岸本聡子のレビュー一覧

  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    不登校の男の子と古着屋の店長の話から、「小さくてバラバラな店が町に無数にあるからこそ、システムからこぼれおちる差異にあふれた人たちの問題に関与しうる」という部分がとてもグッときた。

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    2025年04月11日
  • 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

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    公共の財産を民営化するリスクや実態をしれた。
    公営か民営か、何れにしても国民が関心を持って監視し、どのようにあるべきかを考えることが重要だし、そのような社会が成り立つ土台も整備される必要がある。

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    2025年02月12日
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    2024.04.20 読み応えがあった。コモンの自治が難しいという現実と、その一方で高い可能性があることを学ぶことができた。自分も実践しなければならない。

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    2024年04月20日
  • 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

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    海外での民営化した水道事業の問題はニュースで聞いていたが、再公営化の流れは知らなかった。事業を請け負った水メジャーが酷いことは間違いないが、民営化反対である著者の立場からの一方的な主張が入っているようにも見える。
    欧州で保守層や新自由主義陣営が掲げる小さな政府と日本の利益誘導型の政権与党の考え方は必ずしも一致しない。放っておいて国内で水道民営化が進んでいくようには思えない。また、保全管理や監査などしっかり規定することで民営化がうまく回るのではないかとも思う。

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    2023年07月07日
  • 私がつかんだコモンと民主主義

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    今まで社会運動というものにまったく関わりなく生きてきたので、そんな世界もあったのか…と新鮮でした。ただ、著者と同世代なせいもあり、仕事観や人生観みたいなところでは共感できる部分も多々あって、楽しく読みました。活動していたヨーロッパから日本に帰国して早々に杉並区長になったということなので、これからのお手並み拝見というところでしょうか。

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    2022年11月20日
  • 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

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    こういう「考え方」を売りにすれば杉並区長になれるんだ。と少し皮肉に思って読む。なぜなら、不都合な事実は触れていないこと。例えば、英国の労働党の党首だったコービンを押し上げたのは市民の力、特に若者の力だという。しかし、労働党は選挙で負け、「迷」宰相ボリス・ジョンソンを産み出す原動力になった事実にはふれていない。「イフ」には意味ないかもしれない。しかし、あまりにもバランスを欠くように思える。でも、こうしてあえて「バランスを欠いて」いることが支持者をもたらすのであれば確信犯として、こういう言説を「売り」にすべきなのかもしれない。こうした方の著作権にバランス感覚を求めるのは、八百屋で魚を求めるようなも

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    2022年09月29日
  • 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

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    大枠を捉えるのには役立った。メジャーの搾取的な経済活動については同意するが、域内で地産地消する場合も、中小企業経営者が搾取的に振る舞う可能性はある(実際にあるというのが個人的な認識)。根本的に変えるか、バランス論なのか。また、コミュニティへの参加コスト(個人の経済活動を削って、地域コミュニティに活動を供出)をどう考えるか。余裕のある人が担うモデルは、ブルジョア・知識層が活動する従来型であり、歴史的に見ても問題があった。もっと精緻な議論が必要と思った。

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    2022年09月21日
  • 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

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    ネタバレ

    海外の水道はほとんどが民営、は嘘。2012年で12%程度。
    PPP/PFI推進室に水メジャーが出向。
    コンセッション方式(公共施設等運営権方式)の運営権は物権。売渡もできるし担保も設定できる。
    関西空港の運営権料は、年間490億円。これが一時収入になるので、売渡側は打ち出の小づちに見える。しかし、災害対策は運営会社任せでおろそかになる。復旧も運営会社まませ。

    アイルランドは水道をすべて公費で運営。水のメーターがない。

    世界では水道は再公営化が進んでいる。そのほか、電力、地域交通、ごみ収集、教育、健康・福祉サービス、自治体サービスなど。
    パリの水道料金は、民営化後24年間で265%上昇。

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    2022年01月11日
  • 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

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    以前から「水道を民営化すると、サービスが低下し、料金が上がる」ということを言う人がいて、自分もなんとく「水道は民営化(コンセッション)しないほうがいい派だったのだが、一冊にまとまった本書を読んでその意を強くした。

    本書に掲載されたパリほか、欧州の事例を読むと、一度民営化すると再公営化がいかに困難かもよくわかる。

    契約上の違約金の問題もあるし、ノウハウの喪失という運営上のリスクが膨らむからだ。後者は、派遣社員任せにしたり、製造を海外に移管した普通の会社でも起こりがちな問題でもある。

    空港施設のコンセッションは、どちらかというと肯定派だったのだが、関空の事故では民営化のリスクを露呈してしまっ

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    2020年12月29日
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

    購入済み

    いまいち。

    精神病に関する記述については、実につまらん、と言うしか無い。まだ、読んでる途中だが。つまらなくて読み続ける気が失せる。
    著者は精神病棟の実際を知らないんじゃないのかな。私は中にいたけど、患者として。その経験から言うとこの人は実際を知らない。

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    2023年09月09日