岸本聡子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こういう「考え方」を売りにすれば杉並区長になれるんだ。と少し皮肉に思って読む。なぜなら、不都合な事実は触れていないこと。例えば、英国の労働党の党首だったコービンを押し上げたのは市民の力、特に若者の力だという。しかし、労働党は選挙で負け、「迷」宰相ボリス・ジョンソンを産み出す原動力になった事実にはふれていない。「イフ」には意味ないかもしれない。しかし、あまりにもバランスを欠くように思える。でも、こうしてあえて「バランスを欠いて」いることが支持者をもたらすのであれば確信犯として、こういう言説を「売り」にすべきなのかもしれない。こうした方の著作権にバランス感覚を求めるのは、八百屋で魚を求めるようなも
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Posted by ブクログ
ネタバレ海外の水道はほとんどが民営、は嘘。2012年で12%程度。
PPP/PFI推進室に水メジャーが出向。
コンセッション方式(公共施設等運営権方式)の運営権は物権。売渡もできるし担保も設定できる。
関西空港の運営権料は、年間490億円。これが一時収入になるので、売渡側は打ち出の小づちに見える。しかし、災害対策は運営会社任せでおろそかになる。復旧も運営会社まませ。
アイルランドは水道をすべて公費で運営。水のメーターがない。
世界では水道は再公営化が進んでいる。そのほか、電力、地域交通、ごみ収集、教育、健康・福祉サービス、自治体サービスなど。
パリの水道料金は、民営化後24年間で265%上昇。
欧 -
Posted by ブクログ
以前から「水道を民営化すると、サービスが低下し、料金が上がる」ということを言う人がいて、自分もなんとく「水道は民営化(コンセッション)しないほうがいい派だったのだが、一冊にまとまった本書を読んでその意を強くした。
本書に掲載されたパリほか、欧州の事例を読むと、一度民営化すると再公営化がいかに困難かもよくわかる。
契約上の違約金の問題もあるし、ノウハウの喪失という運営上のリスクが膨らむからだ。後者は、派遣社員任せにしたり、製造を海外に移管した普通の会社でも起こりがちな問題でもある。
空港施設のコンセッションは、どちらかというと肯定派だったのだが、関空の事故では民営化のリスクを露呈してしまっ -
購入済み
いまいち。
精神病に関する記述については、実につまらん、と言うしか無い。まだ、読んでる途中だが。つまらなくて読み続ける気が失せる。
著者は精神病棟の実際を知らないんじゃないのかな。私は中にいたけど、患者として。その経験から言うとこの人は実際を知らない。