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※このシリーズは1巻完結型です。基本的には、どの巻から読んでも楽しめます。
〇下記にひとつでもあてはまる子は、必読!
□ お笑いが、好き!
□ 親友を探している
□ 将来の夢、何にしよう?
□ 運命って、あるのかも!?
□ 湯治場(トージバ)って、なに?
□ 「かねやま本館」に、行ってみたい!
〇あらすじ
――「だって、あいつ、いつも笑ってたから」
千葉尚太郎(通称:チバ)は教室で起こったささいな事件をきっかけに、クラスで空気のように扱われている。嫌われ者になり、とうとう人前で発言することができなくなったチバがたどりついたのは、中学生専門の湯治場「かねやま本館」だった。
ここでチバは、明るくにくめない赤毛の男の子「アツ」に出会い、意気投合、その日のうちにお笑いコンビを結成する。
いつも元気で人気者に見えたアツ。ところが、そんなアツが、制止するチバの腕をも、ふりきり、かねやま本館の「規則その一、紫色の暖簾はけっしてのぞいてはならない」を破ってしまった。チバの手元に残されたのは、アツが置いていった一冊の赤いノート、『俺様のネタ帳』。
このノートに、アツが規則を破った理由が書かれているのかもしれない。どうにかしてアツを救いたいチバは、意を決してノートを開く。
そこに書かれていた、親友・アツの驚くべき「悩み」と「本音」とは……!?
銀山先生って何者? かねやま本館って何? 温泉には効能が?
「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出合う怪しい人間や子どもたちとの交流、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向きあっていく、心温まる物語。シリーズ第二巻!
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※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
かねやま本館に呼ばれた気がして、二巻を。一作目を読んだのは二年半ほど前だった。
改めて読んでみると、「一日一回五十分、有効期限一ヶ月」、そして二度とは来られないという制限は、なかなかシビアに感じられる。でもそれは今もう四十代だから、「そんなんじゃこの積年の疲れは取れないよ〜」と感じてしまうだけで、もし中学生のときに出会っていたら、素直にそうかと受け取っていたのかな。
指定されたお湯に入ると、毛穴から何か悪しきものが出ていくような感じがして、そして黒い煙がわきたって胸を重たくしていたものの姿が見える。そして白い手ぬぐいに、お湯の効能を示す言葉が浮かび上がる⋯⋯。湯上がり後の休憩室では、ちょっとした交流と、おいしいおにぎり、お茶。
そんなふうに上手に休息ができて、その効果を実感するという経験を、若いうちにすることが大事なのかもしれない。疲れてるのがデフォルト?みたいになっちゃうからな。
Posted by ブクログ
毎日に疲れてしまった中学生専用の湯治場「かねやま本館」。
2巻の主人公は、お笑いが好きなチバとアツ。
「かねやま本館」の約束を破って消えてしまったアツを探す、
チバの邂逅と、チバ自身の悩みを乗り越える物語。
*
2人の心情がよく描かれている。
「かねやま本館」のあたたかさと、
さよさん、銀山先生の優しさに、胸が熱くなる。
*
誰も本当に「悪い」人はいない(と私は思う)。
だけど、それぞれの思いがぶつかることによって、
誰かを傷つけてしまったり、
トラブルになってしまったりする。
もちろんそれは、大人になっても同じこと。
だからこそ、中学時代の壁を乗り越える強さは必要だ。
ただ、まだまだ年齢的に危うい中学生には、
「かねやま本館」のような場所が必要なのだろう。
この1学期にいろいろあって学校を休みがちだった娘が
出会えたらよかったなぁと思ってしまった。
次の巻も楽しみだ。
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