若月京子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いつも言ってますが、ビジュアルがほんとに好みなんです。
今回は若月京子センセ原作の花嫁モノをコミカライズした作品でした。BLにおける花嫁ものは総じてぶっとびファンタジー。原作もあることなので、そのあたりはツッこまずに、気楽に楽しもうというスタンスで読むべきラブコメになっていました。
今までの作品は短編が多くてもの足りなさを感じることが多かったけど、さすがにシリーズもの原作がベースになっているだけあって、とっても楽しめました。
男の娘、というキャラは一歩間違えると女子そのものになってしまったり、TLでいいじゃんみたいになりがちだけど、そこはうまくクリアできていて気にならずに読めました。
ただ、 -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ回送先:町田市立忠生市民センター
本書の先発にあたる『海賊と囚われの王子』も本来ならばレビューしなくてはならないはずなのだが、これがイギュレーションを下回っているため評価することはない(BLの世界においての「当たり前」を踏襲するだけで真新しい議論や提案といったものがない)。
さて本書である。海賊ネタではおなじみとなった感さえある「拉致」(どのBLもそういわないが実態としてはそうだろう)を「される側」の眼差しではなく、「する側」の眼差しと葛藤の中で描いている。する側の根底的な問題としてあげられる口べたは、単純に口べた(と「Boys don't cry」の残滓)なだけであって、これを -
-
-
Posted by ブクログ
ボンボン高校のヤリチン生徒会長 X 実は美少年、変装同級生?
小さい頃から男にモテモテの美少年・中神八尋が入学したのは全寮制男子高校。そこは上流家庭の子弟が通うセレブ校だが、生徒の大半がホモという超危険地帯!野暮ったい変装で美貌を隠し地味で平穏な学園生活を望む八尋だが、人気も俺様ぶりもナンバーワンという生徒会長の鷹司帝人に気に入られ婚約するはめに。だが、嫉妬と反感を募らせた帝人の親衛隊の嫌がらせが始まって…。
BL界ではよくある人里離れた全寮制男子校(笑)
美人な受・八尋は変装して学校生活をジミ~に送っていたのだけど、
攻・帝人と知り合ってしまった為に、
かまってくるようになって地味な生 -
Posted by ブクログ
母親の再婚相手の長男&高校生 X ぽややんな大学生 年下攻
「かなりぽややん」な冴は、母親の再婚で素晴らしく優秀な弟が、突然二人もできてしまった。特に上の恍司は、人見知りな冴のフォローをしてくれて、冴より大人っぽくてお兄さんみたい。でも毎夜、ベッドに潜り込んでくる。寝ぼける冴を巧みにまさぐり、イイ声で啼かせても、最後まではしない。訳を尋ねても、はぐらかして更に肌を撫でてくる恍司に戸惑うが、傷つけようとはしないし、嫌ってほどじゃない。それどころか傍若無人な指先が、臆病な冴の心の何かをこじ開け始めて...!?
レーターさんが佐々さんってのがまずポイントアップ(笑)
攻・恍司がいい男だね~高校生 -
Posted by ブクログ
内容『ある日、十波の父親が肩の部分に炎のような形の模様のある、ちょっと変わった子犬を拾ってきた。十波はその子犬に、「炎十郎」と名づけて、とても大事に可愛がる。だけどどんなに可愛くても、可哀想だが、発情期がくる前に去勢させなくてはいけない。同じ男として十波の心は複雑…。でも!心を鬼にして、十波は炎十郎に手術させることを決意。しかしその夜、十波と一緒に満月を眺めていた炎十郎が苦しそうに麻痺しはじめて―。 』
狼のエンが欲望に忠実過ぎて面白いです(笑)
十波君との間に子供作る気なんじゃないかってくらいやってます。
が、エンと同種の狼族との話なんかも絡んでくるので自然豊かな森林を想像しながら、夜に読