【感想・ネタバレ】保健室経由、かねやま本館。7のレビュー

あらすじ

――とうとう「かねやま新館」を選んだ子が!? ドキドキの新展開!
第60回講談社児童文学新人賞受賞作『保健室経由、かねやま本館。』のシリーズ第7巻目!

●主な内容
一平には両親がいない。父親は幼少期に、母親はつい最近、一平を捨てた。
荒れた一平を救ったのは、先輩のテラジにすすめられてはじめたキックボクシングだった。
生まれ持つ「恵まれた」体格で努力を重ねる一平は無敵で、一気にプチ有名人になる。
しかし、有名になればなるほど、みんなからの応援を受ければ受けるほど、「失敗したらどうしよう」「負けたらどうしよう」と不安が心を占めていくようになり、とうとうかねやま本館に呼ばれる。

同じ時期にテラジ先輩もかねやま本館に呼ばれていることが発覚。
ひょんなことから、先輩の「本音」を知ってしまった一平はショックを受ける。

ふたりは華世子と名乗る美しい女性から、「かねやま新館」に来るよう誘われる。
テラジはかねやま新館に相当心が傾いているようで…。

第7巻では、とうとう「かねやま新館」を選んだ子が!?
夢じゃなく現実だけど、期限や時間制限、規則がある「かねやま本館」。
なんの制限もなくいくらでも行けるけど、すべては幻の「かねやま新館」。
どっちも魅力的だし、どっちにも欠けている部分がある。
はたしてふたりは、どっちを選ぶ……!?

「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。

〇こんな子にオススメ!
□ 夢中になれるものを見つけたい!
□ 自分には「才能」がないから、努力してもムダだと思う
□ 正直、家族を苦手に思うことがある
□ 「かねやま新館」が気になる
□ 湯治場(トージバ)って、なに?
□ 「かねやま本館」に呼ばれた子たちの「その後」を知りたい!

〇編集部に届く、みんなからのアツイ感想!
・僕はこの本をよんで元気づけられています!(12歳)
・この本はとてもおもしろくて大好きですべて見ました。これからも、もっとシリーズをかいてほしいです。(11歳)
・中学になったらかねやま本館があらわれてほしいです。(10歳)
・主人公のつらさに共感して泣いてしまいました。(11歳)
・この作品に出会えてよかった。(14歳)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「夜明け前がいちばん暗い」。
7巻はまさかのいいところで終わるという噂を聞きつけて、8巻と一緒に読みます。
今回は泣かずに済むかと思ったけど、しっかり泣かされた。えらいよ、イッペー。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

今までで、1番ハラハラドキドキしました!
しかも続きが気になる終わり方…。
本館と新館について、さらに気になる内容で、どうなるんだろう!と大人でもワクワクしながら読むことができました!
早く続きが読みたい!!

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2024年08月16日

Posted by ブクログ

このシリーズ大好きなので、7作目の主人公はどうかな~
と、いきなりプロローグで、え゙…やっちゃったの??マジで⁉
どきどきどきどき…
どう終わらせるの⁉これ⁉

続きはなるべく早めにお願いします

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

5.6年から。テラジ先輩のおかげで、どん底から這い上がった一平。だが、2人の心の底では深い悩みを抱えていて、それぞれかねやま本館に呼ばれる。
掴みの華夜子を思わせる入りに心奪われ、一平の生い立ちやテラジ先輩の思いに感情移入させられ、一緒に叫びたくなるこの読書は本当に自分と向き合う読書で快感。続編を思わせる終わり方に待ちきれなくなること請け合い。

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2024年03月12日

Posted by ブクログ

巻数を追うごとに、凄みが増している。心が痛くなってしまうけど、とても面白い。大事なことを教えてくれる本。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

才能があるなしより、2人の家庭環境が…。ほんと親として責任持てないなら産むなよって強く思う。産むなら最後まで覚悟を持ってから産みなさいよ。

そして今回はお話が完結しなく気になるところで終わったので、次が気になる〜。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

本館にきたそれぞれの登場人物の立場からこんなことあったよな、誰でも一度はこんな気持ちになるよなと共感できました。続きが気になりすぎる終わりだったので、早く続編が出てほしいです!
また、裏表紙も懐かしい人たちが描かれていて、手に取った時からワクワクした気持ちになりました。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恵まれた体格を生かして努力し、人気者になったものの、勝ち組になるために努力し続けることに不安を覚える一平と、誘った一平がみるみるうちに才能を開花させるのを見て、自分の努力が報われないことが辛い先輩のテラジ。
二人とも「かねやま本館」に呼ばれるが。

才能の有無でハッキリ差がつくのは辛い。
みんなどこかで割り切って大人になるのだけれど、渦中にいると難しい。

そこに「悪魔のささやき」。次巻へ続く…… 

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2025年05月03日

Posted by ブクログ

児童書。シリーズ7作目。
今回はかねやま本館で知り合いに出会すという初めての設定。
自分の悩みや本音が湯気から浮かび上がるのを、知り合いに見られるのは気まずいだろうなぁ。
前回に引き続き、華世子が蝶になって子ども達を新館に引きずり込もうとして…
今までの作品と違い未完で終わっちゃったので、続きがとても気になる。
次作が早く出ますように。

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2024年03月13日

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