城山真一のレビュー一覧
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評価レビューより読みたいと思って手に取りました!面白かったです!
予想できない一話一話どれも良かった。刑務官と受刑者との関わりや刑務官同士の探り合い、上下関係、出所後などなど
第四話 「ガラ受け」は久しぶり涙が滲む作品でした。
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元税理士のウェイターが相続の問題を解決する。最後の展開には驚いた。
それぞれに事情があって、でも生活しているという感じ。人物の描写が良いし、ストーリーも面白い。あっという間に読んでしまった。Posted by ブクログ -
資金難に苦しむ人からの依頼を受け、株取引を行い利益をもたらす投資の女神。ただし報酬は依頼人の最も大切なもの。
そんな「黒女神」の異名で呼ばれる二礼茜の活躍を描く経済サスペンス。シリーズ1作目。
第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
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その日、二礼茜...続きを読むPosted by ブクログ -
こういう丁寧に人生が描かれている作品にはステレオタイプの公安と一課の対立を持ち込む必要はなかったんではないかな。いくつもの流れがある中で最後はやっぱり家族の物語になった。思いの伝わる作品でした。Posted by ブクログ
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主人公は優秀なのに、公私でなかなかうまくいかない……。
そんな主人公だからこそ何度も迫られる選択肢への葛藤とストーリー展開によって、かなりサクッと読めました。
本当の最後のオチがまさにこの作品らしいなと思います。Posted by ブクログ -
この本の続編である『看守の信念』から読んだため、どのようなストーリー展開なのかは事前にわかっていた。刑務所内での受刑者同士、あるいは刑務官など人間模様をうまく描いており、続編を読んでいたことで、登場人物の背景を知りながら読み進められたのもよかった。刑務官の仕事とは、深い。読み応えあった。Posted by ブクログ
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金沢の刑務所を舞台に、様々な人間模様が描かれていくストーリー。刑務官と受刑者とのやり取りや、距離感を保ちつつも温かみある振る舞いにどんな状況においても人間には心が必要なのだと思った。特に第四話の『がて』が心に残った。Posted by ブクログ
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刑務所を舞台にした連作短編集。刑務所内で起こったトラブルを刑務官が解明していくのだが、どの話もスッキリと纏っており読みやすい。
最後には、おっ?と思わせるような叙述的な仕掛けも用意されていて楽しめた。Posted by ブクログ -
活字だからこその最後の種明かしが膝を打つ。
繋がり合う短編が大きなひとつの物語になってる。
刑務所という閉ざされた中での登場人物の心の揺らぎが
とてもリアルに表現されている。
Posted by ブクログ