たり嫉妬したりの心と向き合っていく。
    良かったのは、出てくる中学生が等身大で、お話しや心情にスッと入っていけること。出てくる人間関係のぎくしゃくや、相手のことを許せない、でももうこんな気持ち手放したい!とせめぎ合う気持ちは、きっと誰もが経験あるのでは。
    癒されて元気の出る本でした。

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    2024年01月13日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    面白かった〜!読みはじめは平坦な感じがするので読みきる気力が要りますが、中盤から五感と心に訴える描写が身に染みてとても良いです。物を隠されるとかケガをする、させてしまうとか、目に見えやすいトラブルばっかりじゃなくなった今の学校の空気をよく描いておられると思います。
    文体は読みやすさを重視しておられ、長い文章はありません。展開も文学少年少女にはライトすぎるかもしれませんが、メッセージ性が強いので読んで面白くないことはないんじゃないかな〜。

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    2024年01月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。5

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    しっかりもので、我慢強いミキの気持ちに感情移入してしまって、後半でお決まりの大号泣。
    はあデトックス。
    ボンちゃんがいい味出してたね。

    ここにきて、悪役らしい悪役が登場する。
    新館の存在が今後キーになっていくのかな。

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    2023年10月16日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    今回もめちゃくちゃ面白かった!!
    中学生たちの心と身体の休憩所、かねやま本館のシリーズ。
    毎回、かねやま本館を訪れる主人公は変わっていきますが、等身大の悩みがじっくり描かれていて、それぞれを応援したくなります。

    今回こそ泣くまい、と思っていたのに結局泣いたもんね。特に今作は、わたしが長女なので姉視点がどうしても入ってしまって。
    シリーズどこから読んでも大丈夫、と銘打ってはいるけれど、5巻以降は新館の存在もあり、前作までを読んでいた方がいいのでは?と思います。
    …というわたしが、5巻を飛ばしていたという事実…またやってしまった…

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    2023年10月09日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    「さぁ、ゆっくり休んどいで。あんたには正しい休息が必要」

    小学校時代人気者だった「サーマ」こと佐藤まえみ。父の転勤に伴い東京の中学へ入学。どこでも人気者になれると信じていたのに最近なんだか友達がよそよそしい……そんな彼女が見つけたのは「第二保健室」。そこは不思議な世界への入り口だった。

    何かといろいろなことに疲れてしまう現代。子どもたちの生きる世の中も私たちが子どもの頃とは大きく変わってしまったように感じます。学校や家以外の第三の場所があればいい。「第二保健室」はきっとそんな場所。児童書ですが、大人にも読んでほしい1冊です。きっと心も身体もほぐれるはず。

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    2023年08月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    シリーズ6作目。
    下の子ばっかり可愛がられる→悪態をつく→嫌われるの悪循環。
    中学生の頃は、わかっていてもそうなってしまうお年頃なのかも。
    まだ幼く自分中心に過ごしていた時代から、他の立場の人を考えられるようになっていく過程がうまく描かれていた。
    「自分の物語と他人の物語が重なる瞬間がある」っていうのは本当にそうだと思う。
    そういう瞬間を大事にしたいなと、大人が読んでも色々と気付きのあるシリーズ。

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    2023年06月25日
  • 保健室経由、かねやま本館。6

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    5.6年から。水のように自然とすーっと入ってくるこの文章は、下手に飾ることも大袈裟にも重くもなく、等身大の自分に投げかけてくれるところが特に好き。だからこそ、心に響いて、温かいまま残るのだと思う。5巻よりも設定の繰り返しの重複を避け、違う形から設定をさらりとかわしてくれるところもすごく良くなった!大人までおすすめ。

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    2023年06月10日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    言葉が鮮やかで読んでいてワクワクします。
    挿絵もかわいくて、この本のイラストレーターであるおとないちあきさんのイラストの本はたくさん読みます。

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    2023年05月07日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    ネタバレ

    とってもいいお話だった。心に悩みを抱える
    主人公と不登校の兄の、心に染みる物語。


    主人公のサーマ(佐藤まえみ)は新潟生まれ。でも、東京に転校することになる。人気者だったサーマは、「東京でも上手くいく」と言われていたし、自分でもそう思っていた。ところが、舞希率いる仲良しグループに
    「サーマってなんというかちょっとしんどい」
    と言われてしまい…
    保健室に行こうとしたサーマ。
    すると不気味な白衣のオバさん、銀山先生に、
    「ちょっとちょっと、あんたはこっち」と手招き
    され、「第二保健室」に行くことに。
    そこは中学生専門の湯治場、
    かねやま本館だった…!

    そこで出会うアリという少女と仲良くなってい

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    2023年05月02日
  • 保健室経由、かねやま本館。4

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    4作目は、はじめてかねやま本館からの視点。
    いままで謎に包まれてきたかねやまの裏側がたっぷり描かれる。新キャラ、クジョーもとてもよかった。
    クジョーの孫への想いに胸を打たれる。

    基本的に一巻完結なので、どこから読んでもいいんだけど、それでもやっぱり3.4巻は1.2巻を読んでいた方がいろんな伏線を楽しめるんじゃないかなあ。

    このシリーズ、毎回クライマックスにかけての畳み掛け方が尋常じゃない。今回こそは泣くまいと思ってたのに、やっぱり泣いてしまった。

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    2023年03月24日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    5.6年から。中学生が主人公だが、読みやすい文体と面白い設定で小学生も楽しめる。ちなみに、4回ほどリピ読み。児童にも、先生にも好評。大人も子どももその環境で心を置いて頑張ったり、背伸びしたり、自分を見つめ直したり、、、1人でいる心を愛情いっぱいに抱きしめてくれるような優しいこのシリーズが好きです。

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    2023年03月21日
  • 保健室経由、かねやま本館。

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    最初は今風な文体に、少々戸惑いを覚えましたが、次第にそんなのどうでも良くなり、読み終えた後に、改めてこれは画期的というか、目から鱗の素晴らしいアイデアだと思い、全ての中学校(出来れば高校も)に温泉作ってくれって、本気で思いました。
    ただし、予約制で、一度に入れるのは二人までということで。


    『あたしたちにとって、教室で起こること、友達からの評価はすべてであり、ちょっとした失言が、ささいな失敗が、命取りになる』

    客観的に思えば、絶対ではないということになるのかもしれないが、あくまで、それは当事者の視点でないと分からないことであり、しかも、多人数で閉鎖的なクラス内において、ただでさえ、多感な年

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    2023年03月21日
  • 保健室経由、かねやま本館。3

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    3作目、最高傑作なのでは?


    ついにかねやま分館が現れたシリーズ3作目。
    正直いって、キヨや小夜子さんの事実はそんなに驚きはなかったけど、登場人物たちの気持ちに寄り添って物語を進んできた読者に、最高の答えを示してくれたようにおもう。

    なによりチトの伏線回収よ!
    大終盤!エモすぎて悲鳴あげた

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    2023年03月19日
  • 保健室経由、かねやま本館。2

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    たぶん泣く話じゃないんだけど、
    泣きながら読んだ。とくに漫才のところ。

    休む必要がある中学生に現れる不思議な湯治場かねやま本館。一冊完結になってるみたいなので、どこから読んでもよさそう。

    この話は、かねやまで出会った2人が漫才コンビを組むお話。はーたのしかった。

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    2023年03月12日
  • 保健室経由、かねやま本館。5

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    樹生がさびしかったときとか、お父さんやボンと話せたときとか、泣きそうになった。樹生は、本当はつらいのに、すごいがんばってたんだと思う。
    かねやまシリーズは、どんどんおもしろくなる。
    華世子は、銭天堂のよどみちゃんっぽい。これからどうなるのか気になる。(小5)

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    2023年01月29日
  • 保健室経由、かねやま本館。5

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    シリーズ5作目。
    今回はどんな展開になるかと楽しみにしていたら、
    新たにかねやま新館が登場。
    本館とは真逆の設定で、ちょっと怪しげな雰囲気。
    続編で謎が明かされていきそう。

    主人公のミキは弱音を吐くな、人に頼るなと教えられてきた。
    大人になりたい気持ちが膨らむ中学生は、人に甘えたり弱さを見せることがかっこ悪いと思うのかもしれない。
    そんな子にこそかねやま本館は必要なんだろうな。

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    2022年11月28日
  • 保健室経由、かねやま本館。2

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    みんなで「どんなおにぎりがいやか」を話していたシーンが一番好きだった。すごく楽しそう! おいしそうなおにぎりを食べながら、そんなことができるなんて、うらやましい。ぼくも、やってみたい。
    アツが、規則を破っちゃったのが、かわいそう。すごいつらいかんきょうだと思う。ぼくは、めぐまれてるなって思った。最後2人が出会えて、ほんとにうれしかった。(小5)

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    2022年10月30日